結婚指輪 おばあちゃんになっても着けたい!劣化しない鍛造の指輪

結婚指輪の手作り専門店、ジュエリーコウキ
日本伝統技法の1つ、鍛造で結婚指輪を制作

鍛造(たんぞう)という日本の伝統技術で結婚指輪を制作
鍛えて造る指輪という意味で鍛造指輪と言われています。

ちなみに出来合いの既製品の結婚指輪は鋳造(ちゅうぞう)
という製法でリングの原型の型に溶かした地金を流して
固めて作る大量生産で、市場の99%以上がこの製法です。

手作りと言っている店でもロウワックスを削って指輪の
原型を作っている店がほとんどでこれも鋳造に入ります。

市場の残り1%以下が鍛造で 宝飾職人が鍛冶で作ります
直接地金(プラチナやゴールド)を鍛えて削って作ります。

手間をかけて鍛冶で鍛練する事で地金の密度が増します
密度が上がった指輪は変形しにくく結婚指輪に最適です。

 

こんにちは(゚Д゚)ノ

ジュエリーコウキ2代目で宝飾職人の池田と申します
職人歴は27年で鍛造を継承している職人の1人です。

鍛造は昔からの技術を受け継いだ宝飾職人しか作れず
全国でも鍛造を継承した宝飾職人は凄く少ないんです。

鍛造で手作りした鍛造指輪をブログで発信しています
鍛造指輪の制作工程や鍛造結婚指輪を紹介しています。

ジュエリー職人

指輪作りもブログ更新も私がしております(^-^)

結婚指輪の専門店という事で結婚指輪に関する記事を
書いていますしお客様の体験談もご紹介しております。

先輩カップルさんの結婚指輪にまつわるエピソードを
募集してブログにアップしておりますので結婚指輪に
関する為になる有益な情報を発信をするのが目的です。

先輩カップルさんの実体験を投稿して頂いているので
これから結婚指輪の購入を考えているカップルさんに
参考になるような内容だと思いますのでご覧ください。

※当店で購入されていない方の体験談を募集しました
全国各地のカップルさんの話を聞きたかったからです。

 

本日は、愛知県T様から投稿を頂いたエピソードです

こちらの方の結婚指輪を選ぶポイントは年を重ねても
おばあちゃん、おじいちゃん、になっても結婚指輪を
毎日ずっと着けていられるというのが1番のポイント。

良いですね~!お互いが年をとっても結婚指輪を毎日
していたいという思いが素敵で作り手側として嬉しい!
こういう素敵な思いを感じながら指輪を作りたいです。

そこでデザインは昔からあるシンプルで定番の指輪の
デザインを探しました。というエピソードになります。

こちらの方は指輪のデザインをシンプルで使いやすく
というポイントを挙げてから結婚指輪を選びましたが
実はずっと長く使える指輪はデザインよりも製法です。

もちろん時代や流行りに左右されないシンプルな形を
選ぶのも間違っていないですし、付けやすいので良い
のですが長くずっと使える指輪は製法で決まるんです。

ご投稿を頂いた方はデザイン重視で選んでいましたが
出来合いの既製品の99%は鋳造という大量生産です。

鋳造よりも日本伝統技法で作る鍛造という製法の方が
既製品よりも何倍も頑丈で耐久性があるので鍛造製法
なら年を重ねても何年経っても安心して着けられます。

記事の最後で鍛造と鋳造の違いをご説明をいたします
それでは愛知県T様のエピソードをご覧くださいませ。

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題名

【おばあちゃんになっても結婚指輪を着けたい】

 

投稿者 愛知県T様

 

私達は大学のサークルで知り合い、
交際がスタートしました
遠距離含め約4年の交際の後婚約という流れでした。

さあ、結婚指輪をどこで
購入しようかと話になったのですが、

当時遠距離で頻繁にお店を見学しに
行く時間がなかったということもあり、
その日デートで立ち寄ったお店に決めることにしました。

しかし実際手に取ったりよく調べてみると、
結婚指輪はどれにしようかとっても迷いました!

また立ち寄ったお店はオンリーワンの
デザインも可能ということで更に範囲が広がり、
知識もこだわりもない私達は混乱してしまいました。

しかし店員さんが上手に
私達の話を聞いてくださったので
次第に考えがまとまっていったのをよく覚えています。

 

【結婚指輪はシンプルなデザイン】

まず、結婚指輪のデザインですが、
1番譲れない点はシンプルであることでした。

結婚指輪は、やはり毎日指にはめるものなので
引っかかりがなくつけやすいものが良いと思ったのです。

そして個性的なデザインよりかは昔からあるシンプルな
デザインの方が飽きが来なくて良いだろうなと感じました。

結婚指輪の太さ

結婚指輪の太さなのですが、
はじめ私は細い方が華奢で可愛いかなと思ってました。

しかし細い結婚指輪は若い時は
おしゃれで似合うかもしれないけど、

年をとってシワシワの手になったときに結婚指輪が
細いと手が貧相に見えると聞いた事があったのです。

もちろん、私はおばあちゃんまで
ずっと結婚指輪をつけたい思ったので、
細くも太くもない普通のリングの太さにしました。

 

【結婚指輪の値段】

次に結婚指輪の値段ですが、
私達は婚約指輪は購入しませんでした。

毎日の生活が大事ですので特別な時にしか
つけない結婚指輪は必要ないと感じたからです。

しかし結婚指輪は毎日するものなので、
あんまり安いものはすぐ劣化しそうで嫌でした。

かといって無駄に高いものもどうかと感じたので、
間をとって結婚指輪として標準的な値段となりました。

結婚指輪 ミル打ち

【シンプルなミル打ち結婚指輪に決定】

どんな結婚指輪になったかというと、
プラチナリングに一粒のダイヤ(夫の方はダイヤ無し)

縁にミル打ち、裏側にはそれぞれの誕生石と、
結婚した日付の刻印を入れてもらいました
どこにでもありそうないたって普通の結婚指輪です。

しかし、出来上がって初めて結婚指輪を
はめた瞬間は「結婚したんだなぁ」と
確かに実感させてくれる大切なものになりました。

結婚して10年以上経ちますが
この結婚指輪にして良かったと自信をもって言えます。

 

【10年経っても飽きない結婚指輪】

やはり1番は違和感なく飽きない事です
輝きも当時のまま!いつもそっと
寄り添って家族を感じさせてくれます。

たまにファッションリングをつけるのですが、
シンプルなデザイン故に重ね付けしても
邪魔にならないのも良いですね。

当時私達は遠距離でしたので、
結婚指輪を購入したお店は私の地元、
つまり今住んでいる地域ではない場所でした。

頻繁に帰れる距離ではないのですが(年に1度か2度くらい)
帰れた時は2人でそのお店へ行き、
結婚指輪を綺麗に洗浄してもらいます。

ピカピカになった結婚指輪をみて初心にかえり、
また新たに2人力合わせて頑張ろうという気持ちになれます。

 

【結婚指輪の意味】

やはり結婚指輪というものは
パワーは絶大だと改めて感じます。

婚姻届を役所に出せば確かに2人は夫婦になれます。
しかし結婚指輪というもので結婚を形に変え、
身につけて初めて結婚した実感が湧いていったからです。

はじめは汚したくなかったので
水仕事するたび外してたのですが、

今はお風呂~起床時以外は
ずっと結婚指輪を着けたまま過ごしています。

意外と傷がつかないと分かってからは
外すのが面倒になったという理由もあります。

そして今では身体の一部のように結婚指輪を
つけていないと落ち着かないレベルで馴染んでいます
まるで結婚生活そのままを反映してようですね。

ですのであの時ああしておけば良かった!
などという後悔がないよう、
どうか妥協のない結婚指輪選びをしてもらいたいと思ってます。

 

【プロポーズエピソード】

学生時代の2年の遠距離の末結婚しました。

遠距離の2年間は毎日連絡とっていましたが、
頻繁に会える距離ではないので辛かったです。

大体月に一度のペースで彼の住む場所で会っていました
当時はお金があまりなかったので夜行バスを使ってました。

仕事帰りの金曜の夜、バスに乗り込み
月一の楽しみデートなので興奮と窮屈さで全く眠れず、、
でも会えたときは本当に嬉しかったです。

彼に可愛いと言ってもらいたくて
ファッションやメイクを頑張り、
月1のこの日に焦点を合わせて生活してました。

しかしそんな生活が2年と続き、
やはり寂しいときにすぐに会える距離に
彼がいないという寂しさが限界にきていました。

彼にも電話口でポロポロと
愚痴を言うようになっていったのです。

このまま遠距離を続ける自信がない、
別れも視野に考えてるといった内容だったかと思います。

 

そんなテンションの中の月1デート。

いつものように夜行バスに揺られ彼の住む街へ行き、
デートをし、また夜行バスの停留所まで

車で送ってもらうはずだったのが、
何故か海へ連れて行かれました。

真っ暗な波の音を聞きながら2人は沈黙します
彼は何か言いたい事があるらしいというとは分かってました。

そしてそれは別れの話かな?と思っていたので、
「結婚してください」とプロポーズを
してくれたのは物凄くびっくりしました。

彼はもともと自分の気持ちを
言葉にするのは得意ではないので、

この一言を口にするのにとても
勇気いっただろうなと思いました。

 

【プロポーズ後のエピソード】

プロポーズはとても意外で
びっくりしたというのが素直な感想です。

私達は2年遠距離をしていて、
それに私は疲れていました。

もう潮時なのかなと思ってたので
私の中では最後のデートだと思っていたからです。

そういった気持ちでしたので
勇気をもってプロポーズしてくれたのにも関わらず、

「嬉しい!はい!」

と言った返事が直ぐに出ませんでした
取りあえず保留ということにさせてもらいました。

プロポーズをうけてから、今までの人生で
ノイローゼになるくらい1番悩みました。

結婚するということは長男である彼の住む
遠方の県へ行かなくてはならないからです
それが1番のネックでした。

 

私は今までの1度も実家を出たことがありません
また自分の地元が好きでした。

彼の住む街も好きでしたが、
やはり住み慣れた場所が良いなぁと。

でも遠距離を続ける自信はない
別れか結婚か究極の選択でした。

家族や友達にも相談しましたが、
結局は自分がどうしたいか、
自分で選ばなければなりません。

何が1番譲れないかをシンプルに考えていくと、
答えは「彼とずっと一緒にいたい」でした。

返事を出すのに随分と悩みましたが
決まるとあれよあれよと事が進んでいきました。

親同士の挨拶からはじまり、年度末に仕事を辞め、
年度初めの縁起が良い日に婚約届を提出、
結婚指輪を購入、その後、結婚式とハネムーン‥。

バタバタしましたが、とても濃くて幸せでした。

結婚する前は不安だれけでしたが住めば都
本当に結婚して良かったと思ってます。

 

沢山の先輩カップルさんの結婚指輪をご紹介しております
こちらからご覧頂けます→私達の結婚指輪をブログで紹介

 

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結婚指輪やプロポーズエピソードありがとうございました

二人が、おばあちゃん、おじいちゃんになっても結婚指輪
を常に身に着けていたいという本当に素敵なお話しですね!

二人で年を重ねながら結婚当初からの変わらない結婚指輪
を着け続けるという思いは作り手として本当に嬉しいです。

私は約28年間、結婚指輪を作り続けている職人ですので
色んな思いやご縁があって結婚指輪のご依頼を頂いている
と考えているので1つ1つ真心をこめてお作りしています。

長く着ける結婚指輪のポイントは製法にあると断言します
指輪のデザインも確かに関係がありますが、例えば時代や
流行りに左右されないシンプルなデザインがその1つです。

シンプルなデザインなら着け心地も良いので普段使い用で
結婚指輪を毎日したい人ならシンプルなデザインがベスト。

ただ「指輪の着け心地が良い=指輪が長持ち」は違います
指輪が長持ちするには耐久性や劣化しにくいなど必須です
指輪の耐久性が頑丈さがある鍛造製法なら長持ちをします!

ここで鍛造の説明をしますが、鍛造は日本伝統技法の1つ
昔から代々受け継がれてきた技術を継承した宝飾職人しか
作ることができないので市場の1%未満しか存在しません。

私も師匠の親父から鍛造技術を長年の修行で継承しました
もちろん親父にも師匠がいたので代々受け継がれています。

この鍛造という作り方を分かりやすく簡単に説明をすると
鍛冶作業で指輪の素材となる地金を鍛えながら作るんです。

じっくりと時間をかけて鍛冶で鍛錬することで地金の中に
含まれる巣穴の原因となる空気が放出して、地金の粒子が
締まって詰まって地金の密度が増して強く育っていきます。

頑丈になった地金で作る指輪は変形しにくくて歪みにくく
傷や凹みなどの衝撃にも強く(既製品の何倍も頑丈です)
しなやかさも地金にあるので粘り強く変形にも強いのです。

鍛造で作った結婚指輪は耐久性があるので劣化もしにくく
おばあちゃん、おじいちゃんになっても安心して使えます
何年、何十年と時代が流れても鍛造の結婚指輪は安心です。

ジュエリーコウキ 2代目、池田潤

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お気軽に私、池田までお問い合わせをしてください(^ω^)

こちらの「お問い合わせ」からか、もしくはメールで
j_kouki_ring@yahoo.co.jp 宛てまでお願いいたします。

私が作る鍛造の結婚指輪の一覧は→コチラ

○電話番号 0258-27-1771 10時~17時まで対応しています
○メールアドレス j_kouki_ring@yahoo.co.jp 24時間OK
〒940-2003 新潟県長岡市渡場町2-7 株式会社ジュエリーコウキ

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鍛造で作る結婚指輪はごく稀で、希少価値のある結婚指輪
世界中の全ての結婚指輪のうち鍛造で作られた結婚指輪は
1%未満と言われるほど鍛造の結婚指輪は少ないんですよ。

その理由は、鍛造の指輪は地金を金槌で叩いて炎で焼いて
じっくりと時間をかけて地金密度を上げていくという製法
熟練された技術や知識を持った職人のみしか作れない技法
鍛造の指輪を作る為の専門工具や機材など設備も必要な為。

伝統工芸と言われる鍛造の指輪は日本の宝だと思いますが
受け継ぐ職人が激減しており鍛造の指輪は衰退しています
だからこそ鍛造技術を受け継いだ私が広めたいと思います。

指輪作りの制作ブログをご覧頂いて鍛造技術に納得をして
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです。

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