荒仕上げの結婚指輪~プラチナを粗く仕上げたお洒落でレアな指輪

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いつもご観覧を頂きありがとう御座います
株式会社ジュエリーコウキの二代目、池田です

本日も結婚指輪の制作風景をたっぷりと
記事と写真でご紹介をさせて頂きます(^ω^)

荒く仕上げた結婚指輪をご紹介いたします
プラチナをヤスリで仕上げるという手法ですね
艶消しでもなく、光沢でもなく独特な雰囲気のある
プラチナ荒仕上げの制作工程を是非、ご覧くださいませ

すでにリング制作が終盤に入っておりますので
こんな感じの結婚指輪ですよ~と少しお見せいたします

DSCN1027

V字ラインの入ったV曲線のデザインです
そして女性の指輪にはダイヤモンドが埋め込まれます

写真の見た目で分かるかとおもいますが
良い感じでプラチナが荒く仕上がっております

こちらの指輪がどのような工程で作られるのか
Vカーブのデザインで荒仕上げの工程をお伝え致します

 

 

まずは、プラチナの鍛冶(鍛造・たんぞう)

トップ写真のような形になるまで、どれだけの
工程があるのか順を追って説明させて頂きたいのですが
鍛冶作業を細かくお伝えすると時間がとんでもなくw

簡単に流れを説明させて頂くとこういう流れです

プラチナの塊から金槌で叩いて、バーナーの炎で焼く、
その繰り返しでプラチナを成形していき板状にする、
そして板状になったプラチナを丸めて溶接してリングへ

鍛冶の様子を動画で鍛冶作業をまとめてありますので
コチラの動画をご覧ください→Youtubeプラチナの鍛造

こういう流れでプラチナを育てていくんですね(^ω^)
じっくりと時間をかけて地金が上質になるまで育てる
そうする事によって、プラチナが粘り強く育ちます!

 

このような工程で作った指輪の土台がコチラ
ロウヅケ(溶接)が完了したリングの状態です

DSCN1014

制作している結婚指輪のデザインはVタイプです
上の写真はまだフラットな平リングの状態なので
リング状になったプラチナをV型に曲げる作業になります

DSCN1016

曲線を造る工程(プラチナを曲げる工程)には
色々な方法がありますが今回はヤットコで曲げます
ちなみにヤットコとは小さいペンチみたいな工具です

万力(まんりき)にリングを強く挟み込んで固定をして
ヤットコを使って曲げていくのですが一気に曲げてしまうと
角度を合わせる時に修正が効かなくなるので少しづつ
微調整を繰り返しながらV曲線を作っていきます(^ω^)

DSCN1017

男性と女性の結婚指輪のV曲線が確定したら
金槌を使って指輪を叩いて丸く成形していきます

この時に結婚指輪を丸く成形するのと同時に
お客様の指定のサイズまで伸ばしていきましょう

手作業で指輪のサイズの微調整をしていくので
細かいサイズ指定も可能です(例えば10号半など)

 

サイズが確定したら指輪を削ります
結婚指輪の彫金(ちょうきん)作業です

この作業は、荒仕上げ(あらしあげ)では御座いません
荒仕上げにする工程は、制作の終盤になります<(_ _)>

DSCN1019

まずは結婚指輪の側面をヤスリで削ります

V曲線に曲げた時や、サイズまで叩いた事によって
リングの幅が広がっているので整えながら削ります

DSCN1020

整えて削るというのは結婚指輪の幅を指定の幅まで
削って、V曲線の角度を男性と女性で揃える事です
ちなみに今回の結婚指輪の幅は3.0ミリになっています

結婚指輪の両側・側面の彫金作業が完了したら、
いよいよデザインを作る為にリングの表面を削ります
荒仕上げの土台というか下地を作る大事な作業なんです

DSCN1023

まずは荒い目のヤスリで、センターを荒く削ります
荒い削りですが、まだまだ荒仕上げでは御座いません
デザインが指輪に刻まれていき形が表れていきます。

結婚指輪の全面をヤスリで荒く削っていきます
センターのVラインを荒く削ると全体のバランスが
分かってくるのでセンターと反対側の面も荒く削ります
センターの反対側は着け心地を考えて普通の甲丸です

DSCN1026

甲丸(こうまる)を作る時は丸さの角度が重要
結婚指輪の角を荒いヤスリで削り落としながら
丸い角度を作っていき、最終的に甲丸となります

DSCN1027

荒いヤスリで彫金作業を続けると写真のように
結婚指輪のデザインが荒くて渋い見た目になりました
しかしまだまだです。この状態では表面が荒すぎます

指輪の表面を良く見ると分かると思いますが、
深い傷、浅い傷、小傷などが残っているからなんです

DSCN1028

確かに荒くてワイルド好きにはたまらない見た目ですが
この状態で仕上げると傷に汚れが入るのでNGなんです!

