鍛造の結婚指輪&鍛造リング専門店のジュエリーコウキ
当店二代目の私、池田が書く指輪作りの日記です(^-^)
鍛造(たんぞう)とは、文字通りに鍛えて造る事をいいます
指輪の素材となるプラチナやゴールドを鍛冶で鍛錬しながら
地金密度を上げて丈夫な指輪を作っていく製造方法の事です。
伝統技法なので、鍛造技法を受け継いだ職人しか作れません
手作りの指輪やハンドメイドリングという言葉が人気ですが
ジュエリーコウキの場合はガチで手作業で作る本物なんです。
ロウワックスで原型を作ったり部品の組み合わせではなくて
プラチナやゴールドを叩いて削って磨いて作る本物の手作り
その為に手間はかかりますが鍛造を受け継いだ私が作ります。
ご覧を頂いている私が書くジュエリーコウキのブログ内容は
指輪を鍛造で作るやり方、そして鍛造で作ったリングの紹介
また、リングと関係が深い宝石や石のご紹介をしております。
本日のブログ内容は水晶(クォーツ)をご紹介致します
タンジェリンクォーツというオレンジ色の温かみのある水晶
そのパワーや効果、また実際にタンジェリンクォーツが好き
で身につけている方からお話しをお伺いいたしました(^-^)
お話しをお伺いした方は、タンジェリンクォーツのピアスを
お持ちなんですが普通のピアスではなく軟骨ピアスなんです
軟骨ピアスは耳たぶではなく耳のフチにするピアスの事です。
タンジェリンクォーツのパワーや効果、軟骨ピアスの
どんなお話しが聴けるのかとっても楽しみですよね
それではお伺いしたお話しをご覧くださいませ m(__)m
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小粒なその石は鮮やかな蜜柑色をしています。
決してメジャーなものではなく、
余り知られていない名前の水晶ですが
タンジェリンクォーツといいます。
マンダリンクォーツとも
いわれることがあるようですが、タンジェリン
(tangerineブラジルの言葉で蜜柑を意味します)も
マンダリン(mandarin)も柑橘類(オレンジ)の名前です。
その鮮やかな色の印象が
いかに強いかがうかがい知れますね。
見た人を思わずにっこりさせてくれるような温かみのある
元気の出る色合いの水晶、それがタンジェリンクォーツです。
タンジェリンクォーツは柑橘類の色
オレンジの半貴石といえば、
カーネリアンなどが知られていますが、
もっと黄色味の強い、まさに日本の蜜柑のような色です。
鉱物の成分としては水晶と変わらないのですが、
この美しい蜜柑色の正体はヘマタイト(赤鉄鉱)です
水晶に含まれる酸化鉄の赤みがこの色を作り出すのです。
原石の中央には透明なままの水晶があり、
いずれ酸化が進むと茶色実を帯びてくることもある、
と言われています。
この特性から、タンジェリンクォーツは水晶本来の浄化力に、
ヘマタイトの『エネルギーを増幅していく活性作用』が加わり
特に血液に対して大きく影響を与えるようです。
タンジェリンクォーツの意味と効果
その活気あふれる鮮やかな蜜柑色のイメージ通り、
やる気と積極性を引き出してくれる働きがあるそうです。
漠然とした倦怠感や疲労感、ネガティブな感情を払拭し、
マイナスの要因を浄化して体内のエネルギーを増幅させ、
ポジティブな領域に引き上げること、
また、そのエネルギーを胎内に循環させてくれる
作用があり、モチベーションを向上させてくれる
という嬉しいパワーを秘めているのです。
その浄化力に加えて、タンジェリンクォーツは
身体に取り込むべき良いものを巡らせて、
モチベーションを向上させてくれるのだそうです。
パワーストーンとしてもエネルギーがある水晶
タンジェリンクォーツは浄化力と回復力がある
体力が落ちているとき、気力が向上しないとき、
そして病気などで療養しているときに身につけたり
近くにクォーツを置いておくことで活力・生命力が回復し
元気が出るエネルギーがあるクォーツとも言われています。
もともとが水晶なので、持つ人を選ばないのに、
プラスの作用が多いという珍しいクォーツですね。
疲れ気味だな~とか、
やる気が出ないなぁ~という現代人には、
このタンジェリンクォーツはぴったりかもしれませんね。
その鮮やかな蜜柑色のクォーツに抵抗がある人も
ブレスレットの中に一粒の刺し色として使ったり、
タンジェリンクォーツお守り袋にいれて持ち歩いたり
ベッドサイドに原石(水晶)をおくなどすれば、
その水晶のパワーを十分に浴びることができるはずです。
タンジェリンクォーツのピアスとの出会い
そして、長年ピアスをしてみたエピソード
私がこのタンジェリンクォーツを
始めて見たのは9年前の誕生日でした。
購入したのは小さなトラガス(ピアス)です。
土台はチタンで、耳の軟骨部分につけるものを
探していた時に出会いました。
その頃、公私ともに
さまざまなトラブルが重なりました。
結構ヘヴィなことが続いたので、
親子共に疲弊していたのです。
『何かマイナーチェンジをしたいなぁ』
と思っていろいろ考えを巡らしていたのですが、
それまでにしていたことといえば、髪を切ったり、
ピアスの穴を増やしたり、しかし、そうしたことも
やりつくした感もあって、堂々巡りだったのです。
さて、これ以上のマイナーチェンジってなんだろう?
