結婚指輪のオーダーメイド専門店・ジュエリーコウキ
ジュエリーコウキ2代目の私、池田が書くブログです
当店は鍛造という製法で指輪をオーダーメイドしています
鍛造(たんぞう)とは指輪の素材であるゴールドやプラチナ
を鍛冶で鍛えて彫金をして指輪を造るという伝統技法です。
一般的に多いオーダーメイドは、ロウ材で原型を作ったり
パーツを組み合わせて作りますが当店は完全な手作りです
ハンドメイドで1つ1つ作るという本物のオーダーメイド。
日本伝統工芸なので鍛造でジュエリーを作れる職人さんは
全国でも少ないので鍛造ジュエリーも少ないという事です
割合でいうと全体のジュエリーの1パーセント未満ですね。
さて、2代目の私が書くこのブログですが情報が満載です
鍛造リングの作り方や、鍛造で造った結婚指輪のご紹介や
ジュエリーの素材でよく使う宝石の紹介などもしています。
本日は、日本人が愛する宝石、日本人が身近に感じる宝石
真珠(パール)の魅力やデータなどをご紹介していきます。
宝石の魅力を別の角度から知って頂きたく宝石にまつわる
エピソードを企画として募集をしておりご紹介しています
本日ご紹介する記事もお客様から体験談をお伺いしました。
この宝石にはこんなエピソードやドラマがあるんだな~と
知って頂ければ宝石の魅力も知って頂けると思いますので
記事の最後までお付き合いを頂ければと思います m(__)m
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真珠の歴史
真珠は『宝石の女王』とも呼ばれ、
宝石の中でも最も古いとされている宝石の1つです
エジプトでは紀元前3200年から既に使われていました。
当時はもちろん海で採れる天然真珠しかなかったので
現代と比較してさらに貴重であり、王族などごく一部の
限られた人々しか身につけることはできませんでした。
1893年にミキモト創始者の御木本幸吉が
アコヤ真珠の養殖の研究に成功し、ようやく一般の
人達でも身につけることができるようになりました。
宝石商たちが「養殖真珠は偽物である」と訴えたパリ裁判が
起こりましたが、天然真珠と養殖真珠に品質の差は無く、
全く同じものであるということが化学的に証明されています。
その為養殖真珠であると明記する必要は無く、
現代ではアコヤ真珠のほとんどが養殖真珠です。
真珠(パール)には様々な種類があります
最も知られているポピュラーなパールは
日本でも養殖されているアコヤ真珠です。
アコヤ真珠とは
アコヤ貝から採れるこの真珠の大きさは、
約3ミリから10ミリと小ぶりで、美しい艶が特徴です。
色は白ですが、少しグリーンがかかったものや
ピンクがかったアコヤ真珠(あこやパール)もあります。
色による品質(値段)の違いは無いとされるのが一般的で、
アコヤ真珠の大きさ・形・艶でパールの価値が決まります。
アコヤ真珠(あこやパール)の他にも、
暖かい南の海で採れる南洋真珠があります。
南洋真珠とは
その南洋真珠の中でもポピュラーなのは
白蝶貝から採れる白蝶真珠(白色・金色)
黒蝶貝からとれる黒蝶真珠(黒色)です。
貝は人の顔ほど大きく、真珠も約8ミリから20ミリと
アコヤ真珠と比べて大きくゴージャスな印象になります。
この他にもピンク貝から採れるコンク真珠、メロ貝から
採れるメロ真珠などがあり、南洋真珠に含まれます。
これらは未だに養殖の技術は完成されておらず
天然のみのためとても貴重で大変高価です。
真珠は6月の誕生石で、石言葉と意味は
健康・無垢・長寿・富・純潔・円満・完成
また、真珠は「月の涙」とも呼ばれており、
お葬式でも着けることが許された宝石です。
冠婚葬祭どこでも身につけることができる非常に便利な宝石で
一説では日本人が最も多く持つジュエリーと言われています。
便利な宝石である一方で取り扱いには細やかな注意が必要です。
主成分が炭酸カルシウムであるため酸に弱く
使用後に汗がついたままでパールを放置すると
光沢の劣化に繋がるので必ず丁寧に拭きましょう。
また真珠は人間の爪くらいの硬さでしかなく
他の宝石に比べて柔らかいのでパールを保管する際は
他の宝石とぶつからないように注意する必要があります。
他の宝石とは違いパールを削ることができないので
傷がついてしまったものはどうすることもできません。
さて、ここからは私と真珠のエピソードです
パールリングにまつわる私のエピソードです
この真珠の指輪は、昨年私が婚約をした際に
主人に買ってもらったエンゲージリングです。
エンゲージリングというとダイヤモンドが
一般的ですが、私は悩んだ末に真珠を選びました
こちらの写真が、私が選んだアコヤ真珠の指輪です。
パールリングを選んだ理由は何点かあります
まず、毎日身につけるマリッジリング(結婚指輪)を
ダイヤモンドが目立つデザインにしたいなと思いました。
そこでエンゲージリングもダイヤモンドにして
重ね付けをすると少しトゥーマッチかなと思ったのです。
また、ダイヤモンドはそれなりの大きさにすると
やはりかなり値段が高くなってしまいます。
その点、真珠は大きさはあっても
ダイヤモンドほど高値ではありません。
ダイヤモンドのキラキラとした輝きに比べて真珠は控えめで
まるで慎ましい古き良き日本人女性のようだなと思いました。
「私を見て!」と主張するのがダイヤモンドだとしたら、
身につける人をそっと引き立たせる力があるのが真珠ですね。
真珠を身につけると背筋がスッと伸びて
エレガントで優しい女性になれるような気がします。
真珠の指輪を1つしているだけで
カジュアルな格好でもオシャレで上品に見えます。
オシャレでありながらも嫌味がなく
優しい印象になると思います。
パールリングの重ね付け
購入したダイヤモンドのマリッジリングと重ね付けをすると
上品でありながらもゴージャスなパールリングになります。
私の指輪は真珠の左右にも合計6ピースの
ダイヤモンドが入っているので結構目立ちます。
パールリングに結婚指輪を重ね付けするのは友人の結婚式や
ちょっとリッチなディナーなど、特別な日だけにしています。
本物の真珠を身につけると良い理由
真珠というと、プラスチックのようなものでできた安価な
フェイクパールは雑貨屋さんでもたくさん出回っていて、
私も以前は何も考えずフェイクパールを身につけていました。
でも本物のパールリングやパールネックレスを持ってみて
やはり本物のパールの艶の輝きは全然違うなと感じます。
何より、本物を身につけていると緊張感が芽生えるし、
自分自身のこともパール同様に大切にしようと思えるのです。
小さい真珠、ベビーパールもおすすめ
また、会社の先輩が3ミリくらいのとても小さな真珠の
長いパールネックレスを、白いシャツの上に着けられていて
とてもオシャレだなと思い私もボーナスで似たものを買いました。
小粒であればカジュアルにパールネックレスを
使うことができるのでとても重宝しています。
結婚するときに母から譲り受けた冠婚葬祭に使える
真珠のネックレス(パールネックレス)も大切にしています。
パールの粒が大きいので日常では使えないし
高そうなので丁寧なメンテナンスが必要ですが、
こうやって母娘に代々引き継がれていくことも、
本物のジュエリーの素晴らしさだなと思いました。
いつか歳を重ねたら祖母や母のように
大きな真珠を日常的に使えるようになるのかなと
思うと歳を重ねることが楽しみに感じます。
他にも色んな種類のパワーストーンの
効果やパワーなど記事に書いています
こちらから→パワーストーンの種類と効果
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お話しを聞かせて頂いてありがとうございました m(__)m
ジュエリーコウキでもパールジュエリーを販売しております
その中でもパールネックレスが1番ご購入をされております
冠婚葬祭にパールネックレスは必需品というのが理由ですね。
パールネックレスと合わせてパールリングという方も多いです
ネックレスの真珠と指輪の真珠の色を合わせるのが一般的です。
また、記事で書かれていた小さな真珠を使ったベビーパールの
ネックレスもよく出ています(逆に指輪はあまり出ないです)
しかし総合的に見ると、直径7~9mmの真珠が1番売れてます
このくらいのパールサイズを使ったネックレスが多い為です
パールリングとなると、もう少し大きめのサイズがお勧めです。
パールジュエリーは冠婚葬祭のどれにでも使える装飾品です
入園式、卒園式、入学式、卒業式などにも幅広く活躍をします
特にパールネックレスは1本は持っていたいジュエリーです!
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