フローライト(蛍石)パワーと効果 | フローライトの簡単ブレスレットの作り方

手作りアクセサリーの専門店、ジュエリーコウキです
当店では完全ハンドメイドでアクセサリーを作ります。

鍛造(たんぞう)という昔から代々受け継がれてきた特殊な
技術で、一部の宝飾職人しか作ることができない製法です。

鍛造の特徴としては、アクセサリーの素材となる地金を
鍛冶で鍛えて締めて造るので、密度が増して強くなります
密度が上がった地金は変形しにくく傷がつきにくいんです。

当店2代目の私も先代から鍛造を受け継いだ宝飾職人です
このブログでは鍛造の工程や鍛造製品を紹介していますが
他にもジュエリーと関わりが深い宝石やパワーストーンも
素材として使う機会が凄く多いことから紹介をしています。

本日の記事はフローライトという石を紹介いたします

フローライトの特徴や、パワーストーンとしての力や効果
そして実際にフローライトを身につけているお客様からの
体験談などお話しをお伺いしてご紹介をしたいと思います。

こちらのお客様の凄いところはペットボトルに付いていた
オマケのフローライトのビーズ(丸玉)をコツコツと貯めて
ご自分でブレスレットを作ったというプロ顔負けの方です。

実際お客様がフローライトのビーズを繋いで手作りをした
ブレスレットの写真もご紹介をしたいと思いますので、
最後までご覧頂きたいと思いますので宜しくお願いします。

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クリスタルのような透明感を持ち、
カラフルな色のバリエーションが豊かな
フローライト(蛍石)は、安価なこともあって
身近な加工品で目にする機会が多くなった石です。

【フローライト(Fluorite)の歴史】

フローライトは、和名を蛍石(ほたるいし)と呼ばれ、
結晶の美しさから昔から鉱物標本として人気のあった石です。

その所以は、暗い所で加熱すると発光する性質や
含まれる成分によっては、紫外線をあてたときに
蛍光するものがあるためです。

硬度の低さからジュエリーとしての
加工はあまりされてなかったものの、
19世紀のイギリスのキャッスルトンで産出されていた、
青紫に黄色の縞模様「ブルージョン」は人気のあった宝飾品です。

中世以降のヨーロッパでの記録には、
融剤(金属から不純物を取り除く際に融点を下げる媒介物)
として使用されていたことがわかっています。

現在でもその用途は同じで、
望遠鏡のレンズにも使用されています。

 

【フローライトの持つ意味】

フローライトは、その発光する特性から、
持ち主の発想力を高めてくれる「天才の石」と言われています。

大人になるにつれ固定化される思考パターンや
抑制されがちな感情からの解放に役立ち、
子供の頃のような自由な発想や思考力を高めるとされています。

色によっても特性が多少異なります。
パープル系は明晰性や感受性を高めながら浄化、
ブルー系は脳活性、グリーン系はトラウマ解消などの癒し、

ピンク系は気品と女性らしい魅力を高める、
イエロー系は心身の浄化、レインボーカラーは想像力を高めるなどです。

 

【フローライトの効果や対応する人】

明晰な発想力・思考力・感受性を高めてくれるフローライトは、
発想力を必要とされる創造的な仕事をしている人に向いている石です。

脳や海馬の活性により、
明晰性や記憶力を高めることから、
受験勉強のお守りにも勧められています。

フローライトは癖のない石のため、
他の石と組み合わせて、石の持つ意味を
強化・補強するために使われる場合も多いです。

 

【フローライトのカラーや種類】

フローライトは、
淡く透明度のあるパープル系カラーのイメージがありますが、
その他にも淡いブルー、ブルーグリーン、ピンク、
イエロー、無色透明とバリエーション豊富なカラフルな石です。

一つの石の中に複数の色を持つ
レインボー(バイカラー)フローライトもあります。

【フローライトの産地】

スペイン、モロッコ、中国、アメリカなど
世界中で多く産出されている鉱物です。

【フローライトの石言葉】

繊細・儚い美しさ

 

【フローライトのお手入れ】
【フローライトの保管方法】

フローライトは、硬度が低い石のため
落下や接触など衝撃による破損やヒビ、

表面に擦れ傷がつきやすく、
紫外線(退色)や水にもあまり強くありません。

変質や退色を防ぐために、
塩を使ったり水で洗うのは避け、
直射日光の当たる場所に置くのは避けるべきです。

 

さて、ここからの記事は私とフローライトの
エピソードを皆様にお話ししたいと思います

今ではあまり見かけないコンビニの楽しみに
ペットボトルのオマケがあります。

首掛けの販促品という物で、
2004年前後に全盛期を迎えていたようです。

疎かった私が気づいた時には
多くの貴重な首掛けは手にすることはできず、
今持っているのはほとんどが全盛期が過ぎた頃の物ばかりです。

首掛けとはいえども銘作は、
それより少し前に作られた物が多かったため、
そのことをとても残念に思っています。

【オマケだから良いと思える天然石ビーズ】

天然石ビーズのストラップがついたオマケは、
会社でペットボトル飲料を飲んでいたこともあり
面白がって天然石を集めました。

天然石ビーズとは言っても、半貴石までいかず
あまり状態が良くないホタル石(フローライト)や
アベンチュリン、ホワイトジャスパーやターコイズなどでした。

フローライトのビーズ

ホワイトジャスパーやターコイズは、
おそらく人工石で光を当てて変色させた物や染めが
入っている別の石ではないかと思われましたが、
それでもなかなか面白い物でした。

当時でも渋谷の東急ハンズに行けば、
良質な品が安価に買い放題、今ではネット通販で
1粒売り価格約80円前後で買える位である天然石ビーズです。

昔からこうしたオマケを収集していると、
そのものを購入した方が良いと言われますが、

なんとなく「石との偶然の出会い」を感じ
お茶を飲むついでに天然石を集めていました。

 

【オマケのフローライトのビーズを繋いでみると…。】

オマケでついていた天然石ビーズの中でも、
美しいと思えたのは透明感ある紫のフローライトでした。

不純物が多くくすみもありましたが、
同じものが一つとしてないところが気に入り
買い集めて満足していました。

時間ができた際に、ふと思いついて簡単につないで
ブレスレットにしたり、ストラップにつけたところ

ブレスレットを使うか使わないかはともかく
不器用な自分でも簡単に作ることができました。

スタラップや金具パーツは随分前に購入して持っていた物や、
おまけとして付いていた別の物を外して付け直しをしています。

フローライトのブレス

【オマケで作る手作りの良さ】

オマケで手作りする良さには、
パーツを買いに行かずに済む良さと
制限された範囲内で間に合わせる面白さにあります。

器用でセンスが良い人が作る物でなければ、
本格的な素材のアクセサリーは製品を購入した方が
全ての面において良いと思うことから、遊びはオマケで
できる限りのことをするくらいにとどめています。

それでも紫のフローライトで
作った数珠っぽいブレスレットは、
母の心をキャッチするのに十分な物になりました。
年を取ると、紫が好きになるようです。

 

【フロ-ライトのパワーストーンとしての効果】

自分が持っているフロ-ライトのパワーストーンとしての
はっきりとした効果は、実のところ不明です。

品質が良くないせいかとも思われますが、
単純に自分のスピリチュアル的な感度が低いのでないのかと思います。
ですが、見ていたり飾ったりしていると気持ちが和らぎます。

【フローライト まとめ】

無精者にでもできる、
簡単に糸通して金具止めにするだけの、
オマケを利用したブレス製作でした。

少しでもつくっておくと、
何かの際身につけられるため便利かと思います。

現在はステンレスマグボトルが流行しているため
飲み物は自宅で作って用意し、以前のように
ペットボトルを購入する機会がかなり減ったため、
オマケとの“偶然の出会い”はとても少なくなってしまい残念です。

天然石を利用したオマケ自体も減っているらしく
たまに見かける物も以前ほど魅力的に思えません。

それだけに、今持っているオマケな天然石ビーズは
それなりに出会いであったと思っています。

 

他にも色んな種類のパワーストーンの
効果やパワーなど記事に書いています

こちらから→パワーストーンの種類と効果

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お話しを聞かせて頂いてありがとうございました。

私はバリバリの宝飾職人ですのでジュエリー制作は得意です
特に地金をメインで使った指輪やペンダントが得意なんです

その他、パールの糸通しもしますし数珠の糸も通しますので
今回のオマケで造るブレスレットに物凄く興味がありました。

オマケの石でここまでのブレスが作れるのかと感心しました
ブレスレットに使ったフローライトの質がどうとかではなく
素人さんが作った感じがしないのが凄くびっくりしました!

フローライトの色が揃っていないのが逆にお洒落ですよね
しかも丸玉の大きさが揃っているのがポイントになっていて
色がバラバラでもグラデーションになって完成度が高いです。

他の種類のオマケの石でも見てみたかったですね(^-^)
確かに買えばすぐ手に入りますが、コツコツと石を揃えて
自分で繋げて作っていく楽しさは贅沢な遊びだと思います!

鍛造で作る結婚指輪は、ごく稀で希少価値のある結婚指輪
世界中の全てのジュエリーのうち鍛造で作られたリングは
5パーセント未満と言われるほど鍛造リングは少ないです

その理由は、鍛造リングは地金を金槌で叩いて炎で焼いて
じっくりと時間をかけて地金密度を上げていくという製法
熟練された技術や知識を持った職人のみしか作れない技法
鍛造リングを作る為の専門工具や機材など設備も必要な為

伝統工芸と言われる鍛造リングは日本の宝だと思いますが
受け継ぐ職人が激減しており鍛造リングは衰退しています
だからこそ鍛造技術を受け継いだ私が広めたいと思います

指輪作りの制作日記をご覧頂いて、鍛造技術に納得をして
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです。

お気軽にお問い合わせOKですよ(^ω^)
こちらの「お問い合わせ」もしくはメールで
j_kouki_ring@yahoo.co.jp までお願い致します。

結婚指輪の一覧です → ジュエリーコウキ 結婚指輪の一覧
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