結婚指輪の中でも驚愕の幅広!ごつい1cmの太さが凄い鍛造の結婚指輪

鍛造の結婚指輪の専門店、ジュエリーコウキです
伝統技法で本物の鍛造リングを製造販売する会社

当店二代目で宝飾職人歴25年の私、池田が作ります
新潟県長岡市の店舗兼工房で 1つ1つ手作りをします
鍛造技術を継承した私が作る本物の鍛造リングです!

鍛造(たんぞう)とは、指輪の素材となるプラチナや金
を鍛冶で鍛錬しながら作る製法で、技術を受け継いだ
職人しか作れないので全国でも数が少ないレアな製法。

鍛造で作った指輪を鍛造リングといって人気の製法で
偽物も数多くありますので類似品にはご注意ください。

鍛造リングは密度が増したリングで衝撃や変形に強く
長年毎日つける結婚指輪には特に向いている製法です。

 

おかげ様で、全国各地から鍛造の結婚指輪のご依頼を
頂いており感謝感激です!誠にありがとうございます
本日ご紹介をする結婚指輪は茨城県のお客様です(^-^)

鍛造の結婚指輪のデザインですがインパクト満点です
完成していますので完成した結婚指輪をご覧ください。

幅広の結婚指輪、太さは何と1cm
メンズもレディースも同じ10mm

結婚指輪 幅広

プラチナを使用した鍛造の結婚指輪で
ここまで超ごつくて幅広いのは珍しい!

どうですか!? めちゃくちゃ凄い結婚指輪ですよねw
メンズの幅広い指輪で10mmはあっても、レディースで
同じ10mmもある幅広い結婚指輪は凄く珍しいんですよ。

ここまで指輪の幅が太いと、指輪の肉厚も厚くしないと
バランスが取れないのでリングの重さもかなり重いです。

そしてシンプルな平打ちデザインに、打ち出しを入れて
更にダイヤモンドを埋め込むという超豪華版の結婚指輪
価格も凄いですが制作の手間も相当すごい結婚指輪です。

こちらの超幅広い結婚指輪が完成していくまでの工程を
記事にしていきますので完成するまでをご覧下さい(^-^)

 

鍛造の指輪 作り方

鍛造の指輪を作る為に必要になるプラチナを溶かします
これだけ幅広い指輪を2本、ペアリングになりますので
必要になるプラチナの総重量もかなり重くなってきます。

1cmの幅広い指輪を2本作っても大丈夫なように計算を
して用意をして、溶解皿にプラチナを置いて溶かします。

プラチナ 溶解

ファイヤアアアー!!

プラチナの溶ける融点は、約1770度でドロドロに溶解
酸素バーナーから出る炎の勢いとパワーは凄いんです!

肉眼では熔解作業ができないので、溶接専用ゴーグル
などの溶接装備をしてプラチナを溶かして塊にします。

プラチナ 鍛冶

鍛造リングの1番重要な鍛冶作業

鍛造リングは、地金を鍛えて造るリングのことです
溶けて塊になったプラチナを鍛冶で鍛えることが重要

プラチナは冷めると画像のように鏡面になって綺麗!
プラチナ特有の輝きで反射度が高くてさすがプラチナ

金床(かなとこ)という鉄板の台に溶かした地金を置き
ハンマー(金槌や玄翁)で叩いて地金を絞めていきます。

鍛造 プラチナ

カンカンカン!
ガンガンガン!!

ヤットコというペンチのような掴む道具でプラチナを
しっかりと掴んで固定をしてハンマーで叩き上げます!

