結婚指輪-サイズで悩んでいる人に朗報!規格外の大きい小さい作れます

結婚指輪を鍛造で作る専門店、ジュエリーコウキ
伝統技法の鍛造リングを製造販売をする宝石店です

鍛造(たんぞう)とはリングの素材となるプラチナや
ゴールドを鍛冶作業で鍛えて造る日本伝統技法の1つ
刀を作るような作り方で作る、それが鍛造リングです。

師匠から弟子へ時代を経て受け継がれてきた技術です
全国でも数少ないごく一部の宝飾職人しか作れません。

ジュエリーコウキの二代目で、宝飾職人歴25年の
私、池田も鍛造技術を受け継いだ宝飾職人の1人です。

宝飾職人

今、ご覧頂いているブログも私が書いて更新しています
鍛造リングの紹介や鍛造リングの制作工程を書いてます
多くの皆様に鍛造リングの魅力を発信していきます(^^)

それでは本日の鍛造の結婚指輪の制作工程の記事ですが
前回の記事の続きになります。下記のリンクからどうぞ。

サイズが大きい結婚指輪&サイズが小さい結婚指輪の制作

 

【指輪のサイズが規格外でも作れます】

サイズが28号と、サイズが6号という結婚指輪です
指輪のサイズ差が22号差もあるので一般的に販売を
している普通の店では対応ができないお店もあります。

かなり指輪のサイズが違いますが、当店では手作りで
1つ1つ工房で私が作りますので、どんなにサイズが
大きくても小さくても作れますのでご安心ください!

出来合いの既製品の指輪を販売している店と違います
お客様の指にジャストサイズで指輪を作れるお店です
ちなみに2つの結婚指輪を比べるとこうなります(^ω^)

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結婚指輪のサイズの大きさの違いが写真で分かります
大きな指輪に小さな指輪が、すっぽり入って◎状態です

ここまでサイズ差があると2本の結婚指輪にデザインを
同じように入れる時に苦労はしますがプロなので大丈夫
2本の結婚指輪のバランスを考えながら手作りをします。

そして、前回のブログで彫金(ちょうきん)作業をして
プラチナリングをヤスリで削ってデザインを作りました
その彫金作業後の結婚指輪の姿がこうなりました(^^)

 

【ジャストサイズの結婚指輪になりました】

Vラインがセンターで交差するデザインになりました
サイズの大きさが、かなり違いますが違和感ナシです
2本のリングバランスとサイズバランスを考えて制作。

DSCN0871

リングフォルムのV字の曲げる位置、曲げる角度など
大きいサイズと、小さいサイズのバランスを見ながら
作っていくのでバランスをまとめる事が出来るんです。

例えば既製品の結婚指輪の場合に多い事例なのですが
結婚指輪の下にサイズ直しをする部分が予めあります

この部分がない場合もあります(のちほど説明します)
この部分でサイズ直しをしてお客様のサイズにします。

【結婚指輪のサイズ直し】

結婚指輪のサイズが極端に大きい場合や、逆に極端に
サイズが小さい場合など、結婚指輪の全体のデザイン
バランスが崩れる(歪む)事が結構あるんです(汗)

これは無理(強引)なサイズ直しのせいで歪むんです

また、そのサイズ直し部分がない結婚指輪もあります
それは既製品の場合、同じデザインで沢山のサイズを
最初から用意していたりサイズの型が用意してあって

そのデザイン型に流して作る鋳造という方法なんです
サイズが大きいと厚みが薄くなる場合もあるので注意!

 

【ぴったりなサイズで指輪を作る】

という事でサイズが極端に大きい場合や小さい場合は
お客様のサイズに合わせて手作り(ハンドメイド)を
した方が2本の指輪のバランスが間違いなく合います。

出来合いの既製品では対応ができない大きいサイズや
小さいサイズも当店なら問題なくぴったりなサイズの
ジャストサイズの結婚指輪を作ることを約束できます。

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彫金後の結婚指輪の制作工程を紹介

ヤスリで削ってリングデザインを作る彫金作業の後は
斜めVラインに沿ってミルを打ち込みたいと思います。

ミルを打ち入れる前に、ヤスリで削ってできた小傷を
紙ヤスリで奇麗に消していく作業をします(内外全面)

耐水性のサンドペーパーに水をつけてリングを擦ると
水と研磨砂が混ざってキズの奥まで浸透していくので
キズの形や大きさ深さに関係なく消えやすくなります。

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女性用の指輪にダイヤを入れる

サンドペーパーで仕上げ作業が終わってキズが消えたら
結婚指輪にミルグレインを打ち込む作業になるのですが
その前にダイヤモンドが埋め込まれるので穴を開けます。

ここでの作業は、ダイヤが入る穴だけを空けるだけです
ダイヤを指輪に埋め込む作業はミル打ちの後になります。

そして、いよいよミルをリングに打ち込んでいきます!
リングのセンターにある斜めVラインに沿って打ちます。

最終的にはミル鏨(たがね)(別名、ナナコたがね)で
金槌でタガネを叩いて、深く打ち込んで球体を作ります。

最初から深くミルを打ち込むと修正が効かなくなります
私の場合、軽く手で打って仮打ちをするようにします。

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指輪のサイズが大幅に違っても
結婚指輪のデザインは合わせる

サイズが大きい結婚指輪も、サイズが小さい結婚指輪も
同じようにV字のラインに沿ってミルが打ち込まれます。

サイズが大きい結婚指輪の方が面積が多いので、ミルを
打ち込む数も小さい指輪の約1.5倍多く打ち込みます。

ミル打ちの球体数は、リングサイズの大小で違いますが
ミル打ちの球体1つ1つの大きさは均一に合わせます。

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ミル打ち、仮打ちが完了

ミル打ちを軽く手打ち作業(仮打ち)が終わって本番の
打ち込む位置が確定したら金槌で強く打ち込んでいきます。

強く打ち込むといっても馬鹿力で打ち込め!とは違いますw
強すぎると玉が埋まって丸く見えなくて、ただの穴に(汗)

なので強く打つといっても玉が綺麗に出るくらいの力です
これは職人の指先の感覚で感じる作業なので難しいですね。

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ミル打ち、本番打ち

軽く仮打ちをしたミル打ちの跡に、ななこタガネを当てて
ハンマーでタガネを叩きながら綺麗な玉を出していきます
全部の玉の大きさ(深さ)が同じになるように入れます。

確かにサイズが大きい指輪の方がミルの数が多いんですが
2本のリングを一緒に画像で比べてみると、不思議ですね
バランスが合っていて、2つのミルの数が同じに見えます。

これがサイズの大小に合わせてバランスよく作るという事
サイズが違うという事は、リング全体の面積も違いますが
サイズが違っていても同じようなバランスで作る事は可能。

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ミル打ちが完了したら次は「石留め」

レディースのサイズが小さい結婚指輪のほうに、Vライン
の無いスペースにダイヤモンドを1ルース埋めこみます。

まえの工程のときに、ダイヤモンドを埋め込む穴を開けて
あるのでダイヤモンドの直径と高さに合わせて先端工具で
穴を深くしてダイヤモンドと同じ直径まで削っていきます。