長く身につける結婚指輪なので長持ちするように作るのも
作り手としての責任だと思います(このままの状態が良い
というお客様はOKです。超荒仕上げとなります)

 

次の作業は、指輪の内側を丸く削ります

DSCN1029

長く指につける結婚指輪は、指への着け心地が重要

現段階では指輪の内側はフラットな平なので
指の形に合わせるように(フィットするように)
ヤスリで丸く指輪の内側を削っていくんですね

荒いヤスリから目の細かいヤスリへ進みます
こうする事で指へのフィット感はもちろんですが
違和感なくずっと指に着ける事ができますね(^ω^)

DSCN1030

指輪の外側も内側も彫金作業が、ほぼ終了です
ほぼという表現は、荒仕上げにはもう少しの
手間を必要とする作業があるからなんですね~

荒仕上げの加工をする前にダイヤを埋め込む
スペースを作ります(ドリルで穴を開ける)
荒仕上げの前にダイヤの位置を決めておきます

DSCN1031

いよいよメインの工程です
結婚指輪を荒仕上げにします!

荒い目だったヤスリで仕上げた超荒仕上げの指輪
今度は荒い目から細かい目のヤスリを使用しての彫金

粗い目でリングを削ったので小傷がたくさんあります
その傷を上から消すように削るんですが、強く削る
のではなく優しく何度も上塗りをするように削ります!

DSCN1032

優しく何度も上塗りするように削るというのは何故か?
それは下地として「超荒仕上げ」があるからなんですね
超荒仕上げの下地があるからこそ荒仕上げが引き立ちます

力一杯に削ると、せっかくの超荒仕上げが勿体ない(汗)
超荒仕上げと荒仕上げの良い部分を融合すれば魅力も増します
こういう細かくて繊細な細工はハンドメイドだからこそ(^ω^)

DSCN1033

超荒仕上げの時と、荒仕上げの時との見た目の違いが
写真を見て比べてみるとハッキリと分かるかと思います
プラチナの全体の輝きがシャキーンと増したのが分かります

もう1つ、削る角度というか向きというか流れを(説明下手w)
同じにする事でミラーボールのような輝きの流れが生まれます

DSCN1034

これは超荒仕上げの時には出ない光のラインです
細かく同じ個所を、同じ力と流れで削る事によって
ミラーボールのようなキラキラとした輝きが生まれます

これは下地に、しっかりとした超荒仕上げがあるからこそ
その荒い時点から削る方向と流れを統一してあるんですね

彫金作業で結婚指輪の角が鋭利な状態になっているので
指が痛くないように角をキッチリと綺麗に削り落とします

DSCN1037

荒仕上げが出来たらダイヤモンドを埋め込みます

ダイヤモンドの石留め方法も何種類もありますが
今回はダイヤが1番大きく見える小さい爪留めです

ダイヤを完全に埋め込むレール留め(伏せ込み)も
可能ですがダイヤが小さく見えるので今回は爪留め

DSCN1038

DSCN1041

ダイヤの石留め部分を綺麗に仕上げたら
結婚指輪の荒仕上げ(表面)は完成となります

最後は結婚指輪の内側(指にあたる側)も荒仕上げ
状態になっていますが、内側はピカピカに磨きます!

さすがに内側も荒仕上げという訳にはいきませんので
着け心地が良いツルツルの鏡面仕上げにして完成となります!

DSCN1043

光沢でもなく、かといって艶消しでもない魅力
それが荒仕上げという手作業でしか出せない手法です

1つ1つ手作業なので同じ荒仕上げでも若干違います
これは削る力によっても角度によっても違うからです。

荒仕上げになるまでの一連の作業工程を見て頂いて
分かるかとおもいますが、手間が相当かかっています
だからこそ他では味わえないアートな雰囲気を味わえます

当店のホームページで販売している全部の結婚指輪は
すべて荒仕上げに対応できますので、荒仕上げをご希望の
お客様は商品番号○○○を荒仕上げでと伝えて下さいね(^ω^)

 

どの制作工程も熟練された自信のある職人技です!
ブログやFacebookの制作記事を見て、制作工程に
納得をしてから、私の創る結婚指輪をご購入して頂けると
作り手として嬉しいです!下記のWEBからご購入頂けます
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