金床とハンマーに挟まれた地金は強烈に鍛えられます
ハンマーで叩き上げることを締め上げるともいいます。

叩いて叩いて叩きまくって地金を締め上げて鍛えます
鍛造リングとは鍛冶で鍛錬しながら作る指輪なんです。

ハンマーの叩く衝撃で、勢い余ってプラチナが強烈に
ピストルの弾のように弾いて飛ぶことがあるので注意
飛んだ地金があばら骨に当たって悶絶した経験ありw

プラチナ 鍛金

結婚指輪のサイズに合わせて伸ばす

鍛冶でプラチナを叩いて締め上げながら伸ばします
万遍なく叩けるように四角形にしながら叩き上げます。

手作りをする結婚指輪は、幅広の1センチのリング
1センチの幅になるように徐々に伸ばしていきます
地金の表と裏を叩いたら側面を叩く、そんな感じです。

じっくりと時間をかけてプラチナを鍛えて伸ばします
鍛造リングの肝といえる大事な作業なのでじっくりと。

プラチナ 密度が濃い

鍛造リングは密度が濃い指輪

プラチナに限らずにゴールドもシルバーもそうですが
地金中には”微量な空気”が含まれているのが普通です
微量といえども、この空気がとても厄介になるんです。

早い話がデメリットは巣穴の原因になったり凹んだり
ひび割れが出たりなど不具合が指輪に出たりするので
指輪全体の強度に問題が出てくるということなんです。

鍛造リングは手間をかけ鍛冶作業で空気を放出させて
さらに粒子が締まって整い密度が増して上がるんです
これこそが鍛造リングの意味で密度が濃いリングです。

プラチナを鍛錬

鍛造リングのメリットは強度が強い!

鍛造リングのメリットはズバリ、指輪の強度が強い!
鍛冶でじっくりと鍛錬をしながら作るので密度が濃い
密度が高い地金は、強度だけでなく粘り強さも出ます。

リングの変形にも強くなりますし、傷もつきにくくて
ダメージ全般に強くなります(既製品の数倍の強さ)
長く日常生活で付ける結婚指輪には最も向いています。

プラチナリング 作り方

鍛造リングと鋳造リングの大きな違い

ちなみに、一般のジュエリーショップで販売している
結婚指輪は95%以上が鋳造(ちゅうぞう)という製法

鋳造とはリングの原型の型を作って、そこに溶かした
地金を流して固めて作る製法で大量生産が可能な製法
有名ブランドも含めて市場の製品はほぼ鋳造製品です。

リングの型に流し込むので、地金密度もそのままです
なので既製品には小さい巣穴がよくあるという事です。

手作り結婚指輪の店でも、青いロウワックスを削って
原型を作るやり方も結果的には鋳造リングということ
手作りは手作りでも原型を手作りしている事になります。

鍛造リングは、地金そのものを使って鍛冶で鍛えながら
指輪の形にしてヤスリや鏨の彫金で指輪を手作りします
これが本当で本物の手作り結婚指輪という事になります。

プラチナ 指輪 作り方

1枚のプラチナ板を2枚にします

手作りをしている結婚指輪は極太のワイドリングです
1枚のプラチナ板でサイズを伸ばすこともできますが
これは通常サイズの結婚指輪を作った場合になります。

あまりにも幅広い10mmのワイドリングになりますので
2枚にした方が金床からプラチナが はみ出さないので

鍛冶がやりやすくなりますので、糸ノコギリで2枚に
カットして短くしてから再び鍛冶で伸ばしていきます。

プラチナ 焼きなまし

焼きなまし

プラチナに限らず、ゴールドもシルバーもそうですが
鍛冶で地金を叩いて絞め続けて(鍛え続けて)いると
締まり過ぎてカッチカチに硬くなってしまいます(汗)

ここまで地金が硬くなってしまうとハンマーで叩いて
締めようとしても反発力が強くなり跳ね返ってきます
こうなってしまうと締め続けることが難しくなります。

締まり過ぎて硬くなった地金を炎で真っ赤に焼きます
この真っ赤にする工程を「焼きなまし」と言います
真っ赤に焼くことで締まりが少し開放されるんですよ。

ハンマーでまた叩いて締めて鍛えることが出来るので
叩く叩く叩く、そして焼く、この繰り返しが鍛冶です
何度もこの工程を繰り返す事で密度が増していきます。

プラチナ 叩いて伸ばす

圧縮リング、プレスリングとは?
鍛造リングでは無い。その違いは?

最近、よく鍛造についてお問い合わせをよく頂きます
その内容は「圧縮やプレスをした指輪は鍛造ですか?」

ジュエリー業界でも意見が分かれている話しなんです
売り手さんは、鍛造リングと言ったほうが売れるので
地金を圧縮したので鍛造です。という場合が多いです。

しかし、作り手となる宝飾職人さんの意見は反対意見
が多くて地金を圧縮やプレスしたものは鍛造では無い

鍛造を受け継いだ私も圧縮やプレスは鍛造では無いと
思っていますし周りの宝飾職人さんに聞いても同意見
売り手と作り手で、意見が違っているように感じます。

 

圧縮リングやプレスリングは、機械で地金を圧縮して
潰してから機械でリングに「くり抜いて」制作します。

圧縮リング=地金を圧縮して作る指輪

鍛造リング=地金を鍛えながら造る指輪

宝飾職人が作る鍛造リングは、手間暇をかけながら
地金を鍛錬しながら密度を上げて育てながら作ります
この違いが分かりますよね?制作工程が全く別物です。

圧縮リングの専門店は多くありますが「本物の鍛造の
製造販売店は」全国でもほんの僅かしかありません
鍛造は伝統技法で継承した宝飾職人しか作れないのです。

鍛造 結婚指輪

1つのプラチナから2つの結婚指輪が誕生

ジュエリーコウキで手作りをする結婚指輪は1つの
同じ地金から2つの結婚指輪を作るというこだわり!

同じ1つの素材から2つの指輪を作るという工程は、
小さい工房で1つ1つ手作りをしているからこそ可能
私と師匠の父で作っているので贅沢な工程ができます。

全く同じプラチナからお二人の結婚指輪が誕生します
お互いの指輪から絆やLOVEを感じられるという奇跡
めっちゃ素敵で奇跡的な結婚指輪だと思います(#^^#)

結婚指輪 刻印

結婚指輪に刻印を入れます

10mmもある幅広い結婚指輪のベースが2枚できました
この広い状態のプラチナ板を丸めるとリングになります。

結婚指輪の内側(中面)になる面に刻印を打ち込みます
ここでいう刻印はハンマーで叩いて打ち込む押し刻印
お客様の結婚記念日などの日付の刻印は最後に入れます。

結婚指輪の素材となるプラチナを証明するpt900の刻印
そして、ジュエリーコウキ2代目の私、池田が鍛造で
指輪を手作りをした証明となるJKの刻印を打ち込みます。

指輪の丸め方

10mmの幅広いプラチナ板を丸めます

これだけ幅広いプラチナ板を丸めるのは一苦労です
そして厚みもあるので、なおさら丸めにくくなります。

幅が広くて厚みのある地金板を、丸めた場合によくある
現象で、板の表面がしゃくれてしまうことが多いんです。

しゃくれてしまうと、フラットな平打ちにならないので
丸棒という鉄棒と木製ハンマーの木槌を使って丸めます。

丸棒に10mmの地金板を巻き付ける要領で丸めていきます
木槌で板の表面を細かく叩いて丸める事で、しゃくれが
表面に出にくくなるのでフラットのままで丸められます。

※指輪の幅が10mmもあるので多少のしゃくれは出ます

太い指輪 丸め方

繋ぎ目をピタッと隙間なく合わせる

プラチナ板をリングに丸めていくと最後は板が合わさり
繋ぎ目ができますがピッタリと隙間が無いようにします。

ここで合わせた繋ぎ目に少しでも隙間があると、溶接を
した時に繋ぎ目が食い込んで溶けたりヒビ割れをします
隙間が完全に消えるようにピッタリと板を合わせます。

しかし、リングになってみると物凄い幅広い指輪ですね!
結婚指輪でここまで太く、ごつい指輪は滅多に無いです。

指輪 共付け

ファイヤアアアー!!

1センチもあるプラチナリングの溶接作業の様子です!
こんなに太くて幅広いプラチナリングの溶接はレアです。

というのも基本的に幅広いワイドリングは鋳造が多くて
型に地金を流して作るので溶接が無いことが多いんです。

鍛造リングは、地金そのものを鍛冶で叩いて伸ばすので
リングが細くても幅広くても溶接が絶対に必要なんです
ここまで太いプラチナリングの溶接は滅多に見れません!

ワイドリング 溶接

鍛造リングの溶接は共付け(ともづけ)

鍛造指輪は密度が濃くて丈夫なので、それに対応できる
難易度の高い溶接をしてリングを繋げる必要があります
普通のロウ付けという溶接方法ではなく共付けをします。

ロウ付け(ろうづけ)は、溶けやすいロウ地金を使います
しかし共付けの場合は溶けやすいロウ地金を使いません。

プラチナリング本体と同じプラチナを抜いて薄く伸ばし
リングの繋ぎ目に挟んで酸素バーナーで溶かすんです!
指輪の板を2つにしたときに少し地金を抜いていました。

プラチナリングと同じプラチナということは融点も同じ

指輪とロウ地金が一緒に溶けるという超難易度の溶接で
熟練された宝飾職人でないとマスターできない溶接です。

しかし、共付けのメリットは凄くて強度が高くなります
同じプラチナ同士なので相性もよくダメージにも強い!
鍛造リングにはピッタリの溶接方法、それが共付けです。

ワイドリング サイズ伸ばし

結婚指輪のサイズを指定に合わせる

共付けが完了すれば、完全なワイドリングの完成です
ここからはリングが多少なりとも歪んでいるので丸めて
真円に整えてから、お客様ご指定のサイズに合わせます。

再び丸棒にリングを入れてハンマーで万遍なく叩きます
リングの歪みを矯正するように、細かく金槌で叩きます。

指輪が真円になったのを確認したらサイズを伸ばします
同じように細かく金槌で叩いて少しづつサイズを伸ばし
男性のサイズ、女性のサイズ、2本のサイズを合わせます。

手作りなのでサイズ合わせも当然ですが手作業ですので
細かいサイズにも対応ができます(例えば0.5号づつなど)
お客様が1番つけ心地のよいサイズにする事ができます。

ワイドリング 幅を削る

ワイドリングの幅が均等になるように

ハンマーで叩いているので、リングの幅が歪んでいます
綺麗にリング幅を合わせたいので指輪の側面を削ります
すり板に指輪を固定してヤスリで側面を削り合わせます。

注意したい点が1つあって、ここで1センチのリング幅
にしてしまうと余分がなくなってしまうので後から削る
ことが出来なくなるので余分を持ちます(まだ叩くため)

この後に、打ち出し模様という鏨(たがね)という工具で
プラチナリングに模様を打ち込みますのでまた歪みます
ここでの作業はリング幅をある程度揃える事が目的です。

ワイドリング ダイヤ

プラチナのワイドリング2本に
ダイヤをアンバランスに入れる

手作りをしている結婚指輪は、何と男性用の結婚指輪も
女性用の結婚指輪も12ピースづつのダイヤが入ります
ワイドリングにダイヤ入り!すごく豪華な結婚指輪です!

ダイヤは男性、女性合わせて24ピースを埋め込みます
ダイヤの直径の大きさは1.4ミリ~1.9ミリを使い
ランダムにリングに埋め込んでいくというデザインです。

今後サイズ直しが対応できるようにリング全体にダイヤ
を埋め込むのではなくリング全体の4分の3に入れます
残り4分の1のスペースでサイズ直しができるので安心。

幅広い指輪にダイヤを入れる

アンバランスにダイヤモンドを入れますが
結婚指輪なので2本のバランスを合わせる

ワイドリングにアンバランスにダイヤを入れるんですが
適当にダイヤを入れる訳ではなくて、結婚指輪ですので
男性女性2本の結婚指輪の見た目が合うように入れます。

結婚指輪のサイズでどうしても面積が変わってくるので
完璧に2本を合わせるのではなく見た目のバランスです
2本の指輪を見た時にバランスが良いと魅せるという事。

ダイヤを埋め込む位置もそうですが、ダイヤのサイズも
アンバランスに入れます(バランスを良く魅せるように)

大きいダイヤ 中間のダイヤ 小さいダイヤの配置を考え
散りばめると星空みたいになって凄く綺麗になります!
同じ大きさのダイヤだけよりも、見た目に動きが出ます。

ダイヤモンド 石留め

ダイヤモンドの石留め(伏せ込み)

プラチナのワイドリングに1つ1つダイヤの穴を開けて
ぴったりと穴にダイヤが収まったら埋め込んでいきます。

伏せ込み(ふせこみ)またはレール留めという石留め手法

穴に入れたダイヤモンドの周りのプラチナの縁を叩いて
縁を出していって額縁のイメージでダイヤを留めます。

ダイヤモンドがリングの表面にピタリと当てはまるので
一般的な爪で留める手法よりもダイヤが外れにくいです
尚且つ、ダイヤが飛び出ていないので付け心地もGOOD!

結婚指輪 打ち出し

打ち出し模様をリングに入れる

ダイヤモンドの石留めが完了したら鏨(たがね)を使って
プラチナのワイドリング全面に打ち出し模様を入れます。

ハンマーで鏨を叩く事によって模様が打ち付けられます
金槌で入れる鎚目に似ていますが、鎚目の場合は金槌で
叩いて入れる模様で、こちらは鏨の打ち出し模様です。

鎚目同様に、鏨の形や大きさ、打ち入れる角度や位置、
そして鏨を叩くハンマーの力加減などで模様が入ります
同じ模様が作ることができないので唯一無二の模様です。

幅広リング ダイヤ

何度も重ねて鏨を打ち付けることで
打ち出しに立体感と奥深さが出ます

鏨で打ち付ける模様、打ち出しは重ねる度に味がでます
何度も何度も重ねて打ち付けることで模様に深みがでて
凹凸に奥行き感がでて、それが深い味わいになります。

和紙のような岩盤のような複雑な模様が魅力的ですよね
この時点でも叩いているので地金の密度が更に増します
鍛造リングの中でも丈夫な鍛造リングということですね。

ワイドリング プラチナ

鏨も手作りのオリジナル

打ち出し模様を叩き出すための工具、それが鏨(たがね)
実は、鏨も私が手作りをしたオリジナルのアイテムです
鏨には色んな形状があって、そして用途も様々あります。

例えば地金を彫るための彫刻刀のような鏨もありますし
今回の打ち出しのように叩いて使う専用の鏨もあります
石留めで使う為の細い針金のような繊細な鏨もあります。

このように鏨は、使い方や形が違っていて無数あります
宝飾職人は自分が使いやすいように鏨自体を作るんです
私も自作の手作り鏨が数えきれないほどあります(^-^)

ワイドリング 鍛造

鍛造リングはサイズ直しが出来ます!

鍛造の指輪はサイズ直しが出来るのか?出来ないのか?
気になっている方が多いと思いますが安心して下さい
普通にサイズ直しのスペースがあればサイズ直し可能!

地金を鍛えて鍛錬して作る指輪なので心配かと思います
しかし心配は一切ございません!普通のリングのように
サイズを伸ばしたり、サイズを縮めたりできます(^-^)

画像のようにサイズ直しのスペースが確保してあれば
指のサイズが変わってもいつでもサイズ直しが出来ます。

ワイドリング 1センチ

1センチの幅広リングに整える

プラチナリングの幅が1センチになるように削ります
すり板にプラチナリングを固定してヤスリで削ります。

リングの両方の側面を削ってリング幅を整えていきます
水平に側面を削らないとリングが1センチになりません
何処からリングを計っても1センチになるようにします。

ワイドリング 角落とし

リングの角落とし(外角)

付け心地が良くなるようにリングの角を削り落とします
ワイドリングはリングの面積が広いので付け心地が重要
指を曲げたときに、痛く感じないように角を落とします。

しかし、リングの角の落とし過ぎには注意が必要です
角を落とし過ぎるとリングが細く見える場合があります
1センチもある幅広リングなので適度な角落としが重要。

ワイドリングのバランスを崩さないように保ちながら
指を曲げても痛くないか、自分で確認しながら削ります
手作りだからこそ確認しながら作れるのが強みです(^-^)

幅広い指輪 内甲丸

リングの角落とし(内角)

つけ心地を良くするには外の角を落としただけでは駄目
リングの内側の角も、同じく削り落とす必要があります。

しかし、リングの内側の場合は角を落とすだけではなく
指と指輪の内側が密着するので、リングの内側の全体を
丸く滑らかに削る必要性があります(これが内甲丸です)

特に1センチの幅もある太いワイドリングなら尚更です
1センチ幅のリングが指に密着するのでキツク感じます
指を曲げると更にきつく感じるので内側を丸く緩めます。

幅広い指輪 内甲丸

内甲丸(うちこうまる)の嬉しいメリット

幅広いワイドリングではなくても基本的にどのリングも
内側を丸く内甲丸にすると付け心地が凄く良くなります
その理由は楕円形の丸さが指の形と相性がいいからです。

内甲丸リングの最大のメリットは付け心地が良くなる事
例えば内側が滑らかに丸いと、指を曲げても痛くない、

指輪が付けやすい、水分の水はけが良い、きつくない、
指とフィットするなどストレスを感じない指輪になります。

指輪の側面も滑らかに

リングの側面を平面から滑らかに

普通サイズの結婚指輪は側面はそのまま平のままですが
これだけ厚みが分厚いリングは側面も少しだけ丸くします
多少でも滑らかにすることで指を曲げても気になりません。

この方法は分厚いリング、特に印台リングによく使います
指輪の側面をほんの少し丸くするだけで指触りが違います。

プラチナリング 傷消し

プラチナリングの傷消し

ヤスリでプラチナリングを削った跡は残ってしまいます
これは彫金跡で形を作る為にできる傷で仕方ありません。

そこで耐水性の紙ヤスリで徹底的に傷を消していきます
耐水性なので水と混ぜて擦る事で、研磨砂と水が混ざり
傷の奥まで浸透していくので綺麗に消えやすくなります。

ちなみに結婚指輪の表面は打ち出し模様が打ち込まれて
いるので紙ヤスリで擦る必要はありませんし、間違って
擦ってしまうと打ち出しの凹凸が消えるので絶対駄目w

プラチナリング 傷消し

シリコンポインターで滑らかにする

紙ヤスリでプラチナにある小傷を徹底的に消した次は
シリコンポインターという研磨ゴムを使って仕上げます。

リュータ機という高速回転をするペン型の機材の先端に
シリコンポインターをセットして高速回転で仕上げます。

紙ヤスリで擦った細い髪の毛のような細い傷を消します

研磨ゴムということは研磨材は含まれたゴムになります
同じ部分だけを集中して磨くと凹むので注意が必要です
満遍なくバランス良く滑らかになるように仕上げます。

プラチナ ヘラ掛け

ヘラ掛けでプラチナを鏡面に

シリコンポインターで滑らかなプラチナに仕上げたら
プラチナに反射度の高い、鏡面(きょうめん)を出します
まるで鏡のように反射して映り込むので鏡面といいます。

ヘラ掛け(へらがけ)という磨きをすると鏡面になります
ヘラ棒という道具をプラチナに強く押し付けて磨きます
面を潰して滑らかにすることで鏡面が出てくるんですよ。

この磨き方は、失敗をするとプラチナが潰れるだけで
傷になったり凹んだりするので熟練した技術が必要です。

今はヘラ掛けをしないで機械で鏡面にする事も可能です
しかし昔から伝わる伝統技法の1つでもあるヘラ掛けは
機械では出せない奥深い落ち着いた鏡面を出せるんです。

プラチナ バフ掛け

バフ掛けで結婚指輪が完成!

