ミル(ミルグレイン)結婚指輪を手作り制作~プラチナリングの側面にミル打ち

いつもご観覧を頂きありがとう御座います
株式会社ジュエリーコウキの2代目、池田です

本日も結婚指輪の制作に燃えております!
外は吹雪いて寒いですが工房内は熱気ムンムンw
ユンケルを飲んで力がみなぎっている状態なので
今日は工房で、とことん燃え尽きるまで頑張ります!

 

結婚指輪の制作風景になりますが今、制作をさせて
頂いている結婚指輪は新潟県長岡市のT様がご依頼主様

ちょくちょくFacebookで制作記事を見て頂いているみたいで
「イイネ!」を何度も押して下さり、めっちゃ感動です(涙)
制作記事を書く励みにもなりますし、自分のテンションも上がりますw

DSCN0313

という事で、先日の記事の続きとなりますので宜しくお願い致します
前回の記事でご紹介をした制作途中の結婚指輪の側面にミルを打ちます

 

 

じっくりと時間をかけて鍛造で作り育てあげた2本のプラチナリング
金槌でカンカン叩いた跡がある槌目(つちめ)という状態から始まります

DSCN0315

金槌でガッツリと叩いているので結婚指輪の幅が伸びて広がります

プラチナ自体が叩くと変形しやすい性質、伸びる幅も均等ではないので
幅を揃える為にヤスリで側面を削り、指定された結婚指輪の幅にします

DSCN0315

男性と女性の結婚指輪の幅が整ったら、いよいよミルを打ち込みます
結婚指輪の側面の面積を計算しながら打ち込むミルの大きさが決定します

まず打ち込むのが「仮打ち」下書きのように軽くマークしていきます
軽くといっても意外と力を込めてミルの工具を押し付けないと跡がでません
かといって力を込めすぎると修正がきかなくなるので注意しながら進めます

DSCN0320
DSCN0326

このような感じで手打ちで仮打ちを進めていきます
この段階で結婚指輪の側面にミルが何個埋め込まれるのか?
そしてミルの位置、間隔などを計算しながらの仮打ちなので緊張します

DSCN0330
DSCN0333

本当は仮打ちナシで、本番一発勝負でミルを金槌でガツンと打ち込めれば
作業時間も半分に短縮できますし、職人としてカッコイイ!とも思いますがw

もし失敗してしまえば最初から作り直しになるので、本番一発勝負でする度胸が
まだ自分に足りないので、もっと厳しい修行を重ねて度胸をつけたいと思いますw

DSCN0336

手打ちの仮打ちが完了すると、こんな感じにミルが繋がって出来上がります
球体(ミルグレイン)の間隔、隙間、位置など綺麗にマークをする事が出来ました

そして仮打ちをした跡にミル工具をあて金槌でガツンと打ち込む本番打ちです
ここも力加減が凄く大事! 一定の力で全てミルを打ち込まないと球体の大きさ
深さなど変わってしまうので1つ1つのミルを同じ力加減で打ち込みます

ミル打ちが結婚指輪の表面に打ち込む場合は、丸棒という工具に差し込んで
金槌で打ち込みますが、今回は結婚指輪の側面なので金床に乗せて打ち込みます

DSCN0342
DSCN0347

本番の打ち込み後はどうですか?仮打ちと違って凹凸がはっきりと見えますね
これが職人が手で打ち込んだ「ミル打ち」です。綺麗なミルが出来ましたね~

そして結婚指輪の側面を表面と内側を削って整えます
先程も言ったように(槌目の時)プラチナは叩くと伸びやすい性質なので
同じくミルバーで叩くと側面、表面、裏側とやっぱり若干伸びてしまいます

DSCN0349
DSCN0350

表面と側面はフラットな平になるように彫金作業で整えます
そして結婚指輪の内側は丸くなるよう削ります(着け心地が良くなるように)

結婚指輪は末永く指につけていく大事な指輪、付け心地を凄く大事に考える
のが自分の仕事だと思っているので、付け心地は何度も試しながら削ります!

DSCN0352

そしていよいよ終盤の作業になりますよ~!
写真は彫金作業でヤスリ作業のままの姿、荒仕上げ状態の結婚指輪です
この状態でも十分に魅力的なのですが今回はピッカピカな鏡面仕上げにします

DSCN0353

耐水性のペーパーヤスリ(紙ヤスリ)で結婚指輪を仕上げます
ヤスリで削った跡(ヤスリ目)が必ずあるのでヤスリ目が消えるまで
耐水性のペーパーヤスリでとことん擦ります(水をつけると効果抜群)

DSCN0354

そして茶色い粗いシリコンポインターのリューターバーで磨きます
ここの作業はペーパーヤスリの跡を徐々に消していく作業になります

DSCN0355

そして青色の細かいシリコンポインターのリューターバーで磨きます
ここの作業は茶色い粗いリューターの磨き跡を消す作業です
手順を見て分かると思いますが、順番に跡を消していく作業という事ですね

ここまでしつこく仕上げていくと傷や削り跡は、ほぼないです
ほぼというのは顕微鏡で見れば見えるかも?というレベルだからです

しかしまだ仕上げ工程は終わりません!
超硬ヘラ棒という鉛筆の形に似た工具でガッツリと磨いていくんです
水分をつけて結婚指輪の表面全体を何度も滑らしながら磨くという磨き方です

DSCN0356

このヘラ磨きの作業は、かなりの力を込めないと表面が光りません
肉眼では見えない表面の傷を潰して光らせているから力が必要なんです

力を入れ過ぎても傷になるので要注意!この微妙な力加減は長年の感覚です
ちなみに自分の指にはヘラタコというヘラ棒のタコがいくつもあります(涙)
小指にも力が入るので小指が曲がっています。22年もしていると指が変形します
指は曲がっていますが性格は真っ直ぐなので大丈夫ですがw(何が大丈夫なのw)

DSCN0357

これが本当の最終磨き「バフ磨き」です

リューターバーについている小さなバフをした跡に
大きなバフ機で磨き粉の「青粉」をつけながら結婚指輪をガンガン磨きます
高速回転で回っている円盤状の布がバフです。鏡面磨きの出来上がりです!

DSCN0363

そして最後に専用の洗浄液で青粉などの油分や汚れを落とせば完成!
輝きまくったピッカピカ鏡面の結婚指輪を見て下さい!眩し過ぎます!

DSCN0359

長岡市のT様!結婚指輪のご依頼を頂きまして
本当に本当にありがとう御座いました<(_ _)>
今回も素晴らしい結婚指輪を生み出す事ができて光栄です!

 

どの制作工程も熟練された自信のある職人技です!
ブログやFacebookの制作記事を見て、制作工程に
納得をしてから、私の創る結婚指輪をご購入して頂けると
作り手として嬉しいです!下記のWEBからご購入頂けます
************************************************
株式会社ジュエリー皇妃(コウキ)
新潟県長岡市渡場町2-7
電話 0258-27-1771 (10時~17時まで受付)
メール j_kouki_ring@yahoo.co.jp (24時間受付)
ホームページ PC版 http://jewelry-kouki.com/
ホームページ スマホ版 https://j-kouki.com/
************************************************

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA