パワーストーンの元祖-12月の誕生石ラピスラズリ-効果と力が威力抜群!

指輪の手作り専門店、ジュエリーコウキです
鍛造という伝統技法で製造販売する会社です。

同店二代目で宝飾職人歴25年の私、池田が作ります
日本伝統技法の鍛造(たんぞう)とは指輪の素材となる
プラチナやゴールドを金鎚で叩き鍛えて作る手法です。

代々、鍛造を受け継いできた宝飾職人しか作れない為
全国でも鍛造で作る指輪=鍛造リングは極わずかです。

絶滅危機にある鍛造をもっと知ってほしくてブログで
発信しておりますが、他にも指輪の素材として宝石を
よく使うので石やパワーストーンについても書きます。

本日のブログでは12月の誕生石ラピスラズリという
パワーストーンをご紹介させていただきます(^^)

ラピスラズリという宝石の詳細を色々調べてあります
その他、ラピスラズリを実際に持っている方にお話を
お伺いしたインタビュー記事もありますのでご覧下さい。

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ラピスラズリ
(Lapis-Lazuli:ラズライト/青金石/瑠璃)

ラピスラズリの鉱物名は、ラズライト、
産地が数か所しかない貴重な鉱物です。

青い発色はイオウ成分によるもので、
金色に見える所はパイライトと呼ばれる
鉱物の含有により、カルサイトの白い班を含みます。

古くはエジプト ツタンカーメン王の黄金の
マスクの装飾として使用されていたことでも有名です。

 

【ラピスラズリの歴史】

ラピスラズリの語源は、ラテン語の「Lapis(石)」と
ペルシア語の「Lazward(空のような青)」からできた言葉です。

昔のサファイアは、ラピスラズリの事を指していました。

夜空と金の星を表す
天を象徴する石とされることもありました。

アフガニスタンで産出されたラピスラズリは、
シルクロードを通り紅海を渡ってヨーロッパへと
伝えられ、海を越えてきた青い宝石
「ウルトラマリンブルー」とも呼ばれていました。

古代バビロニアやエジプトでは、
ラピスラズリの希少性や美しさから王族の装飾品や
神聖なものとして崇拝されており、粉状に砕いて
壁画や装飾、化粧品にとして使用されていました。

日本でも岩絵具として使われています。

中世ヨーロッパでも高価な絵の具の材料であり
オランダの画家フェルメールが財力を
バックグラウンドに多用したことでも有名です。

古代ローマでは、
恋人たちの愛と夢を守る星とされています。

日本の仏教でも極楽浄土を飾る七宝のうちの一つ
「瑠璃」として、幸運のお守り(空海)とされています。

世界で初めてパワーストーンと認められた石が
ラピスラズリであると言われている歴史のある石です。

 

【ラピスラズリの効果】

幸運の象徴、体・精神・霊性の調和、邪気払い、
人格の成長、洞察力や判断力を養う、
インスピレーション・創造力を高める、
持ち主の本質的課題の表面化、視力の回復、心臓・脈拍の安定化。

【ラピスラズリの色・種類】

明るい青、深い青、金(パイライト)の斑点が入る
ラピス・マトリクス(白い班や縞目の多い物)

グリーン寄りの色は価値が低く、
紫色の方が価値が高いとされています。

金のパイライトが含まれない
混じりけのない青が高品質なものです。

 

【ラピスラズリの産地】

アフガニスタン、ロシア、
チリ、アメリカ、アルゼンチン。

アフガニスタン産の物は青色が深く良質であり、
他の産出地では白い班を多く含む物が多い。

【ラピスラズリのお手入れ】

加熱や圧迫、酸やアルカリにも弱く変色しやすいため
流水や太陽光に長時間さらす事を避けます。
塩も厳禁です。

【ラピスラズリの石言葉】

最高の力を秘めた護符、精神安定。
聖業、健康、愛和、永遠の誓い(瑠璃)。

 

ここからは、ラピスラズリの丸玉をお持ちの
方からお話をお伺いしたインタビュー記事です

パワーストーンとして一番最初に認知された石が
ラピスラズリと紹介されているようにその歴史とは
別に、日本でも一番最初の流行はラピスラズリでした。

当時は略して“ラピス”と言われていました。
そのため、ラピスラズリと聞くと、古いっと思ってしまいます。

■ラピスラズリって古い!?

ラピスラズリを古いと思うのは、
ラピスラズリを使用したアクセサリー類がかつては
高齢者向けの古めかしいデザインであったことや、
どこか仏教的な印象を持っていたからです。

また、今は知る人も少なくなりましたが、
日ペンの美子ちゃんみたいに雑誌の裏表紙の広告で
通信販売されていた、恋愛成就の石のペンダントやアクセサリー
の代名詞みたいな、どことなくあやし~い石だったからです。

たしかラピスクラブという会員制で、
恋に芽生えた友人も入っていたようでした。

バカバカしい~と思いながらも、偶然、散歩がてら
歩いていた通り沿いの実店舗に立ち寄ったことがあります。

通信販売がメインのためかあまり人気もなく、
売る気もなくで、さっさと退散しましたが、
今思えば一つくらい持っていても良かったと思います。

 

■やはり使える物でないと残しづらい

古い、と思いながら一つくらい持っていてもと
思ったのは、何かの折に勢いで捨てていたことに
気づき愕然としたからです。

確かあれがあったはず…という
持っていたつもりのいくつかは既に捨て去っていました。

断捨離ヒステリーの受難をかろうじて逃れたラピスラズリは
購入当時も今見ても可もなく不可もなくという丸玉です。

ラピスラズリ

ラピスラズリの結晶は稀なため
基本的に磨いた石となるため、
この形しかありませんでした。

おそらく一つ買っておこうと思い予算に
合った物でしたが、丸玉だと使いようがありません。

購入当時は、濃い青過ぎるところが
あまり好きでありませんでした。

現在はただの石に見えます。

オブジェにもなりにくく、
まさに散財の証のようなもので、
恋に恵まれた友人からバカにされそうです。

アクセサリーの状態であれば身に着ける機会もあり、
そうであれば捨てにくかったと思いました。

 

■ラピスラズリは試練の石!?

ラピスラズリを調べていたところ、
試練の石という内容が判明しましたが、
これは最近言われていることなのでしょうか?

かつてはその様な意味はなく、
やや神秘的な石のカテゴリーだったように思います。

時代とともにパワーストーンの解釈が変わったのか
時代を経て効果がより詳細になったのでしょうか。

私にはサイキックな感受性がほとんどないため
石の効果は不明ですが、わかる人にはわかるらしく
ラピスラズリに限らずパワーストーンの色が
濃い物にはクセがある物が多いのだそうです。

世界でも有数のラピスラズリが産出するアフガニスタンは、
長年紛争が続くテロ多発地帯として有名ですが、古くは
インダス・メソポタミア文明と交流のある王朝が栄えた地域です。

激しい試練の後に何が生まれようとしているのでしょうか…。

 

他にも色んな種類のパワーストーンの
効果やパワーなど記事に書いています

こちらから→パワーストーンの種類と効果

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お話しを聞かせて頂いてありがとうございました(^-^)

ラピスラズリは昔からアクセサリーやジュエリーに
よく素材として使われている人気で定番の宝石です。

夜空のような見た目の美しさから幅広い世代で人気です
一昔前は、年寄り臭いイメージがあった時もありましたが
今は、パワーストーンとして効果やパワーがよく知られて
丸玉をブレスレットにして身につける若者も多くいます。

私もラピスが好きで、ブレスレットを1本持っています!
12月生まれということで12月の誕生石だからという
単純な理由ですが、自分の守護石として身につけてます。

さすがに指輪作りの仕事中はブレスレットをしませんが
仕事から離れれば、ラピスのブレスレットを愛用してます。

効果やパワーを石から感じるか?と言われれば微妙ですw
いやいや自分が知らないとこで恩恵を受けているかも?w
しかし、自分の誕生石なのでお守りのようにつけています。

鍛造で作る結婚指輪は、ごく稀で希少価値のある結婚指輪
世界中の全てのジュエリーのうち鍛造で作られたリングは
5パーセント未満と言われるほど鍛造リングは少ないです

その理由は、鍛造リングは地金を金槌で叩いて炎で焼いて
じっくりと時間をかけて地金密度を上げていくという製法
熟練された技術や知識を持った職人のみしか作れない技法
鍛造リングを作る為の専門工具や機材など設備も必要な為

伝統工芸と言われる鍛造リングは日本の宝だと思いますが
受け継ぐ職人が激減しており鍛造リングは衰退しています
だからこそ鍛造技術を受け継いだ私が広めたいと思います

指輪作りの制作日記をご覧頂いて、鍛造技術に納得をして
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです。

お気軽にお問い合わせOKですよ(^ω^)
こちらの「お問い合わせ」もしくはメールで
j_kouki_ring@yahoo.co.jp までお願い致します。

結婚指輪の一覧です → ジュエリーコウキ 結婚指輪の一覧
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