【Pt900】鍛造の結婚指輪 幅3.5mm 男性は平打ち&女性は桜の槌目

結婚指輪を手作りする宝石店、ジュエリーコウキ
日本伝統技法の鍛造で作る鍛造リング専門店です

鍛造リングとは、指輪の素材となるプラチナやゴールドを
ハンマーで叩いて鍛える鍛冶で密度を上げながら作る製法。

鍛造は日本伝統技法で、昔から代々受け継がれてきた技で
特殊な宝飾技術ですので全国的に鍛造リングは希少な指輪。

鍛造は伝統技法ですので継承した宝飾職人しか作れません
お蔭様で全国各地から鍛造リングのご依頼を頂いています。

私、池田は当店二代目で宝飾職人として29年しています
師匠である父から鍛造技術を受け継ぎ鍛造を守っています
新潟県長岡市の自社工房で私が鍛造リングを作っています。

ジュエリー職人

【結婚指輪のデザインが夫婦で違う】

ご紹介をさせて頂く鍛造の結婚指輪は別々のデザイン
メンズ用がシンプルな平打ちリングの鍛造の結婚指輪、

レディース用は平打ちリングをベースとしていますが
桜の打ち出すタイプの槌目加工のデザインになります。

結婚指輪の幅は夫婦で同じ3.5ミリ

どちらも鍛造の結婚指輪の幅は3.5ミリですので
リングの幅が統一されているのでデザインが違っても
ベースが平打ちという事もあり見た目はバッチリです!

DSCN2691

鍛造 プラチナ結婚指輪 作り方

早速、鍛造のプラチナ結婚指輪の作り方をお伝えします
完全ハンドメイド、手作りのみで作る鍛造の結婚指輪です

私が作る結婚指輪は、プラチナを溶かす所から始まります
2本を作るのに必要なプラチナを溶解(ようかい)します

プラチナが溶ける融点は約1770度と言われております
その融点以上の火力がないと溶けません(当然ですがw)
ですので、火力の超強い酸素バーナーの炎で溶かします。

pt900 溶解

1つの同じプラチナの塊から2つの指輪を作ります
同じプラチナから結婚指輪が誕生したら最高ですよね
その為に2本分に必要なプラチナを溶かすんです(*´Д`)

そして溶かしたプラチナを金槌で何度もガンガン叩いて
焼いていく鍛金(たんきん)作業へと進んでいきます
こうして作られる指輪を鍛造(たんぞう)と呼びます

どちらも鍛えるという言葉が入っているように
プラチナを鍛えながら強くして育てる作業という事です

詳しくは動画で紹介をしておりますのでご覧ください
コチラからどうぞ → プラチナの鍛造作業(Youtube動画)

 

動画のような鍛金(たんきん)などの鍛冶を続けていくと
最終的に下の写真のようにプラチナが長い板状になります

溶かして丸かった塊のプラチナがこうなるんですよね~
金槌で何度もじっくり叩いて炎で焼いて成形していきます。

pt900 鍛造

手間をかけてプラチナと真剣に向き合う鍛造
そうする事でプラチナも必ず応えてくれます

地金中に含まれる微量な気泡(スと呼ばれています)
そんな微量な空気が地金から放たれて地金が締まります

そして粒子も詰まり粘り強い上質なプラチナになります
鍛造で作るリングは密度が増した強いリングなんですね

予めプラチナ板の幅と厚みは設定しながら成形します
これが結婚指輪に必要な幅と厚さという事ですね(^ω^)

pt900 結婚指輪 鍛造

1枚のプラチナ板を2枚にします(ペア)

この長いプラチナの棒が2つの結婚指輪のベースです
糸ノコギリで1枚のプラチナの棒を2枚にします(ペア)

作る指輪のサイズによってカットする長さは違います
例えばですが、10号の指輪を1本作るには約55ミリの
長さが必要です(デザインや肉厚によって変わりますが)

pt900 結婚指輪 鍛造 製造工程

1つのプラチナから2つの指輪が誕生!

とっても素敵な工程だと思いませんか(*´Д`)
「この工程に憧れてジュエリーコウキにお願いしました」
というお客様が全国各地にいらっしゃって凄く嬉しいんです

確かに手間はかかりますが、1つ1つ真心と丹精をこめて
精一杯に造る事で、お客様が感動してくれるんです(涙)
ですのでこの工程は一生続けていきます(キッパリ!)

ちなみに自分が約20年前に嫁さんに作った結婚指輪も同じ
工程で作っていますので今でも仲良しで尻に敷かれていますw

pt900 結婚指輪 刻印

結婚指輪の内側に刻印を打ち込みます

マリッジリングの内側になる面に刻印を打ち込みます
プラチナ900で制作していますのでプラチナ900の

刻印とジュエリーコウキで間違いなく私、池田が鍛造で
手作りをしましたというJKマークの刻印を打ち込みます

ちなみにお客様の記念日の数字や、お名前やメッセージ等
などの中文字の刻印は完成後に打ち込みますのでご安心を。

pt900 鍛造リング

リングの形になるように丸める

指輪を丸める時に使う棒(芯金、芯棒、金棒)など
呼び方は様々ですが、自分は丸棒と呼んで使っています
その丸棒にプラチナの板を押し付けて金槌で叩き丸めます。

pt900 鍛造 指輪

隙間が出ないように隙間を合わせる

プラチナの板を丸めていくと最終的にくっつきます
くっついた部分に隙間が出ないように注意をします

もし合わせ口に隙間があるなら糸ノコギリを使って
隙間を切り込み100%隙間がなくなるまで調節します

隙間があるとNGな理由は隙間があるとロウツケという
溶接をした時に溶け過ぎて食い込んだり、溶接自体が
不十分だったりという不具合が出る可能性がある為です。

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ファイヤアアアアアアー!!

ロウ付け(ろうづけ)

地金を溶接する事をロウ付けと呼びます
先程のリングの合わせ口にロウという溶けやすい地金を
挟みこんで酸素バーナーでロウを溶かして融合させます

ロウにも融点が色々とあり溶けやすいロウから溶けにくい
ロウまで様々ありますので、用途によって使い分けます。

pt900 鍛造 結婚指輪

鍛造の結婚指輪でこだわっている溶接が
ロウ付けではなくてトモ付け(ともづけ)

トモ付けとはロウを使わずに、リングと同じプラチナを
薄く伸ばして合わせ口に挟み込み、その箇所を溶かす事

ロウを溶かすというよりもリング自体を溶かすイメージ
とっても危険で熟練された技術が必要ですが強度が抜群!
指輪と同じ地金なので相性も良いですし変色もありません

pt900 鍛造 リング

リングを真円にして指のサイズまで伸ばす

丸棒(芯金、芯棒、金棒とも呼ぶ)にトモ付けが終わった
リングを入れて、金槌でプラチナリングの表面を叩きます

プラチナリングの表面を、くまなく叩く事で綺麗な真円に
なるのですが同時にお客様の指輪のサイズまで伸ばします

金槌で微調整を繰り返しながらサイズを伸ばしていくので
細かいサイズの設定も可能です(例えば10.5号など)

pt900 結婚指輪 鍛造 槌目

槌目(つちめ)リングに槌目加工

真円にする時や、結婚指輪のサイズを伸ばす時に金槌で
プラチナリングの表面をガッツリ何度も叩いているので
槌目・鎚目(つちめ)という模様が打ち込まれています

槌目模様にもバランスが絶対にあるので適当に叩いて
槌目柄を作ろうとせず、バランスを考えながら叩きます
バランスが良い槌目とは何処から見ても綺麗な凹凸です

男性のマリッジリングはシンプルな平打ちになりますが
女性のマリッジリングは「桜の打ち出し模様」を槌目の
上から打ち込むので綺麗な槌目が下地として必須です!

たがね

オリジナル 桜の鏨(たがね)

「桜の花びら」の形をしたタガネで槌目を打ち込みます
ちなみに写真の鏨は、完全手作りで私が作ったんです!

焼いて削って〆ての繰り返しでオリジナルの鏨を制作
何度も叩くタガネだからこそ強度と粘り強さが必要です

タガネの先端を桜の花に彫りあげるのも削っただけでは
どんな桜の模様になるのか分からないので実際に見本の

指輪に打ち込みながら桜の形を整えて作っていくんです
という事は、この桜の打ち出しデザインは当店のみです!

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結婚指輪に桜の槌目加工

整った綺麗な槌目模様の上からサクラの鏨を打ち込みます
下地となるベースの槌目が整っている事が絶対条件ですよ

植物もそうですがベースとなる土が綺麗という事が良いに
決まっています!汚い槌目に桜を入れたら枯れますよね(涙)
桜の打ち出しをするには下地の槌目が本当に大事なんです

槌目リング

1枚1枚、丁寧に桜を打ち込みます

桜の打ち出しも槌目と同じようにバランスが凄く大事です
適当にサクラのタガネを打ち込むと良い物が出来ません!

桜を打ち込む位置と数、間隔を考えながら作業をします
しかし機械のように計算された完璧キッチリタイプもNG!

キッチリし過ぎるとバランスが機械的で躍動感が消えます
何というか、普通の模様になってしまうんですよね(;´Д`)
うまく説明が出来ませんが・・・センスが超超超重要ですw

槌目 指輪

桜の花に動きがでるように打ち込む

パッと見ると桜が均等に揃っているように見えますが
実は微妙に桜の花の位置をずらして大きさも違うんです

全く同じ位置で同じ大きさ、同じ深さだったら・・・
それこそ普通の模様となってしまうからなんですよね
多少ずらして深さ、大きさを変える事で奥行き感を得られます

指輪 槌目

世界で1つ 桜の槌目の結婚指輪

先程言ったように、打ち込む力加減や位置、大きさや向き
色々な要素が絡み合って桜の打ち出し模様が浮き上がります

同じように作ったとしても、全く同じ物を作る事は不可能
1枚1枚の桜に個性があるこの結婚指輪は世界で1つだけ!
もちろんサイズによっても、桜の花の枚数は変わってきます

指輪 桜

結婚指輪の肉厚もボリューミー

叩いて鍛えて造る「鍛造の結婚指輪」だからこそ肉厚も重要
金槌で何度も叩いて作る槌目から、更に上から叩いて作る
桜の打ち出し模様となれば指輪の厚みも重要となってきます

薄っぺらな結婚指輪では、この工程に耐えられませんので
結婚指輪の肉厚(高さ)はかなり重要視しております(*´Д`)
もちろん工程の部分だけではなく、つけ心地も良くなります

結婚指輪の肉厚があればあるほど、指輪の内側をヤスリで
丸く削る事ができるので、着け心地が凄く良くなるんですね。

リング 桜

桜の花がリングの中で舞っています

桜の鏨と金槌で1枚1枚の桜を打ち込んだ桜の槌目デザイン
桜の花の位置、角度、深さ、大きさ、などなど沢山の要素が
重なり合って躍動感と奥行のある桜が浮かび上がるんですね

まるで桜が舞っているかのように見えると思います(*´Д`)
限定された指輪の幅の中でここまで魅せる事が出来るんです

もちろん指輪の幅が広くなれば、入る桜の数も増えますが
幅が狭くても、その幅の中で桜に躍動感を与えるのも技です

pt900 結婚指輪 槌目

女性の結婚指輪は 桜の打ち出し槌目デザイン
男性の結婚指輪は シンプルな平打ちデザイン

まだ男性のマリッジリングは表面を削っていないので
槌目のマリッジリングとなっていますが、槌目模様が

好みであればこのまま仕上げても素敵ですよ(^ω^)
打ち出しと槌目の相性は抜群なんでバッチリです!