ヘラ掛けをしたら最後に、バフ掛け(ばふがけ)をします
磨き専用の布や厚紙でプラチナを何度も磨きまくります
鏡面が更に光り輝いて本当に鏡のようになっていきます。

これでプラチナを贅沢に使った幅広い結婚指輪の完成!
ハンマーで叩いて鏨で叩いたその回数、計り知れません
鍛造リングの中の鍛造リングなので最高クラスのリング。

アンバランスに散らせたダイヤモンドと打ち出しの凹凸
見事にマッチをしてお互い引き立たせあっていますよね
こんな凄いインパクトがある結婚指輪は無いと思います。

結婚指輪 幅広い

打ち出しは、ナチュラルな仕上げ

結婚指輪のメインデザインとなる打ち出しはナチュラル
鏨で叩いたまま自然なナチュラルカラーで仕上げました
プラチナを鏨で叩き出したままの雰囲気を楽しめます!

光沢でもなく、艶消しのマットでもなくナチュラルです
叩いたままのナチュラルを出せるのは手作りだからこそ
出来合いの既製品では見ることが出来ない仕上げ方です。

もちろんご要望があればピカピカの光沢にもできますし
艶が全く無い艶消しマット加工に仕上げる事もできます。

画像だけではなく動く動画でも自慢の鍛造リングを
見ていただきたいので動画撮影もいたしました(^-^)

幅広い結婚指輪の動画をご覧頂けましたでしょうか?

ごつい結婚指輪ですが、繊細さも打ち出しから感じます
打ち出しの凹凸が重なり合って繊細さが出ているんです。

デザインが何もないシンプルな平打ちリングと比べると
繊細さの他にも重厚感や重量感も感じることもできます。

ナチュラルな仕上げも自然体を感じられてお洒落ですね
アンバランスに入っているダイヤとの相性もGOODです!

普通の結婚指輪を比べると、何倍も重い結婚指輪ですが
指輪の中が内甲丸になっているので付け心地も良いです
ごつい幅広い結婚指輪が好きな方にはお勧めです(^-^)

結婚指輪 ごつい

手作りした幅広い結婚指輪の詳細です

○製造方法 鍛造(たんぞう)
○使用地金 プラチナ(pt900)
○指輪の幅 10ミリ
○指輪の厚 2.1ミリ
○仕上げ方 ナチュラル(内側は鏡面仕上げ)
○デザイン 平打ちリングの打ち出し
○ダイヤ数 直径1.4ミリ~1.9ミリを12ピース×2 合計24ピース

最後に、お客様からのお手紙を一部ご紹介いたします。

茨城県のお客様のご依頼で結婚指輪を手作りしました
ご依頼を頂きまして本当にありがとう御座いました!
作り応えのある超幅広い結婚指輪で制作に燃えました!

お仕事のお問い合わせやご依頼は→コチラ
私が作る鍛造の結婚指輪の一覧は→コチラ

===========お客様の声============

茨城県 S様より

こんばんは。

本日リングの方受け取りました。

とても素敵なリングで感激しました。

またサイズはピッタリでした。

=============================

鍛造で作る結婚指輪は、ごく稀で希少価値のある結婚指輪
世界中の全てのジュエリーのうち鍛造で作られたリングは
5パーセント未満と言われるほど鍛造リングは少ないです

その理由は、鍛造リングは地金を金槌で叩いて炎で焼いて
じっくりと時間をかけて地金密度を上げていくという製法
熟練された技術や知識を持った職人のみしか作れない技法
鍛造リングを作る為の専門工具や機材など設備も必要な為

伝統工芸と言われる鍛造リングは日本の宝だと思いますが
受け継ぐ職人が激減しており鍛造リングは衰退しています
だからこそ鍛造技術を受け継いだ私が広めたいと思います

指輪作りの制作日記をご覧頂いて、鍛造技術に納得をして
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです。

お気軽にお問い合わせOKですよ(^ω^)
こちらの「お問い合わせ」もしくはメールで
j_kouki_ring@yahoo.co.jp までお願い致します。

結婚指輪の一覧です → ジュエリーコウキ 結婚指輪の一覧

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