純金の結婚指輪 鍛造で手作り!金属アレルギーでも純金リングなら安心

鍛造で結婚指輪を手作りをするジュエリーコウキ
鍛冶と金物の町、新潟で作る正真正銘の鍛造です

新潟県長岡市の自社工房でジュエリーコウキの二代目
宝飾職人歴26年の私、池田が丹精を込めて作ります。

鍛造(たんぞう)とは、指輪の地金となるゴールドや
プラチナを鍛冶作業で鍛錬しながら作る伝統技法です
難易度が高いハイレベルな技術なので全国でも極僅か。

昔から日本で受け継がれている伝統技法の1つなので
鍛造の技術を継承した一部の宝飾職人しか作れません
当店二代目の私、池田潤も鍛造を継承した職人の1人。

【純金リングの結婚指輪】

本日のブログは鍛造で手作りをする純金の結婚指輪の
作り方を分かりやすく書いていこうかと思います(^-^)

地金を鍛えて造る指輪だから鍛造リングと言われます
そしてリングの地金が純金になりますので純金リング
鍛造で手作りをする純金リング=純金の結婚指輪です。

ご紹介をする純金の結婚指輪はすでに完成しています
まずは完成をした結婚指輪がどんなものかご覧下さい。

結婚指輪 純金

【結婚指輪を純金で作る】

イメージ的に金というとキラキラに光った黄金の色を
イメージする人が圧倒的に多いかと思っておりますが
画像を見て「おおお!」と思った人も多いはずです!

これは「荒仕上げ」という技法で作った結婚指輪です
作り方は後で説明をしますが、普通と違う、他の人と
違った結婚指輪を探している人にはピッタリですよね!

基本的に純金の結婚指輪は全国的にも珍しくなります
というのも 純金はk24と言いますが混じり気が無くて
とても柔らかい材質なので結婚指輪に向かないんです。

傷が付きやすくて変形しやすいので毎日する事になる
結婚指輪には明らかに向いていないのが現状なんです。

しかし!地金を鍛える鍛造なら純金の強度を上げる事
が出来るので結婚指輪としても使う事が出来るんです
しかも金属アレルギーの方でも安心して着けられます。

【金属アレルギー対応】

何故、金属アレルギーの方でも安心して着けられるか
記事の最初で詳しくご説明をさせていただきますので
もう少々お待ち下さい。まずは指輪作りのスタート!

 

純金結婚指輪を作るk24を用意

結婚指輪は2本のペアリングということになります
ペアリングとなる2本の純金リングを作るために必要
になる純金の重さを計算して割り出して用意をします。

下の画像が用意をした純金のk24プレートになります
金の純度が999.9とプレートに刻印されていますよね
地金メーカーの検定刻印もある信頼ができる純金です。

純金

【金属アレルギーの症状と対策】

私は宝飾職人として26年間ずっとほぼ毎日のように
工房で鍛造の指輪を作ってきて、今まで数えきれない
ほどの指輪を作ってきましたし金属アレルギーの方の
結婚指輪もかなりの数を手作りをしてきました(^^)

金属アレルギーで1番よくある症状が「かぶれる」
肌が金属に負けて、かぶれて痒くなるという症状です。

主な原因が地金に含まれた銀や銅などがその原因です
例えば貴金属に1番よく使われている金のk18などは
金の他に、銀や銅が混ざっているので肌が反応します。

対策としては純度が100%の純金で結婚指輪を作ること
同じような理由からプラチナ1000もアレルギーに有効
金属アレルギーの方でも安心して着けることができます。

純金 溶解

純金の溶解(ようかい)

用意をした純金のk24プレートを溶かして塊にします
薄いプレートのままでは指輪を作ることが出来ないので
溶解皿にk24プレートを入れて炎で溶かして塊にします。

ちょっとまた先ほどの金属アレルギーの話に戻りますが
私は長年、指輪を作り続けていますが、ほとんどの方は
純金か純プラチナで指輪を作ればアレルギーでも大丈夫。

ただ稀に「金アレルギー」という金でも反応してしまう
アレルギーのお客様が26年間で数名いらっしゃいました
確率はかなり低いのですが、金アレルギーもあるんです。

普通の金属アレルギーなら純金や純プラチナで安心して
指輪を着けることが出来ますので、自分がどのくらいの
金属アレルギーなのか検査してみるのも良いと思います。

k24 溶解

純金の融点は1100℃弱

k24がドロドロに溶ける温度、融点は1,064℃です
約1100度の火力があれば画像のように溶けます。

溶解皿の中にk24を入れてバーナーで溶かしますので
k24が溶けると溶解皿の器の形に沿って丸くなります。

今は溶解機という地金を溶かすマシーンもありますが
当店は昔から受け継いだままの昔ながらの溶かし方で
地金に火を当てて、地金の溶け具合を見ながらします。

純金を溶かす

溶けたてホヤホヤの純金

k24が溶けたときの地金の色はとても美しいんですよ
黄金の色がオレンジ色になって夏の夕日みたいな感じ
これはk24特有の優しい色でk18になるとまた違います。

プラチナの場合でも違って、プラチナが溶ける融点は
約1770℃で純金より溶かす火力が必要になるので
もっと強い光を発っするので太陽のような眩しさです。

鍛造 純金

【純金&鍛造の結婚指輪】

地金を鍛えて造る指輪ということで鍛造リングです
今回の手作りをしている鍛造リングは純金ですので
純金鍛造リングの結婚指輪ということになりますね!

k24の塊の鍛え方は、溶かして冷めたk24の塊を金床
「かなとこ」と呼ばれる鍛冶専用の鉄板台に乗せて
ハンマーで叩いて締め上げて鍛えていくという流れ。

k24は結婚指輪には向かないとても柔らかい金なので
鍛冶で金を鍛練して強くすればk24の強度も増すので
純金結婚指輪として使うことができるようになります。

純金鍛造リング

叩いて締める度に強度が増す!

ヤットコというペンチのように掴む工具で純金の塊を
しっかりと掴んで固定をしてハンマーで叩いていくと
丸い形だった純金の塊が潰れて画像のようになります。

鍛冶作業で純金を叩いて潰して絞めていくことにより
ぐんぐんと純金が締まっていくので強度が増します!
強度が増すということは密度が上がっている証拠です。

k24 鍛造 リング

巣穴の原因を無くす!

金やプラチナなどの地金内には微量な空気があります
微量とはいえ、この空気が含まれていると巣穴の原因
になって結婚指輪の中に残ってしまうので絶対に駄目!

巣穴が結婚指輪にあるという事は強度が弱くなります

極端すぎるイメージになりますが分かりやすく言うと
結婚指輪がスポンジ状態になっているということです。

スポンジをギュッと握ると、詰まって空気が抜けて
硬くなりますよね?そのイメージのような結婚指輪に
するためにハンマーで叩いて締めているという事です。

純金 焼きなまし

焼きなまし

金やプラチナは鍛冶で鍛錬を続けて締め続けていると
地金がカチカチに硬く変化をして締め続けれなくなり
更に地金を締めたくても締めれなくなってしまいます。

そこで「焼きなまし」という工程で炎で金が真っ赤に
なるまで熱すると締まりと、硬さが少し緩んできます。

そうすると更に地金を絞め続けることが出来るように
なるので、鍛冶と焼きなましは交互に続けていきます
金槌で叩いて炎で熱する、地道な繰り返しが必要です。

鍛造 純金 結婚指輪

鍛造の純金結婚指輪は密度が濃い!

鍛造で手作りをする純金結婚指輪は密度が高いんです!

金槌で何度も何度も叩いて、締め上げて空気を抜いて
鍛冶の衝撃で粒子が整っていって締まっていくんです
純金の密度がグングンと増していって濃くなるんです。

これが鍛造で手作りをする最大のメリットということ
密度が増した純金は、通常の純金よりも何倍も頑丈で
強くなっているので変形しずらくなるんですね(^-^)

純金 鍛造 結婚指輪

万遍なく金を締め上げる

万遍なく金を締め上げられるように四面から叩きます
一部分の面だけを鍛冶で鍛えていても駄目なんですよ。

純金を万遍なく鍛え上げられるようにする為に四面を
叩いて地金を四角に整えながら鍛冶作業をするんです
そうすると純金が平均的にバランスよく鍛錬できます。

鍛造で結婚指輪を手作りするという事は手間がかかり
大変な作業になりますがこれが鍛造で作るリングです
全国の中で一部の専門店しかできない理由はここです。

結婚指輪 純金 鍛造

鋳造と鍛造の違い

鋳造(ちゅうぞう)という製造方法が一般的なんです
鋳造とは、あらかじめ用意をしたデザインの原型の型
に溶かした地金を流し込んで固めて作る製法の事です。

デザインの原型の型に、溶かした地金を流し込むだけ
なので鍛えている訳ではないので密度もそのままです
そして地金内の空気もそのままなので巣穴もあります。

出来合いの既製品は強度が弱くて、変形が多い原因は
鋳造だからという理由ですがそれが一般的な製法です
世の中の95%以上のジュエリーが鋳造製法なんです。

もちろん鋳造はデメリットだけではなくてメリットも
もちろんありますよ。例えば大量生産も出来ますし、
機械で作るので細かい繊細な部分まで再現ができます。

鍛造 結婚指輪 作り方

ロウワックス製法は鍛造ではない

当店は結婚指輪を手作りしています!手作り結婚指輪
の専門店です!という全国のジュエリーショップでも
すべてが鍛造で作っているわけでは絶対にありません!

冒頭にも触れましたが、鍛造は日本伝統技法で技術を
継承した一部の宝飾職人しか作ることができません!

では、他でいう手作りとは何か?それはロウワックス
という青や緑の色をしたロウ材をヤスリや先端工具で
削ってリングの原型を作るということを言っています。

手作りといっても手作りをしたのはロウ材の原型です
結局は作った原型の型に溶かした地金を流すやり方で
鋳造ということになりますので鍛造とは全くの別です。

結婚指輪 鍛造 作り方

k24の塊からk24の板に伸ばす

k24の塊を鍛冶で鍛錬をしながら伸ばしていきますが
やみくもに叩いて締めて伸ばしている訳ではありません

これから手作りをしようとしている結婚指輪のサイズ
例えばリングの幅の太さとリングの厚みに合わせます。

ちなみに手作りをしている結婚指輪の幅は3ミリです
結婚指輪の厚みは1.9ミリなのでそれに合わせます
k24の塊が鍛冶作業を続けることでk24の板になります。

純金 結婚指輪 作り方

圧縮&プレスは鍛造ではない!

先程、鋳造と鍛造の製法の違いを説明いたしましたが
圧縮リングやプレスリングと言った製法もありますが
これを鍛造リングを言って販売している店が多いです。

確かにロウワックスで原型の型を作る手作りとは違い
直接、地金を機械で圧縮(プレス)をしているので
これなら鍛造だよね!という考えだと思いますが・・・

実は、これは鍛造ではなく圧縮です(そのままですw)

機械で急激にプレスをして地金を圧縮して板に潰して
リングの輪を板から”くり抜く”という製法なんですね。

鍛造リングは、鍛冶で地金を絞めて伸ばして板にして
指輪の形に丸めて溶接で繋いで彫金で指輪を作ります。

結婚指輪 純金 作り方

圧縮リングと鍛造リングの違い

鍛造は地金の塊をハンマーで地道に何度も鍛錬をして
空気を抜きながら粒子を締めていくので急激に締めて
いる訳ではなくて手間暇をかけながら密度を上げます。

「圧縮と絞める」同じように見えるかもしれませんが
作業工程が全く違うので鍛造と圧縮は全く違うんです。

宝飾職人の私が実際に触ってみた感触を伝えると

圧縮=ガチガチに硬いので地金が割れやすいと感じた
鍛造=密度が濃く頑丈だが、粘り強いので割れにくい

やはり人の手が実際に入っている鍛造は温もりがあり
技もあり鍛造製法を超えるものはないと言いたいです。

純金 結婚指輪

k24ペアリングのベースが完成!

k24を伸ばし板にして結婚指輪の幅と厚みにしました
結婚指輪はペアリングですので2本の指輪を作ります。

ということはリングの幅と厚みだけではなくメンズと
レディースのペアリングのサイズの長さも必要です!

画像の1枚の長い地金板ですが2本分のリングサイズ
になるように幅と厚みの他にサイズも伸ばしていました。

k24 鍛造 結婚指輪

1枚の純金板を2枚の純金板に

地金を切断できる専用糸ノコギリで純金板を切ります
メンズとレディースのサイズになるように切断します。

地金をサクサクと切れる糸ノコギリですが純金は別、
純金は粘り強い性質がありますので糸ノコギリの刃に
粘りついてサクサク切れないので怪我には要注意です。

糸ノコギリを引こうとすると粘って引けなくなったり
まとわりつくので強引に動かすと糸ノコギリが折れて
指や手に大怪我をする可能性があるので気を付けます。

純金 結婚指輪 作り方

1つの同じ純金から
結婚指輪を作ります!

1枚の純金板をメンズとレディースのサイズにカット
そうなんです!1つの同じ純金から2本の結婚指輪を
誕生させるというドラマチックな制作工程なんです!

これは私の超こだわった結婚指輪の制作工程なんです
結婚指輪を手作りする時はゴールドでもプラチナでも
1つの同じ素材から2つの結婚指輪を絶対に作ります!

その理由は、お互いの結婚指輪からダイレクトに絆や
LOVEを感じてほしいという作り手の思いが入った工程
どこにいてもいつも一緒だよ!というメッセージです。

せっかくの結婚指輪なので、こういう気持ちで作って
お客様が幸せになったら作り手も幸せということです!
この工程は小さい工房で手作りするから可能なんです。

結婚指輪 純金 刻印

結婚指輪に刻印を打ち込みます

結婚指輪の内側になる面を決めて刻印を打ち込みます
ここで入れる刻印は、お客様の記念日や名前ではなく
純金結婚指輪の素材と鍛造を証明する刻印のことです。

お客様の刻印は結婚指輪が全部完成した後で入れます
ここでの刻印は、リングに深く打ち込む証明刻印です。

純金結婚指輪の地金材質を証明する「純金」の刻印と
ジュエリーコウキの鍛造を証明する「JK」の刻印です。

純金リング 丸め方

純金板から純金リングへ

1枚の純金板から2枚の純金板にしたら次はリングに。

宝飾職人さんによっては地金板の丸めかたは違います
私は26年の職人実績があるので、色んな年代の沢山
の宝飾職人さんを見てきましたが1番多い丸めかたは

ヤットコで地金板を掴んで丸める

確かに1番簡単な丸め方なのですが奇麗に丸めること
が難しいのと、ヤットコである程度の力を入れるので
地金板に掴んだ後(凹みやキズ)が出来るんですよね。

そこで私が師匠である父から学んだ方法は、丸棒と
木槌を使って丸めるという方法で奇麗に丸まりますし
地金板にキズや凹みをつけることが無い丸めかたです。

純金リング 作り方

奇麗な形の純金リングができる

丸棒で丸めると真円に近いレベルのリングになります

ヤットコで丸めると自分の感覚で丸める事になるので
歪んだ円になるので場合によっては金属疲労もでます。

丸棒で丸めた場合は、丸棒に沿って純金板を木槌で
細かく叩きながら丸棒に巻きつけていく方法ですので
真円に近い奇麗な円になりますし金属疲労も出ません。

ただ、この方法は技術が必要になる難易度が高い方法
になりますので職人さん全員ができる訳ではありません
しかもk24は凹みやキズが付きやすいので難しいです。

純金リング ロウ付け

純金リング ロウ付け

ロウ付け(ろうづけ)という純金リングの溶接をします

丸めた純金リングの繋ぎ目に、純金ロウという地金を
挟んでバーナーの炎で溶かして繋ぎ合わせる溶接方法。

ロウ付けも宝飾職人さんによって溶かす方法も違って
溶けやすい弱いロウを使う職人もいれば、溶けにくい
強いロウを使って溶かす職人もいるので人それぞれです。

私の場合 鍛造という頑丈がメリットの鍛造リング

丈夫さを意識しているのでk24と変わらない強いロウ
を使ってロウ付けをするので本体が溶けることもある
極めて難易度が高い頑丈なロウ付けにこだわってます。

純金リング 作り方

再び、純金リングを絞めて鍛練

鍛造に超こだわった純金甲丸リングの作り方になります
k24は金の種類で圧倒的に1番柔らかいので鍛練します。

もともと柔らかいk24ですが純金リングのロウ付け作業
で「焼きなまし効果」があって更に柔らかくなっています。

そこで丸棒に純金リングを入れて今度は鉄の金槌で指輪
を叩いて再度絞めていきます(木槌ではなく強い金槌で)
最初の鍛冶は金床と金槌で、終盤は丸棒と金槌での鍛冶。

純金リング 甲丸 作り方

純金甲丸リング 鍛造の作り方

例えば固い金のk18の場合だったらリングの形を甲丸に
する時はヤスリで削る彫金(ちょうきん)作業でリングの
角を削り落しながら丸い形を作って甲丸にしていきます。

しかしk24の場合は柔らかいのでヤスリで削っただけの
甲丸リングにしてしまうと強度が弱いままになります。

そこでヤスリでの彫金作業で丸く甲丸にするのではなく
金槌で角を叩き落としながら甲丸の形を作っていきます
結局は鍛冶作業をしているの同じなので頑丈になります。

指輪 純金 鎚目

甲丸にしながらサイズも合わせる

指輪を甲丸にすると同時に、指輪のサイズも合わせます
メンズの結婚指輪と、レディースの結婚指輪のサイズに
合わせながら指輪の角を段階的に落として甲丸にします。

指輪の角を段階的に叩き落としながら丸みの角度を作り
甲丸リングにしながらサイズも合わせる同時進行です。

鍛造で手作りをする純金リングも純金結婚指輪も金槌で
何千、何万と叩いて1つ1つ手作りをする指輪なんです
地道で地味な作業を繰り返すことで育つ指輪なんですね。

純金リング 鎚目模様

槌目の場合、このままでもOK!

純金リングをこのまま叩いたままで仕上げてもOKです!
今回の手作りをしている純金結婚指輪は荒仕上げですが
画像のまま仕上げると槌目模様のデザインになります。

槌目(つちめ)とは、金槌で叩いて模様を叩き入れながら
指輪を作っていく手法で槌目模様は日本伝統模様の1つ
伝統技法の鍛造には伝統模様の槌目がとても似合います。

今回は荒仕上げというまた別のデザインになりますので
これからヤスリで槌目模様を削っていくことになります
槌目が好きな方は、槌目の段階で仕上げるようにします。

指輪の幅を削る

純金結婚指輪の幅を3ミリにする

ハンマーでで叩きまくって作った純金結婚指輪なので
指輪の幅が広がっていますのでヤスリで幅を削ります。

すり板に純金リングを固定して側面を削っていきます
甲丸リングの丸さは、センターを中心とした形なので
両側の側面を同じだけ削らないとバランスが崩れます。

純金 結婚指輪 鎚目模様

結婚指輪は2本の純金リング
幅も厚みも丸みも同じにする

両側面を同じだけバランスに合わせて側面を削ります
そうすることで甲丸リングの膨らみが中心になります
片側だけ削ってしまうと山の膨らみが歪むということ。

純金結婚指輪は2本の純金リングですのでバランスが
2本とも合うようにすることが結婚指輪には重要です。

もちろんデザインによっては、メンズとレディースで
幅も肉厚も違うこともありますので柔軟な対応が必要。

純金リング 着け心地

結婚指輪の着け心地を良くする

ずっと身につける結婚指輪は何よりも着け心地が重要

デザインが結婚指輪を選ぶ重要なポイントになる人が
1番多いと思いますが指輪を数えきれないほど作って
いる作り手の私から言うと、着け心地が1番大切です。

もちろんデザインが大切なのも分かりますがデザイン
が気に入っていても結婚指輪の着け心地が悪かったら
指輪をするのが嫌になってストレスを感じるんです。

大切な結婚記念の指輪なのでストレスを感じるように
なってしまったら本当に悲しいじゃないですか(涙)
そうならないように結婚指輪の着け心地を良くします!

理想の結婚指輪はデザインも着け心地も良いのが1番

結婚指輪 内甲丸

指輪の着け心地を良くするには
指輪の内側を内甲丸に仕上げる

結婚指輪の着け心地を良くする為には内甲丸にします
内甲丸(うちこうまる)とは、甲丸リングという昔から
定番の丸い形がありますが、それを内側に作るんです。

昔は板に乗ったカマボコの形に指輪が見えることから
カマボコリングとも言われている時代もありました。

内甲丸の作り方は、指輪の内側の角を削り落しながら
内側の面が丸く滑らかな甲丸になるように仕上げます。

リングを内甲丸にすることで滑らかで着け心地が良く
水はけも良くストレスを感じない着け心地になります。

純金 甲丸リング

荒目のヤスリで槌目を削る

純金リングの表面が槌目になっているので削ります
槌目模様で仕上げる場合は槌目をそのままにしますが
今回は荒仕上げというデザインなので槌目を消します。

まず、槌目模様の凹凸を滑らかに削って消したいので
荒い目のヤスリで純金リングの表面を削り合わせます
槌目模様の凹凸が完全に無くなるまで表面を削ります。

結婚指輪 k24

荒いヤスリで指輪を仕上げれば
超荒仕上げという事になります

基本的に私が手掛けている荒仕上げというデザインは
荒いヤスリの後に細かいヤスリで滑らかに仕上げます
リングの表面がミラーボールのように細かく光ります。

でも、この超荒い感じが渋くて凄く好きなんだよね
というお客様は、このまま超荒く仕上げるのもアリ!
ザラザラした純金の質感が新鮮で斬新でお洒落です。

純金リング 彫金

荒仕上げスタート!

細かい目の油目というヤスリを使って荒仕上げの開始
油目にも何種類もありますが細かい目から超細かい目
の2種類を使い分けて純金リングの彫金作業をします。

超荒仕上げはk24を削ったままなので超荒いのですが
超荒く仕上げたk24の上から油目で整えていくんです。

油目ヤスリで削る時、彫金の流れを統一させます

適当に彫金をすると彫金跡がバラバラになってしまって
荒仕上げというよりも雑な仕上げになってしまうので、
ヤスリで削る向きと流れは2本とも統一させて削ります。

k24 結婚指輪

これが純金結婚指輪の荒仕上げ!

荒仕上げをした純金結婚指輪をがっつり見て下さい
めちゃくちゃ綺麗で美しい彫金ラインの集合体です!

荒目ヤスリで削って下地のベースを作って、そして
油目ヤスリで丁寧に細かいラインの流れを生み出す。

普通の黄金色ではなくて樹木のような色と触り心地
温もりがあって純金の違った魅力を引き出しました。

彫金の流れを例えとして髪の毛で例えるなら(何故w
寝癖の髪型と、ブローをした髪の毛、違いますよね!
クシで綺麗にとかしてブローをしたような感じです!

結婚指輪 純金 傷消し

純金リングの傷を消します

純金リングにあるキズを全て消す作業になります!
すべてのキズを消すといってもヤスリで彫金をした
指輪の箇所だけをするので表面以外の面のキズ消し。

指輪の表面は荒仕上げが完成しているのでそのまま
ヤスリで削った指輪の側面と内面のキズを消します。

どうやってk24のキズを消すのか?それは耐水性の
紙ヤスリを使ってk24を何度も擦っていく地道な作業。

耐水性という特性を利用して、水と研磨砂が混ざって
キズの形や深さに関係なくキズの奥まで浸透するので
k24にあるキズが綺麗に消えやすいという事なんです。

純金リング 磨く

シリコンポインターで滑らかに

耐水性の紙ヤスリで傷を徹底的に消したら次の工程
次の工程も磨き作業になり研磨ゴムで更に磨きます。

紙ヤスリでk24を擦ると、大きいキズや深いキズは
消えますが紙ヤスリの研磨砂の細かい線が残ります
このk24に残った細かい線を研磨ゴムで消す作業です。

リュータという機械の先端にシリコンポインターを
セットして高速回転で回してk24を仕上げていきます
紙ヤスリ跡の細かいキズが全て消えるまで磨きます。

純金リング ヘラ掛け

ヘラ掛け 純金を鏡面に

(ヘラがけ)という磨き作業をするとk24が光ります
これはk24に限っての磨き方でプラチナと同じです。

というのもk18などのk24以外の金は、金の他にも
銀や銅が金に混ざっているのでバフ掛けという作業
で鏡面に光るのですが混じり気のないk24は別です。

バフ掛け(研磨布の束で磨く方法)で磨いたとしても
k24は多少は光っても鏡面にはならないんですね。

そこでプラチナを鏡面にするときにするヘラ掛けで
磨くことでk24が鏡のような輝き、鏡面になります。

純金 結婚指輪 刻印

結婚指輪に刻印を入れる

結婚指輪の内側にお客様の名前や記念日など刻印を
入れてから刻印のザラザラを取るためにバフ掛けで
磨いて彫った刻印のザラザラしたバリを無くします。

結婚指輪に入れる刻印はお客様によって様々ですが
1番多い定番の刻印の文字は、お客様の結婚記念日
婚約記念日などの記念日の日付が圧倒的に多いです。

他にもお名前を入れたり、メッセージをいれたり等
することも出来ますが文字数には限りがありますし
入れ過ぎるとザラザラ感が増すので程々が良いです。

結婚指輪 鍛造 純金

鍛造の純金結婚指輪が完成!

純金は柔らかいので毎日つける結婚指輪には不向きだと
言われていますが鍛造製法なら結婚指輪でも安心です!

ハンマーで何千、何万と叩き上げて作った純金結婚指輪
柔らかい純金も締まって密度は最大限まで増しています
まさに鍛冶と金物の町で手作りをした本場の鍛造リング。

長くずっと指に着ける結婚指輪は付け心地と強度が重要
強度が強いリングなので、曲がったりなどの変形に強く
傷や凹みに強いので結婚指輪には1番お勧めの製法です。

また、記事の冒頭でアレルギーでも安心というお話しを
しましたがアレルギーではなくても、純粋に純金が好き
というお客様にも是非、純金で指輪を作って欲しいです。

結婚指輪 純金

画像だけではなく動く動画でも自慢の純金結婚指輪を
見ていただきたいのでスマホで動画撮影をしました!

純金の荒仕上げ、あまり見る事がない仕上げですので
とても珍しいので他の人とは違った結婚指輪にしたい
というお客様にはピッタリな結婚指輪だと思います!

まるで金ではなくて木材のような温もりと温かさを
動画で見ていただいて癒されて頂きたいですね(^-^)

 

純金の鍛造結婚指輪の動画は、いかがでしたか?

k24の結婚指輪というだけで、かなり珍しいのですが
鍛造で手作りをした純金の荒仕上げの結婚指輪という
極めてレアでとっても珍しいのが分かるかと思います。

指輪の厚みが1.9ミリという厚さは普通の指輪より
厚くなっています(平均的な厚みは1.5ミリ前後)

これはやはり純金ということで、いくら鍛造製法でも
元々硬いk18よりも柔らかいので肉厚を厚くしました
厚みを厚くして鍛造となれば強度はさすがに強いです。

そして肉厚が1.9ミリもあるのでボリュームが出て
甲丸リングの丸みの帯び方がふっくらしてグッドです!

結婚指輪 純金リング

手作りをした鍛造結婚指輪の詳細です

○製造方法 鍛造(たんぞう)
○使用地金 純金(k24)
○指輪の幅 3ミリ
○指輪の厚 1.9ミリ
○仕上げ方 荒仕上げ
○デザイン 甲丸デザイン

最後に、お客様からのお手紙を一部ご紹介いたします。

東京のお客様のご依頼で結婚指輪を手作りしました

じつは、こちらの東京都のお客様からご依頼を頂いた
純金結婚指輪ですが、大好きなおばあちゃんの形見の
貴金属を溶かして結婚指輪に作り替えたんです(^-^)

おばあちゃんが大切にして身につけていた貴金属が
形を変えて結婚指輪になるという感動のご依頼でした。

実際に使っていた地金をそのまま使うのが感動的です
素敵なご依頼を頂き本当にありがとうございました!

 

お仕事のお問い合わせやご依頼は→コチラ

私が作る鍛造の結婚指輪の一覧は→コチラ

メールやお電話でもご対応しております
○電話番号 0258-27-1771 10時~17時まで対応しています
○メールアドレス j_kouki_ring@yahoo.co.jp 24時間OK
〒940-2003 新潟県長岡市渡場町2-7 株式会社ジュエリーコウキ

===========お客様の声============

東京都 K様より

お世話になっております。
先程指輪が到着いたしました!

早速見させていただきましたが、
想像以上のかっこよさに大感激です!

手作りの温かさに感動しております
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

生まれ変わった指輪を見て
祖母がいつも見守ってくれている
ような感じがして、感慨深いです。

池田様にお願いして本当に良かったです!
大切に付けさせていただきます。

製作過程のお写真も大切に保存させていただきます。
本当にありがとうございました!
これからも頑張ってください!(^o^)

=============================

鍛造で作る結婚指輪は、ごく稀で希少価値のある結婚指輪
世界中の全てのジュエリーのうち鍛造で作られたリングは
5パーセント未満と言われるほど鍛造リングは少ないです

その理由は、鍛造リングは地金を金槌で叩いて炎で焼いて
じっくりと時間をかけて地金密度を上げていくという製法
熟練された技術や知識を持った職人のみしか作れない技法
鍛造リングを作る為の専門工具や機材など設備も必要な為

伝統工芸と言われる鍛造リングは日本の宝だと思いますが
受け継ぐ職人が激減しており鍛造リングは衰退しています
だからこそ鍛造技術を受け継いだ私が広めたいと思います

指輪作りの制作日記をご覧頂いて、鍛造技術に納得をして
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです。

お気軽にお問い合わせOKですよ(^ω^)
こちらの「お問い合わせ」もしくはメールで
j_kouki_ring@yahoo.co.jp までお願い致します。

結婚指輪の一覧です → ジュエリーコウキ 結婚指輪の一覧

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