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結婚指輪 幅を削って3.5mmにする

男女ともにマリッジリングの指定幅は3.5ミリです
2本とも金槌で槌目や打ち出しをガッツリしているので
マリッジリングの幅が結構広がっているので幅を削ります

結婚指輪の両側の側面をヤスリで削る作業になるのですが
この時に指輪の側面をクルクル回しながらヤスリで削ると
幅がバランスよく均一に削られてお勧めですよ(^ω^)

結婚指輪 3.5mm

結婚指輪の角を削り落とします

マリッジリング側面を削っていくと鋭利な角が出現します
この鋭利な角を「バリ」と専門用語では呼ばれています

このバリは基本的にどの地金の指輪の場合でも出現します
特に鍛金で作られたプラチナのバリは粘り強くて危険です
拡大して見ると角というよりもノコギリの刃みたい(汗)

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簡単に指がスパッと切れるので本当に危険な角なんです
ですのでバリが出たらヤスリで落としながら作業をします

この時にバリを落とすだけではなく、指への着け心地を
考えて結婚指輪の角をバランスよく落としていくんです

何度もバランス良くという言葉を使いますが、角を落とし
過ぎても駄目、落とさな過ぎても駄目、バランスが重要で
結婚指輪に限らず、指輪はバランスで見た目が決まります!

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槌目からフラットな平打ちに仕上げます

男性のマリッジリングは槌目のままでしたが、いよいよ
フラットでシンプルな平打ちに仕上げていきます(*´Д`)

マリッジリングの表面の槌目は凸凹していますので
マリッジリングと同じ位の幅がある平なヤスリを使用。

pt900 平打ちリング

槌目の凸凹が消えるまで平なヤスリで削っていきます
彫金の力加減で、平打ちの肉厚が変わってしまうので
ここでもバランスよく均等に表面を平に削っていきます

力加減も重要と言いましたが、ヤスリの角度も凄く重要
少しでも斜めにヤスリがリングの表面に当たっていると
削るにしたがって次第に表面が斜めに削れていくんです

デリケートな彫金作業になりますので、スケールという
厚みを計れる道具で計りながら彫金する事をお勧めします。

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指輪の着け心地を良くします

ずっと長く指につける結婚指輪は着け心地が凄く重要!
ストレスを感じる指輪は体調も悪くなりますので注意!

つけ心地の良い指輪とは、違和感なくつけられる指輪
もちろんストレスは感じないレベルの着け心地です

しっくりと指に指輪が吸い付くようなイメージで、
うまく説明できませんが指にフレンチキスをしたような
ソフトな感じですw(どんな感じなのか分かりませんw)

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内甲丸に仕上げる

リングの内側を内甲丸という形に仕上げていきます

分かりやすく削り方をお伝えすると、結婚指輪の中側を
指の形にフィットするように楕円形に削っていくんです

丸くし過ぎると指と指輪が、くっつく面積が少なすぎて
緩く感じますし平のままだと、くっつく面積が多すぎて

きつく感じるのでストレスを感じるんですよね(汗)
という事で中間の楕円形が指に1番フィットするんです

pt900 結婚指輪 鍛造

結婚指輪の仕上げに作業になります

まずは、ヤスリの彫金作業で全面にできた小傷を消します
結婚指輪のデザインを削ったり、指輪の内側を削ったりと
プラチナリングの全面は小傷が沢山ある状態です(汗)

この小傷を更に小さくしたり、完全に消したりするのに
耐水性の紙ヤスリを使ってプラチナリングを擦ります

何故、耐水性の紙ヤスリが良いかというと、水分を含んだ
紙ヤスリは擦る度に水と研磨砂が混ざり合って威力が出ます

威力というのは削る威力ではなく、小傷に浸透する威力です
紙ヤスリと細かい研磨砂のダブルパンチで小傷を消すんです
プラチナリングの全面が真っ白になればかなり消えています。

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紙ヤスリの次は研磨ゴムで磨く

シリコンポインターという研磨ゴムでリングを磨きます
紙ヤスリで擦ると紙ヤスリの跡が残りますので消します

茶色いシリコンポインターは研磨材の入った硬いゴム
水色のシリコンポインターは滑らかにする柔らかいゴム
デザインによって使い分けるポインターの形が様々です。

メンズ 平打ちリング

男性の平打ちを磨くときは注意が必要!

男性のマリッジリングは平打ちでシンプルなデザイン
平打ちはシンプルなので作るのに簡単そうに見えますが
意外と難しいんです(シンプル過ぎると肉眼で分かる為)

研磨ゴムで磨いていくんですが、同じ場所を研磨ゴムで
集中してしまうと、あっという間に凹んでしまうんです
シンプルがゆえに凹みや歪みが目立ってしまうという事

シリコンポインターで磨くときは一定の場所ではなくて
バランスを考えて平均的に全面を磨くようにするんです。

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ヘラがけ(ヘラ磨き)

ピッカピカの光沢を作るのに必要で重要な磨き工程です
ヘラ棒という道具を使ってプラチナリングを磨きます

水色の仕上げ用のシリコンポインターで多少の光沢は
出るのですがピッカピカの鏡のような鏡面は出ません
反射するような鏡面や光沢を出すにはヘラ棒が必須です

プラチナの面を潰すような感覚で、ヘラ棒をプラチナに
強く押しつけながら潰して滑らせて磨いていくんです
とっても原始的な手法ですが実はこれが1番重要です!

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バフ仕上げ(バフ掛け)

ヘラがけが完了するとピッカピカの光沢になりますが
強くヘラ棒を押し付けて磨いたのでヘラの跡が残ります

そのヘラ跡をバフという高速回転の磨き布で磨きます
リューターの先端に設置する小さいバフから、大きな
バッファーというグラインダータイプを使い磨きます

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もの凄い高速回転で回っていてパワフルな機械です
指輪をしっかりと指で掴んでいないと飛ばされます
そして固い布が当たるのでプラチナが超熱くなります

グラインダータイプはパワーが凄いので危ないですが
バフで磨くと鏡面が更に反射して鏡のようになります

このバフ作業を長年続けていると、親指と人差し指の
爪がマニキュアをしたかのようなに艶々で光るんですw
何というか、ちょっと恥ずかしい自分がいます(*´Д`)

pt900 結婚指輪 鍛造

鍛造のプラチナ結婚指輪が完成!

終始、鍛造にこだわり抜いた渾身のプラチナ結婚指輪です
ここまでリングに魂や情熱、愛情、真心をこめているのは
職人では自分くらいなんじゃ?と感じるくらいです(*´Д`)

女性は桜の打ち出した槌目模様が舞う美しい結婚指輪
男性はシンプルな平打ちでスマートに魅せる結婚指輪

この2本ともに同じ工程、同じ幅と厚みなので違和感ナシ
デザインが違っていてもペアに見えるのはテクニックです

結婚指輪 pt900 鍛造

鍛造の結婚指輪は強くて魅力的!

鍛造という製法は日本伝統技法の1つで継承されるもの
私も師匠である父から長い修行で得た伝統技術なんです

父は亡くなってしまいましたが鍛造技術を私が引き継ぎ
今度は私が鍛造を後世に残す役割があるので頑張ります!

鍛造は鍛えて造るという意味で、鍛冶で鍛錬しますので
リングの密度が増して高まるので頑丈に育っていきます

市販の既製品のリングの数倍は頑丈だと言われています
頑丈な鍛造リングは変形しにくくて傷も付きにくいので
毎日着ける結婚指輪には1番合っている製法なんですね!

さて、秋のブライダルシーズンでめっちゃ忙しいので
ブログはここまでにして次の指輪制作にはいりますm(__)m

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鍛造で作る結婚指輪は、ごく稀で希少価値のある結婚指輪
世界中の全てのジュエリーのうち鍛造で作られたリングは
1パーセント未満と言われるほど鍛造リングは少ないです

その理由は、鍛造リングは地金を金槌で叩いて炎で焼いて
じっくりと時間をかけて地金密度を上げていくという製法

熟練された技術や知識を持った職人のみしか作れない技法
鍛造リングを作る為の専門工具や機材など設備も必要な為

伝統工芸と言われる鍛造リングは日本の宝だと思いますが
受け継ぐ職人が激減しており鍛造リングは衰退しています
だからこそ鍛造技術を受け継いだ私が広めたいと思います

指輪作りの制作日記をご覧頂いて、鍛造技術に納得をして
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです。

お気軽にお問い合わせOKですよ(^ω^)
こちらの「お問い合わせ」もしくはメールで
j_kouki_ring@yahoo.co.jp までお願い致します。

ネット販売はコチラ→ジュエリーコウキ ヤフーショップ

結婚指輪の一覧です → ジュエリーコウキ 結婚指輪の一覧
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