結婚指輪の手作り専門店、ジュエリーコウキです
日本伝統技法の1つ、鍛造で結婚指輪を作ります
鍛造(たんぞう)とは、指輪の素材となるプラチナや
ゴールドを鍛冶で鍛錬しながら作る製法となります。
私はジュエリーコウキ2代目で宝飾職人の池田です
ジュエリー職人歴26年、鍛造を継承した1人です
新潟県長岡市の工房で私が1つ1つ手作りをします。
手作りの結婚指輪は全国的に人気で沢山ありますが
私がしている手作りは鍛造という伝統技法の1つで
全国的に見ても鍛造を継承している店は極僅かです。
こちらのブログでは鍛造の素晴らしさ、制作工程や
鍛造で手作りした指輪、鍛造指輪を紹介しています
鍛造という昔からの技術を発信するのが目的です!
その他にも、色んな方からプロポーズエピソードの
お話しをお伺いしてインタビュー記事にしています。
プロポーズから結婚準備など色々とお話しを聞いて
これから結婚を考えているカップル皆さんの参考に
なれば良いなと思って体験談を紹介しています(^-^)
本日、プロポーズのエピソードをお話し頂いた方は
福岡県のY様のプロポーズエピソードでございます
記事の最後までどうぞよろしくお願いいたします!
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【私のプロポーズエピソード】
福岡県 Y様
彼とは都内のある居酒屋で知り合いました。
母が病気になり、
母の実家のある都内の病院で治療を受けていました
私はときどき上京して母のお見舞いをしていました。
ある時、一週間ほど滞在していて、
毎日のように母のお見舞いで一日中病院にいましたが、
さすがに疲れてきていました。
そんな私を気晴らしにと、
親戚が居酒屋に連れて行ってくれたのです
その時に知り合ったのが、今の主人です。
混んでいたので大きなテーブル席に座っていましたが、
主人が私の隣りに座っていました。
【運命の出会いは居酒屋】
主人は最近母を亡くしたそうで、
それが縁で話をするようになりました
連絡先を交換し、メールや電話でやり取りしていました。
再び上京して会った時に、
結婚を前提に付き合ってほしいといわれ、
私は喜んでOKしました。
その後、私の母が亡くなり、
それを機に私は上京して一人暮らしを始めました。
そして主人と何度もデートしたり、
時には私の家で私の手作りの料理を一緒に食べたりしました。
ある時、会社帰りの彼と待ち合わせして食事していた時、
話題になっている映画を見ようと主人が言い出し、
近くの映画館に観に行きました。
それはアニメ映画で有名な監督の作品で、
豚になった両親を無事助けるというものです。
【プロポーズの場所は帰り道】
その映画を見終わったあと道を歩いていると主人が突然、
「一緒に暮らそう、二人の時間をもっと持とう、
つまり、結婚しよう」と朴訥な口調で言ったのです。
何でもその映画の主人公の女の子がたいそう気に入って、
こんな女の子がいたらいいなと思ったらしいです。
私はちょっとびっくりしましたが、
期待していた言葉が聞けて本当にうれしかったです。
今もあの映画を見る度に、
あの日の主人のプロポーズの言葉を鮮明に思い出します。
【結婚指輪は、金とプラチナのコンビ】
私達の結婚指輪は、
主人と一緒に都内のテパートで購入した結婚指輪です。
結婚式を控えていることもあって、
限られた予算でしたが、何軒もデパートをハシゴして、
やっと予算内の結婚指輪を見つけることができました。
本当は新婚旅行先のハワイで、
ハワイアンジュエリーを購入するのが私の希望でしたが、
結婚式のときに結婚指輪をしていないのはおかしいだろ、
という主人の言葉で購入したものです
でもやっぱり結婚指輪は、とても嬉しかったです。
キラキラと金色に輝く結婚指輪を左手の薬指にした瞬間の、
あの誇らしい感情の高まりは今でもハッキリと覚えています。
結婚指輪はゴールドとプラチナのコンビで
とてもシンプルなデザインなので、
どんなシチュエーションにも合って、
今もずっと大切にその結婚指輪をしています。
きちんと手入れをしているので、ずっとキラキラです
その大切な結婚指輪を指に付けて撮影をしてみました。
【プロポーズ後のエピソード】
プロポーズのあと、
その年は私の母が亡くなったということもあり、
翌年に入籍、そして結婚式を挙げようということになりました。
翌年の年替わりにまず入籍しました
区役所に行って入籍届を書いているときに、
証人が二人必要であると知り、あわてて主人の
実家に行って主人の父と主人の兄妹の方に書いていただき、
また区役所に行って無事入籍届を受理されたという、
なんともお恥ずかしいエピソードもありました。
【結婚式場と披露宴会場の会場選び】
予算も限られていたし、本当に親しい人、
親戚関係だけを招待することに決めていました。
結婚式場と披露宴会場をいろいろ探しましたが、
都内で神社が経営する結婚式場と、
こじんまりとした披露宴が開ける施設を見つけました。
披露宴は数十名の出席なので、こじんまりした
ガーデンテラスのような施設を探していましたが、
まさに条件がぴったりでした。
なるべく手作りで準備しようという
私たちの希望を受け入れてもらえたのも大きかったです。
【神社で結婚式】
そして入籍して四ヶ月後、
私の母が亡くなって一年を過ぎた日に、
都内の神社で結婚式を挙げました。
その後の披露宴では、
入り口に親戚の方たちの若かりし日の結婚式の写真を展示しました。
親戚の方たちの、驚きと照れくささとが交じり合って
おかげで披露宴も楽しく盛り上がったものでした。
他にも沢山の方々のプロポーズエピソードをご紹介
こちらからご覧頂けます→プロポーズエピソード集
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福岡県 Y様のプロポーズエピソードをご紹介いたしました
私は婚約指輪や結婚指輪などのブライダルリングを作って
26年になるジュエリー職人ですので今まで数えきれない
ブライダルリングを作っていますが毎回、一球入魂です!
一球入魂というと野球かと思われますので一輪入魂ですw
お客様からすれば人生の1ページとなる大切な指輪です
そんな重要な人生の1ページに関われるという指輪なので
毎回、1つの指輪を全身全霊で作り上げていきます(^-^)
私の職人としての想いは置いといて、今回の福岡県Y様の
プロポーズのエピソードも自然体で素敵だと思います!
サプライズで大袈裟にするのではなく、映画の帰り道に
ボソっというプロポーズは恥ずかしさも感じられるので
とっても可愛いというか、自然体なのが逆に良いですね。
二人が自然体でいられる普通のタイミングもありですね
妙にかしこまった場所やシチュエーションにするよりも
何気ない一言がプロポーズというのも素敵ですね(^-^)
色んな方のプロポーズを聞いているだけで、私としては
常に全身全霊で指輪を作るという責任を感じています!
鍛造で作る結婚指輪は、ごく稀で希少価値のある結婚指輪
世界中の全てのジュエリーのうち鍛造で作られたリングは
5パーセント未満と言われるほど鍛造リングは少ないです
その理由は、鍛造リングは地金を金槌で叩いて炎で焼いて
じっくりと時間をかけて地金密度を上げていくという製法
熟練された技術や知識を持った職人のみしか作れない技法
鍛造リングを作る為の専門工具や機材など設備も必要な為
伝統工芸と言われる鍛造リングは日本の宝だと思いますが
受け継ぐ職人が激減しており鍛造リングは衰退しています
だからこそ鍛造技術を受け継いだ私が広めたいと思います
指輪作りの制作日記をご覧頂いて、鍛造技術に納得をして
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです。
お気軽にお問い合わせOKですよ(^ω^)
こちらの「お問い合わせ」もしくはメールで
j_kouki_ring@yahoo.co.jp までお願い致します。
結婚指輪の一覧です → ジュエリーコウキ 結婚指輪の一覧
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