金髪にしてみたい気持ちはあるけれど、社会的に
それはちょっとまずいお年頃だし、と思っていたら、
『そういう時には軟骨ピアス、おすすめですよー』と
声をかけてくれたのがジムのインストラクターさんでした。
耳たぶにするピアスとは
ちょっと違う軟骨ピアス
彼女は仕事中はピアスをしない(できない)けれど、
かわいいものをいろいろ持っていて、出勤途中などに会うと
耳たぶの縁ギリギリのところにキラリとひかる一粒石の
トラガス(ピアス)をつけていたのを知っていました。
軟骨ピアスは痛いというイメージがあったのですが
『上手につけてくれる人がいるところがありますよ』
とお店を紹介してくれたのです。
その年の私の誕生日はちょうど日曜日で、ピアスを買って
着けてもらうためにちょっぴり遠出する決心をしたのです。
夫は出勤し、子供たちは二人でお留守番となりましたが、
私の煮詰まり具合を知っていたので快諾してくれました。
その小さなお店は
予約のお客さんが途切れることなく訪れていました。
『ピアスですね?どんなものがお好みですか?』と
グランジっぽいファッションのお店のお兄さんが
意外なほど丁寧な言葉遣いと物腰で接客してくれました。
初めて耳の軟骨にピアスをつけること、さらに、
その数か月に見舞われてきた様々なトラブルを払拭したくて
自分のマイナーチェンジを図りたいのだということを話したら、
彼は『じゃあ、このオレンジの石はどうですか?
タンジェリンクォーツ、別名『蜜柑石』とか『蜜柑水晶』と
呼ばれていて元気がでる石だと言われていますよ』というのです。
タンジェリンクォーツのピアス
ルビーやサファイヤ、ピンクトルマリンなどが
黒天鵞絨のトレイに並んでいましたが、
始めて目にしたタンジェリンクォーツの鮮やかなオレンジ。
まさに蜜柑そのもののようなクォーツは、
その時の私には大変魅力的に見えました。
しかも、あまり出回ることが無いのか
『このピアス、一点ものなんですよ』と言われ
ますます惚れ込んでしまい買ってしまったピアスは、
意外なことに耳の上の外側の縁につけると肌になじみ
それほど目立つことなく鏡を見てもクォーツのピアスが
昔からそこに付けていたかのような気持ちになりました。
タンジェリンクォーツのピアスをする為に
開けた軟骨の穴が安定するまでの処置の仕方を習い
髪を耳にかけて街を歩くと、なんだかとても軽快な気持ちで
ケーキもちょっと高いものを奮発して帰りました。
今でも忘れられない自分のバースディの記念です。
そして、
その時からずっと私の右耳の縁にあるその蜜柑石は
もう身体の一部のような感じがしてピアスを
着けていることも忘れてしまいそうです。
『あなたはストレス耐性が強いね』と
よく言われますが(それは喜んでいいのか悪いのか…)
その理由の一つにタンジェリンクォーツのパワーが
影響しているかもしれないな、と思う今日この頃です。
他にも色んな種類のパワーストーンの
効果やパワーなど記事に書いています
こちらから→パワーストーンの種類と効果
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タンジェリンクォーツのピアスにまつわるエピソードでした
ご自身の体験談をお話しして下さりありがとう御座いました。
当店でもクォーツを素材としたジュエリーは多々ありますが
オレンジ色のタンジェリンクォーツは販売していないですね。
それくらいに、メジャーな水晶ではないという事なのですが
色んなパワーやエネルギー、また効果など知ったので、この
機会にタンジェリンクォーツを素材に使いたいと思いました。
私は鍛造リングを作る職人ですのでリングに入れたいですね
例えば結婚指輪の内側に小さいタンジェリンクォーツがもし
あるならば、この水晶を入れてみたいなと思いました(^-^)
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