美しい三角の結婚指輪を手作り~ストレートとウェーブの融合デザイン

結婚指輪の手作り専門店・ジュエリーコウキです
当店2代目の私、池田が書く指輪作りの記事です

結婚指輪を自社工房で1つ1つ手作りをしております
鍛造(たんぞう)と言われる伝統技法で生み出す指輪
プラチナやゴールドを鍛えて造るので鍛造と言います

この製造方法は熟練された職人の技術、鍛造の設備や
専門の工具が必要とされるので全国でほんの一握りの
ジュエリーショップのみでしか製造販売ができません
世の中にあるジュエリーの5%以下と言われています

ジュエリーコウキは”本物の鍛造リングの専門店”です
新潟県長岡市にある小さなジュエリーショップですが
全国のお客様から鍛造リングのご注文を頂いています
これも鍛造のおかげなので鍛造をもっと広めたいです

 

今回の記事内容は
結婚指輪の作り方です

奈良県のお客様から結婚指輪の制作依頼を頂きました
手作り結婚指輪は当店オリジナルのデザインです(^ω^)

デザインの詳細となりますがストレートなフォルムに
ウェーブが融合したオリジナルのデザインなんですが
基本的に”三角形をベースとしたフォルム”なんですよ

言葉でデザインの細かい説明をするのが難しいので
既に結婚指輪が完成しているのでまずはご覧ください

結婚指輪 ウェーブ

リングを上(表)から撮った写真↑

リングを下(裏)から取った写真↓

結婚指輪 三角

デザインを上から見るとセンターがウェーブしていて
ウェーブカット以外の面は三角形になっているんです
この組み合わせのデザインは他にはないデザインです

当店の指輪は私が全て1つ1つ手作りで作り上げます
こちらのオリジナルのデザインの結婚指輪の作り方を
画像をUPしながら完成まで徹底的に解説いたします

 

 

結婚指輪の素材となる
プラチナを溶かします

ジュエリーコウキで結婚指輪の手作りをする場合には
まず1番最初は、指輪の材料となる地金を溶かします

地金(じがね)とはジュエリーの素材の事をいいます
プラチナリングの場合は、地金はプラチナになります
ゴールドリングの場合は、地金はゴールドになります

プラチナ 溶かし

溶かす作業を溶解(ようかい)

地金を溶かす作業のことを溶解と言います(^ω^)
本当は難しい漢字の”熔解”ですがあまり使いませんね

手作りをする結婚指輪に必要となるプラチナの重量を
計算して割りだして(デザインや幅と肉厚で異なる)
溶解皿に地金を入れて酸素バーナーでドロドロに溶解

プラチナ 溶かす

プラチナの融点は約1770℃

融点(ゆうてん)とはドロドロに溶ける温度の事です
酸素バーナーの強烈な炎じゃないと溶けないんですね

あまりにも眩し過ぎるので肉眼で作業は見れません
溶接用の専用ゴーグルをしながらの作業になります
この熔解は手作りをするからこそ見れる工程ですよね

職人さんや携わる人しか見る事ができないのですが
隠す事でもないし多くの人に興味を持ってほしいので
動画で撮りましたので溶解の様子をご覧くださいませ

 

実際に動画で作業の様子を見るとイメージが沸きます
私が手作りをする結婚指輪ですので作業工程や様子も
惜しげもなくガッツリと書こうと思っています(^ω^)

溶かしたプラチナが冷めると画像のようになります
とっても美しい銀色の輝き、これがプラチナなんです
シルバーと違って溶かした時点から反射をしています

プラチナ 画像

いよいよ伝統技法の鍛造が始まります!

冒頭にも書きましたが鍛造は鍛えて造る事を言います
手作りをする結婚指輪の素材がプラチナ900なので
プラチナ900を鍛えながらリングを作っていきます

※鍛えて造るリング=鍛造リング

鍛造リングで検索をすると情報が色々と出てきますが
これから私がする作業が正真正銘の鍛造のやり方です
先代から受け継いだ本物の鍛造をお見せします(^ω^)

鍛造リング 作り方

金槌で叩いて締める
これが基本の作業です

角床(かくとこ)という分厚い鉄板台に地金を乗せて
ヤットコで地金を掴んで固定をしたら金槌で叩きます

金槌も大中小とありますが(もっと細かくあります)
1番重くて大きい金槌を使って地金を叩いて締めます
締めるという表現は実際に地金が締まっていく為です

鍛造リング 制作方法

締める=密度が上がる

鍛造リングの最大のメリットは地金密度が高いんです
ハンマーで何回も叩いて締める作業を繰り返すことで
プラチナの密度が上がっていきます(増していきます)

鍛造のメカニズムですが地金中には微量な空気があり
その微量な空気を”ス”というのですが巣穴になります
巣穴がある地金はモロモロで強度が弱いんです(汗)

金槌で絞め上げての地道な力仕事を繰り返す事により
”ス”が地金から抜けていくというメカニズムなんです
同時に粒子も整うので密度が増して強く育つんですね

プラチナ 鍛造

万遍なく叩いて締める事が必須

地金中に含まれる”全ての巣穴を無くす”ということは
万遍なく叩いて地金を絞めていくことが必須条件です

適当に叩くと巣穴がある場所、無い場所にわかれます
そのような事がないように四面から万遍なく叩きます

そしてハンマーで叩いて締め続けると地金が硬くなり
硬くなった地金は叩き続けても効果が薄くなるんです
現状よりも地金を絞められなくなるという意味ですね

そこでプラチナを更に叩いて締められるようにする為
炎で真っ赤に”焼きなまし”という作業をするんですよ

プラチナ 焼きなまし

プラチナの焼きなまし

更に密度を上げて伸ばせるように焼きなましをします
酸素バーナーで地金が溶ける寸前まで真っ赤にします

これも万遍なくプラチナを真っ赤にする事が必須です
焼きなましを均等にすれば均等に締めれるからですね

焼きなましをするとプラチナが柔らかくなるんですよ
叩いて締めて焼く、この一連の流れで密度が増します
密度が高い結婚指輪を手作りする為の準備は大切です

プラチナ 鍛冶 画像

四角形になって伸びてきました

叩いて締めて焼いて、また叩いて締めて焼いて、更に
叩いて締めて焼いての地道な作業が延々とつづきます

プラチナが四角になり密度が増しながら伸びています
地味で地道な工程になりますので集中力が必要ですね

このような作業を一般的に鍛金(たんきん)と言います
よく聞く言葉では鍛冶(かじ)聞いた事がありますよね

鍛造リング 制作工程

鍛造リングのメリット

結婚指輪を手作りする時に鍛えるのは分かりましたが
鍛えたプラチナで結婚指輪を制作するメリットですが
密度が増したプラチナは物凄く粘り強くなっています

粘り強いうえに密度が詰まっているので頑丈なんです
リングが変形しづらい&傷や凹みが付きづらいんです
これが鍛造リングの最大の魅力でありメリットですね

リング 作り方

95%の結婚指輪は鋳造(ちゅうぞう)

鍛造は昔からの技術を受け継いだ職人しか作れません
よって世の中にある指輪の5%以下と言われています

では残り95%以上の結婚指輪はいったい何なのか?
それは鋳造(ちゅうぞう)という製法で大量生産で
作られた既製品(出来合い品)という事になります

鋳造とはリングデザインの型に、溶かした地金を流し
そして固めてリングにして作った製法の事を言います
型があるので無限に同じ形が作れるという事ですよね

他にも手作りと歌っていても実はパーツの組み合わせ
などやロウワックスで原型を作ったものなどあります
しかし、これらの製法もすべて鋳造製法という事です

※鋳造で流し込む地金は”ス”がそのまま入っています
という事から製品にすると巣穴などがよくあるんです

正真正銘の手作りとはプラチナを鍛えて
形にして直接プラチナを削って作ります
鍛冶風景をまとめましたのでご覧下さい

 

プラチナが板状に伸びました

鍛冶で写真のようになるまでプラチナを伸ばします
溶かして丸かった形が最終的には長い板になるんです

何も考えないで板状になるまで地金を叩いて伸ばして
いた訳ではありません!きちんとした理由があります

プラチナリング 手作り

手作りをする結婚指輪のサイズ

実はこの板状になったプラチナは、これから手作りを
する結婚指輪のリングサイズ(号数)それから指輪の
幅の太さと肉厚になっているんです(2本分のサイズ)

分かりやすく言うと、この地金板をリングに丸めると
これから作ろうとしている結婚指輪の寸法になります

プラチナの熔解作業の段階から、この板状になるまで
を考えて叩いて伸ばして寸法を合わせていたんですよ

ペアリング 作り方

1枚の板を2枚の板にカットする
結婚指輪が同じ素材という事です

こちらがジュエリーコウキのペアリングの作り方です
1枚が2枚に、同じプラチナから結婚指輪を作ります
めっちゃロマンチックな制作方法だと思いませんか?

同じ素材から結婚指輪を手作りする事で、お互いの
結婚指輪から愛情や絆を感じる事ができます(^ω^)
どこにいても2人が繋がっている感覚は素敵ですよね

一般的な結婚指輪は、ここまでの事が出来ないんです
※大量生産は同じプラチナを使う事はほぼ不可能です

結婚指輪 刻印

刻印を打ち込む

結婚指輪の内側(中面)になる面を選んで刻印をする
リングの材質のプラチナ900を証明するpt900刻印
ジュエリーコウキで手作りをした証明となる JK 刻印

指輪作りが終盤に進むとリングの付け心地を良くする
為にリングの中を丸く削るので深めに刻印を入れます

ご依頼を頂きましたお客様が入れる刻印とは別物です
お客様が入れる日付などの記念刻印は最後に入れます

指輪 丸める方法

板を丸めてリングにする

地金板を丸めてリングの形にしていく工程になります
丸棒という真円で円柱の鉄棒と木槌を使って丸めます
丸棒に地金板を巻き付ける要領で叩きながら丸めます

丸棒は円柱ですが一般的な円柱の形状とは違っていて
先端が細くて逆に根元が太くなっている円柱なんです

この形状に理由があり先端部分で丸めると1号サイズ
根元で丸めると30号なんです(中間だと15号です)
サイズの号数に合わせて丸める場所が違うんですよね

リング 真円

隙間をきっちり合わせる

リングの形に丸めると板と板が合わさった部分に隙間
が出やすいのですが、隙間が無いように調節をします

ぴったりに隙間が無いように合わせないと溶接の時に
溶け方に不具合が出るので隙間があると絶対駄目です
もし隙間が出たらヤスリや糸ノコギリで調節をします

※溶け方の不具合とは
隙間があると食い込んで溶けます

指輪 溶接 画像

指輪のロウ付け(ろうづけ)

ジュエリー業界では溶接の事を”ロウ付け”と呼びます
ロウという溶けやすい地金を炎で溶かして溶接します

しかし結婚指輪は長く日常生活で使っている指輪です
溶けやすいロウ地金で溶接をしてもダメージが蓄積を
していくと割れたりヒビが入る場合も(強度が弱い)

そこでジュエリーコウキでは溶けやすいロウは使わず
鍛造で鍛えたリングと同じプラチナをロウの代わりに
使って溶かします(溶ける融点も同じなので難しい)

この溶接の事をロウ付けではなく共付け(ともづけ)
指輪本体と同じ地金なので相性も強度も良いんですね
ただ溶ける温度が同じなので難しい溶接方法なんです

指輪 伸ばし方

結婚指輪のサイズ合わせ

共付けが完了したら結婚指輪のサイズを合わせます
再び丸棒にリングを入れてハンマーで叩いていきます

木槌でなく金槌でインパクトを少し強くして叩きます
そこそこ力を入れますが細かく叩く事がポイントです

細かく叩くことで指輪が綺麗な真円になっていきます
そしてサイズも少しづつ伸びていくので調節をします

手作りならではのサイズ伸ばしなので微調整が可能で
1号単位の号数でなくても0.5号単位でもできます

指輪 太さ調整

指輪の幅の太さを合わせる

手作りをしている結婚指輪の指定幅は3ミリ丁度です
叩いていたので3ミリ以上の広さがあるので削ります

すり板にリングを固定をして側面をヤスリで削ります
両側の側面を同じだけ削る事でバランスが合います

こちらの側面の削り方はストレートのリングの場合で
指輪フォルムが曲線の場合は削り方がまた変わります

ペアリング 作り方

デザインの下書き(設計図)

両側面を削って3ミリのストレートなリングが完成
3ミリのストレートなフォルムにデザインを入れます

センタートップにウェーブを彫り上げていくのですが
いきなりヤスリで削るのは危険ですのでリング全体の
面積を計算をして分割してデザインの下書きをします

設計図みたいなものでリング全体のデザインバランス
がこの下書きで決定します(油性マジックで書きます)
男女で指輪の大きさが違うのでバランスを合わせます

指輪 ひねり

ひねって見えるように指輪を削る

ひねって見えるようにウェーブをしながら削ります
ひねるのでツイストデザインとも言いますね(^ω^)

曲線がポイントとなる彫金作業ですのでヤスリの形
そして大きさなどを変えながら削って調節をします
写真のような小回りが効くヤスリを使うのがベスト

指輪 ツイスト

サイズによって大きさの違う2本の結婚指輪
デザインのバランスを合わせる事がポイント

下書きの段階で2本の結婚指輪のバランスを合わせて
描いた油性マジックのラインに沿って削っていくので
結婚指輪のバランスが崩れる事はないですが念の為に
彫金作業の時に2本を比べながら同時に削りましょう

別々にリングを削ってしまうと削り方や力加減などが
微妙に違うので2本同時に進めることがポイントです

結婚指輪 交差

ストレートの中にウェーブが融合

真っ直ぐでストレートなリングがベースとなっていて
ストレートの中にウェーブを作り出しました(^ω^)

彫金作業でここまでデザインの動きを出せるんですよ
たくさんのヤスリを駆使して流れを削り出しましたが
ヤスリ以外にも先端工具やタガネを使う事も多いです

次はセンター以外を三角形に削る彫金作業になります
三角形になるデザインはオリジナルなので珍しいです

指輪 角落とし

指輪の角を落とす

ひねった指輪の中心部以外の面を削って三角にします
ヤスリを使ってリングの角を削り落としていきますが
急激に角を落とすと、削った角は戻ってきません(汗)

そこで三角形をどのような角度にするかを考えながら
少しづつ段階的に指輪の角を両方から削っていきます
甲丸を作る時も同じですが段階的に削る事がポイント

指輪 三角

三角形の角度が尖りすぎると痛い

三角形という形をイメージをするとすぐ分かりますが
角が尖っていれば尖っているほど指に当たると痛いです

さすがにエッジの効いた尖りすぎた結婚指輪はNGです
こうなると指輪の機能を果たさないので付け心地は重要

三角形の角は最後に調節をするので角を出さないように
しながら三角形の角度だけを削ってフォルムを作ります
画像の角度くらいが丁度良いです(角度の出し過ぎ注意)

指輪 トライアングル

ウェーブとストレートを繋ぐ

荒い目のヤスリで彫金作業が続いていましたが今度は
目の細かい精密なヤスリを使用して仕上げていきます

トップのウェーブと、それ以外のストレートが(三角)
馴染んでいないのでデザインを馴染ませて融合します
精密ヤスリで全体を仕上げながらデザインを繋ぎます

結婚指輪 ウェーブ

結婚指輪はストレートでシンプルですが
ウェーブしたラインと三角が美しいです

三角の角もラインになってストレートに続いています
三角の先端を分からないレベルで丸めてありますので
指に当たっても痛くなく付け心地に問題はありません

リングを表から見ると、ひねったツイストのデザイン
逆に反対側から見るとシンプルで美しいフォルムです

この融合はジュエリーコウキのオリジナルのデザイン
手作りで造れるからこそ細かい部分に対応できますし
そして手作りだからこそ妥協ができないんです(^ω^)

結婚指輪 ストレート ライン

指輪の付け心地を良くする

せっかく全て手作りで結婚指輪を作っているので
付け心地も手作業で確認をしながら削っていきます

内側の面が平すぎると指に触れる面積が多くなります
そうなると指輪がきつく感じて指を曲げると痛いです

逆に丸すぎると指に触れる面積が少なすぎて緩いです
指輪が指に安定しないので指の中で遊んでしまいます

指輪 付け心地がいい

人の指の形に1番合う形が楕円形

平過ぎず丸過ぎない、それが楕円形になります(^ω^)
リングの内側の角を段階的に落として丸めていきます
手作りなので実際に指を入れながら感触を確かめます

指の形にリングが合うと、優しくフィットをします
長く指にしていてもストレスを一切感じないんですよ
リングはストレスを感じない良い付け心地が1番です

日常生活で水分がリングの内側に溜まったとしても
楕円形の形なら自然に水分が抜けていきます(汗も)
ジュエリーコウキの手作りの指輪の付け心地は超最高

指輪 ツイスト

アブラメというヤスリで全体を仕上げる

こだわりの結婚指輪をすべて手作りで造ってきました
いよいよ制作作業のほうも終盤の仕上げへと進みます

アブラメという1番細かい目の種類のヤスリを使用
結婚指輪のデザインの隅々まで徹底的に仕上げます

ウェーブの曲線ラインが綺麗に流れに沿っているのか
またストレートのラインは曲がっていないかなどなど
細かくチェックをして微修正を繰り返して仕上げます

結婚指輪 ライン

美しいストレートライン、流れのあるウェーブ

アブラメで徹底的に仕上げてデザインを完成させます
真っ直ぐな角のストレートのラインは美しいですよね
流れがあるウェーブのラインも美しい曲線です(^ω^)

デザインのおさらいをすると指輪のトップをひねって
ウェーブのラインを作って、三角の面に繋がる形です

三角の面とウェーブの面は同一面という事になります
目の錯覚で違う面に見えますが実は双方とも同じ表面

結婚指輪 交差

プラチナリングの傷を徹底的に消す

プラチナリングを削る彫金は、主にヤスリを使います
荒いヤスリと細かいヤスリで削りまくっていたので
プラチナリングの全体には傷が沢山ある状態なんです

リングに傷が残ったまま磨くと完成まで傷が残ります
この作業で付いた傷を徹底的に無くなるまで消します

結婚指輪 新品仕上げ

耐水性のサンドペーパーで傷が消せる

通常のサンドペーパーではなく耐水性の物を使います
耐水性の紙ヤスリの特徴は、水が含まれる事によって
研磨砂と水が混ざり合って傷の奥まで浸透するんです

傷の形や深さに関係なく隅々までいき渡るんですよね
このような効果から傷が綺麗に消えやすくなるんです
最終的にはサンドペーパーで擦った跡しか残しません

指輪 内側

シリコンポインターで更に仕上げる

シリコンポインターという研磨ゴムで更に仕上げます
紙ヤスリで擦った跡を(ヘアーラインと言います)

ブラウンのシリコンには研磨材が含まれているので
ヘアーラインが完全に消えるまで滑らかに仕上げます

指輪 磨く

磨いて光沢に仕上げる

ブラウンのポインターで紙ヤスリ跡のヘアーラインを
消したらブルーのポインターで表面を光沢に磨きます

ブルーのシリコンポインターは柔らかいゴムなんです
研磨材も含まれていないので磨けば磨くほど光ります
ただ鏡のように反射をする鏡面ではないので次の工程へ

リング 鏡面

ヘラ掛け(へらがけ)

ヘラ掛けという磨き作業で光沢から鏡面へ変わります
ヘラ棒という工具を、プラチナリングの鏡面にしたい
部分に押し当てて表面を潰して滑らすと鏡面が出ます

昔から使われている手法で、現在でも使われています
現在では機械磨きで鏡面仕上げをする事もできますが
手作業でヘラ掛けをした方が鏡面に奥深さが現れます

指輪 鏡面仕上げ

バフ掛け(ばふがけ)

鏡面の反射度を上げるために最後にバフ掛けをします
長い仕上げ作業が続いておりましたがこれで最後です

バフとは磨き布が束になって塊になった強力な磨き布
高速回転で回して鏡面を磨いて更に反射度を上げます

ペン型のリューターに設置をして使う小型のバフから
モーター機にセットして使う大型のバフまであります
どちらのバフも高速回転で布が回って磨くという作業

結婚指輪 日付 名前

結婚指輪に日付や名前の刻印を入れる

指輪がすべて完成をしたらお客様の刻印を入れます
結婚指輪で定番の刻印の文字は、日付と名前ですね

メッセージや、オリジナルで文字を入れる事も可能
ただ刻印を入れ過ぎると内側がザラザラ感が出る為に
付け心地の良さを重視したい人は少ない文字数がお勧め

付け心地の良さを1番の重要ポイントとしている場合
中文字の刻印を全く入れないという選択肢もあります

結婚指輪 ウェーブ

ウェーブ&ストレートの結婚指輪が完成

ついに手作りにこだわった指輪が完成しました(^ω^)
最初から最後まで手作り、鍛造も彫金も手作業ですよ

まるで機械で使ったかのような綺麗なストレートな線
三角のストレートなラインに”ヨレ”が一切ありません

こういったシンプルな造りが意外と難しいんですよね
シンプルな指輪ほど職人技術のレベルが分かるんです

何でもそうですが基本が大事で、基本があるからこそ
色々なデザインのシチュエーションに対応できるんです

結婚指輪 三角

手作り結婚指輪の詳細です

○製造方法 鍛造(たんぞう)
○使用地金 プラチナ900(PT900)
○指輪の幅 メンズ・レディース共に3mm
○指輪の厚 1.7mm
○デザイン ウェーブ&三角ライン
○仕上げ方 鏡面仕上げ(シャイニー・光沢)

オリジナルデザインの手作り結婚指輪を
色々な角度から動画でご覧ください(^ω^)

手作りの結婚指輪のご依頼を頂いた奈良のお客様には
心から感謝いたします。誠にありがとう御座いました
記事を最後まで読んで頂いた方にも感謝いたします!

=================================

鍛造で作る結婚指輪は、ごく稀で希少価値のある結婚指輪
世界中の全てのジュエリーのうち鍛造で作られたリングは
5パーセント未満と言われるほど鍛造リングは少ないです

その理由は、鍛造リングは地金を金槌で叩いて炎で焼いて
じっくりと時間をかけて地金密度を上げていくという製法
熟練された技術や知識を持った職人のみしか作れない技法
鍛造リングを作る為の専門工具や機材など設備も必要な為

伝統工芸と言われる鍛造リングは日本の宝だと思いますが
受け継ぐ職人が激減しており鍛造リングは衰退しています
だからこそ鍛造技術を受け継いだ私が広めたいと思います

指輪作りの制作日記をご覧頂いて、鍛造技術に惚れてから
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです。

お気軽にお問い合わせOKですよ(^ω^)
こちらの「お問い合わせ」もしくはメールで
j_kouki_ring@yahoo.co.jp までお願い致します。

結婚指輪の一覧です → ジュエリーコウキ 結婚指輪の一覧
==================================

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA