シトリンの意味と効果・シトリンの色と種類 | 天然で産出する事が珍しい石

アクセサリーの手作り専門店・ジュエリーコウキです
新潟県長岡市の工房で、1つ1つ手作りをしています。

アクセサリーとジュエリーの区別がとても難しいですが
基本的にどちらも同じものだととらえて作っております。

私は宝飾職人として25年間、アクセサリーを手作りして
昔から伝わる伝統技法の鍛造という技法で作っています
鍛造(たんぞう)とは、地金を鍛えて造る職人の技術です。

当店はメインで”鍛造の結婚指輪”を作っているのですが
鍛造で作る指輪=鍛造リングは地金の密度が濃い事から
指輪の変形にも強くキズにも強く、結婚指輪に最適です。

宝飾職人

当店二代目の私、池田が書くこのブログは鍛造のことを
沢山の人に知ってほしいので鍛造のことを書いています
そして鍛造以外にもパワーストーンについても書きます。

アクセサリーやジュエリーの制作に、素材として色んな
宝石などのパワーストーンを使う機会が多いからです
気がついたらパワーストーンのファンになっていましたw

本日のブログは、シトリンという石の内容を書きました

シトリンをお持ちのお客様からお話をお伺いしました
お客様目線からシトリンという石の魅力や、体験談など
聞いて記事にしたので最後までご覧頂ければと思います。

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本来無色透明な水晶に、鉄イオンが含まれることで
黄色に変化した黄水晶のことをシトリンと呼びます。

天然で産出することは稀なため、高価な宝飾品や
置物以外に市販されているほとんどのシトリンは、
アメジストに熱や放射線加工を施した物です。

スモーキークォーツを加工したものは、
レモンクォーツとして区別されます。

パワーストーンとしての価値は、
天然であるか人工であるかの区別はありません。

天然のマグマによる熱で変色したシトリンと、
人工で加工を施したシトリンの石としての意味合は
それほど変わらず、天然の変化を受けた物か
人工による変化を受けた物かの違いであり、
天然石に変わりはないという解釈です。

天然のシトリンは黄色というより、
スモーキーなやや曖昧な色合いが多く、
安価にアクセサリーとしての美しさを求めるのであれば
人工物の方がわかりやすい綺麗な色をしています。

 

また、昔はあまり商品として見かけなかった物に、
アメトリン(紫黄水晶:しおうすいしょう)があります。

アメジストが熱変色し、
シトリンと混じりあった状態の石です。

天然のアメトリンは、
ごく限られた条件下でのみ生成されるもので
一般的に市場に出回っているのは、
人工的に加工された物がほとんどです。

パワーストーンとしての解釈は、
アメジストとシトリンの意味や効果を併せ持つ
知る人ぞ知る面白味のある石です。

【シトリンの歴史】

シトリンの語源は、柑橘類のシトロエンです。
1910年代半ばから1930年のアールデコの時代に、
ヨーロッパの上流階級の間で宝飾品として流行しています。

アールデコは、ヨーロッパやアメリカ・ニューヨークを
中心に花開いた、機能的なモダニズムの装飾美術様式です。

アールデコ期のアクセサリーといえば、
シトリンを使用した物が代表的です。

長い宝飾の歴史から見ても、シトリンに
価値を見出した流行は特異的と言えます。

この時期にカルティエの代表作として
使用された石としても、シトリンは有名です。

どこか軽い感じのあるシトリンのイメージを
覆すような、凄みのある芸術的な作品です。

 

【シトリンの意味・効果】

繁栄・富古くから富を呼ぶ石として
商人の間で親しまれてきました。

黄金色は太陽の色とも呼ばれ、
精神的にも肉体的にもポジティブなパワーがあり、
富の管理能力を身に着けると言われています。

 

【シトリンのカラー・種類】

透明感のある黄色が特徴です。

天然の物は、黄色と言うより
ごく薄いスモーキーな茶褐色ともいえる色味です。

シトリンはアメジストに近い場所で産出される鉱物のため、
アメシトリンと呼ばれるバイカラーのシトリンもあります。

アメジストに熱加工を施したシトリンは
爽やかなレモンイエローからゴールデンイエロー、
オレンジがかったマンダリンオレンジ、
緑がかったものまでと色々です。

 

【シトリンの産地】

ブラジル・チリ・ウルグアイ・アフリカなど。

 

【シトリンのお手入れ】

シトリンは太陽光で退色する可能性があります。
保管時は直射日光の当たらない場所にし、
使用後は流水で洗う場合は、水分を良くふき取るようにします。

 

【シトリンの石言葉】

潔白、幸福、友情、誠実、繁栄

 

ここからは私とシトリンのエピソードです
時を経て、シトリンの良さを知る今日この頃。

シトリンが流行した時代のアールデコ様式は、
日本でも影響を受け大正時代のレトロモダンとして
独特の柄や装飾品が残されています。

当時のモボ・モガは、現代でもおかしくないほど
斬新かつ洗練されていたファッションです。

大正時代は平成時代に似ていると言われますが、
シトリンの流行はないようで、
シトリン=人工=安っぽい印象の方が強く残念です。

 

かつてニューエイジブームの時代には、
多くのクリスタルが販売されていました。

現在のようにパワーストーンとは呼ばれてなかった頃で、
今ほど石の種類は多くありませんでした。

しかし子供の頃、百科事典の中でも地質・鉱物の鑑は
私の大のお気に入りだった私にとって、透明の水晶の
結晶を店頭で間近に見て購入できた時は感動至極でした。

販売の人は水晶の結晶より珍しい物を勧めてきますが、
当時の私は普通の結晶が欲しくてたまりませんでした。

透明、ピンク、紫…たいていの人がこの順番で
購入していくのではないかと思われます。

 

このあたりで、緑又は黄色が欲しくなってきます。

元来透明な物が好きだった私は
次はシトリンにしようと決めたものの、

もうその頃にはブームは終焉を迎えており、
閉店するお店も増え残ったお店も天然石の
アクセサリーを扱う店へと変化を遂げている頃でした。

当然ながらシトリンは、あっても欲しいと思うものでは
なかったものの、アクセサリーとして加工販売されていた
ペンダントヘッドを購入しました。

気に入った物というより、
何か買わないと店を出にくい雰囲気という時でした。

この記事を書くにあたって、久しぶりに捜したところ
十数年振りに見つけ出すことができましたが、

しかし! え…石だけ!?

シトリン 画像

たしかシルバーのペンダントへッドだったはずと、
久々に身につけようと思っていた当てが外れて我に返りました。

まだ断捨離という言葉が一般化していない十数年前、
徹底した大掃除の際に、ペンダントヘッドのデザインが
気に入らなくてペンチで外して捨てていたのでした。

純度はそれほど高くないもののシルバーだったのに…。

物の価値観は時とともにやや変わるもので、
今ならまあオッケーなものでも当時は嫌だったようです。

 

Web検索でシトリンのパーツとしての価格を
見てみると、非常に安いことから、
購入価格はシルバーの値段であったようです。

あ~。これまでシトリンを放置してきた理由には、
シトリンの黄色味が薄い綺麗な色ながら冴えすぎており、
どうも嘘くさく安っぽいと思っていたからでした。

シトリンの黄色い色は、今では加工で
つくられる人工色という知識で納得がいきます。

ツンと澄んだレモンイエローに近い色は、
もしかしたらアメジストではなくスモーキークォーツを
加工した物で、厳密にはシトリンではなく、
レモンクォーツとして区別されている物かもしれませんし、
放射線加工されたアメジストかも知れません。

 

しかしかつてはあまり好きではなかったこの色は、
今では割とすっきりとした色に見え、
黄色の中では好きな色味です
オレンジかがった色より良いと思うのです。

アメジストの紫色が汚れっぽく見えて
あまり人気がなかったアメトリンは、
現在では魅力的な石の一つとなっています。

アメジストのクラスターを購入した際に、
茶っぽく汚くて嫌だと思っていた部分が
アメトリンである可能性があります。

これを購入する際、
色が褪せた様に汚いから安いのかな、
と言っていた私はオバカでした。

そこが良いのだよ、と言われた意味を
理解するのにどんだけ時間がかかったことか。

 

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お話しを聞かせて頂いてありがとうございました(^-^)

なるほど~シトリンについて勉強になりました!

シトリンという石は、私が作っている鍛造ジュエリーの
メインの結婚指輪などのブライダルジュエリーが多いので
あまり使わない素材の石だったので、そこまでシトリンに
関して詳しくなかったので知識が増えたので良かったです。

しかし、ジュエリーのリフォームではシトリンを使う事も
あります(お客様がお持ちのシトリンを使ってリフォーム)

例えば、おばあちゃんの形見や、お母さんの形見などで
今までシトリンを使ってのリフォームが何度かありますね
お客様がお持ちのシトリンは、色が様々あって奇麗でした。

今後もシトリンを使ってジュエリーリフォームがあるかと
思いますのでシトリンの色を楽しみながら作りたいですね
シトリンのお話を聞かせて頂いてありがとう御座いました。

鍛造で作る結婚指輪は、ごく稀で希少価値のある結婚指輪
世界中の全てのジュエリーのうち鍛造で作られたリングは
5パーセント未満と言われるほど鍛造リングは少ないです

その理由は、鍛造リングは地金を金槌で叩いて炎で焼いて
じっくりと時間をかけて地金密度を上げていくという製法
熟練された技術や知識を持った職人のみしか作れない技法
鍛造リングを作る為の専門工具や機材など設備も必要な為

伝統工芸と言われる鍛造リングは日本の宝だと思いますが
受け継ぐ職人が激減しており鍛造リングは衰退しています
だからこそ鍛造技術を受け継いだ私が広めたいと思います

指輪作りの制作日記をご覧頂いて、鍛造技術に納得をして
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです。

お気軽にお問い合わせOKですよ(^ω^)
こちらの「お問い合わせ」もしくはメールで
j_kouki_ring@yahoo.co.jp までお願い致します。

結婚指輪の一覧です → ジュエリーコウキ 結婚指輪の一覧
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