ダイヤを入れる穴がブカブカに緩くなるのは絶対に駄目!
ダイヤを穴に入れた時にキツクて動かないのがベストです。

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「四点留め」という石留め方法

ダイヤのサイズに合わせたスペースに、ダイヤを入れて
小さい丸爪で4ヵ所を留めていく四点留めという石留め。

他にも石留めのやり方はありますが(例えば伏せ込み)
今回は丸爪で留めることでミル打ちの玉と合うからです。

ダイヤモンドをプラチナリングに綺麗に石留めをしたら
もう一度、サンドペーパーでリングを仕上げていきます
特にダイヤの周辺は削ってあるので整えて綺麗にします。

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ミル打ちの玉を綺麗に整える

ななこタガネでミル打ちの本番をしたとき、強く叩いて
沈ませて、ふっくらした玉を出すのでミル打ちの周辺の
地金が少し盛り上がっているので盛り上がりを削ります。

盛り上がった地金を平に削ることで、ミルが浮き出ます
ミル打ちの1つ1つの玉を美しく魅せることは重要です。

紙ヤスリでの仕上げ作業の次も、まだまだ磨き作業です
紙ヤスリで結婚指輪のキズを消しましたが、更に細かい
傷をシリコンポインターで滑らかにして消していきます。

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研磨ゴムでプラチナを滑らかに

リューター機という機材の先端に、シリコンポインターを
装着して高速回転で指輪の全面を磨く作業になるのですが
先端に装着するシリコンポインターは2種類あるんですね

茶色いポインターのほうは、荒くて硬い研磨専用のゴム
青色のポインターのほうは、柔らかくて磨き専用のゴム

大雑把ですがこの2種類のシリコンポインターを使用して
磨きますがポインターの形は様々で色々な形があるんです
その結婚指輪のデザインの特徴に合わせて選んで使います

DSCN0897

ヘラ掛け(へらがけ)

リューター機での磨き作業の次も、まだまだ磨きあげます
こうやって、磨き工程を変えながら順番に磨いていきます
特に鏡面磨きに仕上げる場合は、磨き作業が沢山あります。

ヘラ棒というペンタイプの道具を使って磨いていきます
もちろんペンでは御座いませんw カチカチの超硬棒です。

このヘラ棒を使って、プラチナを鏡面に仕上げていきます
ペンのような棒で磨くと鏡面になるので不思議ですよね
どうやってこのヘラ棒を使って磨くのかをお伝えします。

DSCN0899

ヘラ掛けのやり方

どうやってこのヘラ棒でプラチナを鏡面に磨くかというと
プラチナの磨く面にヘラ棒を押し当てて滑らすように磨く
滑らすというよりは、押し付けて潰して滑らせるイメージ。

プラチナの表面をヘラ棒で潰していく感じで磨きますので
ヘラ掛けをした事のない人がするとキズだらけになります
単純なように見える作業ですが熟練された技術が必須です。

このヘラ掛け作業で反射する鏡面が誕生していくんですね
まるで鏡のようになって自分が写るほどの反射レベルです。

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最終磨き、バフ掛け

ヘラ掛けの後は、今度こそ最後のプラチナの磨き作業です
バフ掛け(ばふがけ)といって磨き布でガンガン磨きます。

プラチナやゴールドを磨くための束、磨き布や厚紙などが
束になったものでヘラ掛け後のリングを徹底的に磨きます。

リューターの先端に装着する小型のバフからグラインダー
のパワフルタイプの大きな機械まであるので使い分けます
小さいバフは細かい所、大きなバフはリング全体を磨きます。

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サイズの大きい結婚指輪と、
サイズの小さい結婚指輪が完成

バフ掛けの後は超音波洗浄機で汚れや油分を落として完成
ピッカピカの鏡面仕上げの結婚指輪が完成しました(^-^)

結婚指輪のサイズが大きくても、またサイズが小さくても
手作りならバランスを見ながら作っていくので安心ですね
規格外のどんなサイズの指輪でも私は作ることができます。

極端に2つの指輪のサイズが違っても違和感なく安心です
指輪のサイズに悩んでいる方は是非ご依頼を頂きたいです
素敵な結婚指輪のご依頼、本当にありがとう御座いました!

 

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鍛造で作る結婚指輪は、ごく稀で希少価値のある結婚指輪
世界中の全てのジュエリーのうち鍛造で作られたリングは
5パーセント未満と言われるほど鍛造リングは少ないです

その理由は、鍛造リングは地金を金槌で叩いて炎で焼いて
じっくりと時間をかけて地金密度を上げていくという製法
熟練された技術や知識を持った職人のみしか作れない技法
鍛造リングを作る為の専門工具や機材など設備も必要な為

伝統工芸と言われる鍛造リングは日本の宝だと思いますが
受け継ぐ職人が激減しており鍛造リングは衰退しています
だからこそ鍛造技術を受け継いだ私が広めたいと思います

指輪作りの制作日記をご覧頂いて、鍛造技術に納得をして
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです。

お気軽にお問い合わせOKですよ(^ω^)
こちらの「お問い合わせ」もしくはメールで
j_kouki_ring@yahoo.co.jp までお願い致します。

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