運命を感じたミル打ち結婚指輪!私がミルの結婚指輪を選んだ理由

手作り結婚指輪の工房、ジュエリーコウキ
日本伝統技法で作り上げる鍛造の結婚指輪

鍛造(たんぞう)という伝統技術で指輪を手作りします
鍛えて造るという意味で鍛冶で鍛えて指輪を作ります。

伝統技術なので技術を受け継いだ職人しか作れません
師匠から弟子へ、昔から受け継がれてきた匠の技です。

鍛造製法を継承している宝飾職人はごく一部のみです
今現在、日本全国でも限られた人数しか存在しません。

 

こんにちは(゚Д゚)ノ

ジュエリーコウキ2代目でジュエリー職人の池田です
職人歴は27年で鍛造を継承している職人の1人です。

鍛造は昔からの技術を受け継いだ宝飾職人しか作れず
全国でも鍛造を継承した宝飾職人は凄く少ないんです。

鍛造で手作りする結婚指輪をブログで発信しています
他に鍛造製法の工程や、鍛造の魅力を発信しています。

ジュエリー職人

指輪作りもブログ更新も私がしております(^-^)

結婚指輪の専門店ということで、結婚に関する記事も
書いていますしお客様の体験談もご紹介しております。

結婚に興味を持って頂きたいので結婚にまつわる話し
例えば、プロポーズエピソードの内容を紹介をしたり
プロポーズ後の入籍や式場選びや指輪選び、などなど。

先輩カップルさんの実体験を投稿して頂いているので
これから結婚を考えているカップルさん達にも参考に
なるような内容だと思いますので楽しんでご覧下さい。

※当店で購入をされていない方の体験談も含まれます

 

本日は、広島県N様から投稿を頂いたエピソードです

ご投稿を頂いた広島県N様の結婚指輪探しのエピソード
運命の結婚指輪を見つけるまでのエピソードになります。

こちらの方の運命の結婚指輪はミル打ちのデザインです
ミル打ちとは小さい球体が連なって出来たデザインです。

ミル打ちのデザインで1番多いのは、指輪の両サイドに
細かい小さいミル打ちを縁に入れるデザインが定番です
他にもミルの指輪はありますが定番はその形になります。

ご紹介をさせて頂く運命のミル打ち結婚指輪のデザイン
もリングの両縁にミル打ちが入った定番のデザインです。

ミル打ちの結婚指輪が、運命の結婚指輪になった理由を
お聞きましたので広島県N様のエピソードをご覧下さい。

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題名

【ミル打ち結婚指輪に一目惚れ】

 

投稿者 広島県N様

 

彼とは、私の妊娠が判明して
結婚することになりました。

「順序が逆」だと言われ、
思っていた通り両親から叱られ、
結婚式も大事をとってしなないことに。

しかし、彼と結婚できるのなら私にとっては
十分すぎるくらいに幸せを感じていたのです。

ただ、結婚指輪だけはこの機会を逃したら…
という思いもありましたので、思い立って
二人で結婚指輪を選びに行くことになりました。

 

ちょうど世間はクリスマスの時期。

指輪を購入しにいく道すがらで、
イルミネーションの明かりの中歩いていると、
まるで心が浄化されるかのようでした。

妊娠中の私に気を遣ってか、
彼はいつも以上に優しく感じられ
「これはご褒美なんだ」と素直に思うようにした私。

というのも思えば私の
今までの人生といえば、谷ありだらけ。

「こんなにかわいそうな人って世の中にいる?」
と思ったこともあったくらいなので、

こんなに綺麗な景色と幸せな時間に
あまり慣れていなかったのです。

 

【結婚指輪を購入】

幸せな思いの中で購入した結婚指輪
後日、お店から出来上がったとの連絡が入ったのですが、

私は体調が少し悪かったので、
大事をとって彼に行ってもらいました。

返ってくるなり、結婚指輪は一旦
棚に置かれていましたが、
彼が急に「そうだ、そうだ」と閃いたように一言。

私の手を静かにとって
「僕と結婚してください」と言うではありませんか。

彼はどちらかと言うと、
お笑い芸人で、話好き。

彼はよく笑う私が好きだと言ってくれ、
つきあうことになったのですが、
それも笑いの絶えない関係を理想としていたことが理由です。

しかし、これだけはシリアス
超真面目な顔でプロポーズする彼が、

感動して涙をこぼすどころではなく、
おかしくて思わず笑ってしまいました。

笑われたことに少しショックを隠せなかった彼ですが、
本当はこのプロポーズ私はとても気に入っています。

 

【広島県N様の結婚指輪選び】

結婚指輪は二人で
購入しにいく予定ではあったのですが、

妊娠中だということもあり、
あまり長時間は歩くことができませんでした。

なので事前に調べてからある程度、
目星をつけておくことにしたのです。

私自身は、ジュエリーなどの
貴金属はもともと好きなほうで、
こだわりもある方かもしれません。

目移りすると、買い物の時間が
長くなってしまうことが予想されたため、
お店も2つ程度に絞ることにしました。

 

指輪をはめては戻す、指輪をはめては戻す。

そんな作業は私にとっては
楽しくて仕方なかったのですが、

スケジュールの関係上そう悠長に
していられる時間もありませんでした。

そんなとき、やはりと言っていいかわからないのですが、
「出会い」ってあるのだなと思いました
人との出会いが宝だというのがあるように指輪も同様に。

ピタッとくる結婚指輪を
最初のお店で見つけてしまったのです。

その結婚指輪はというと、
一見普通の指輪に見えるのですが、
全体に繊細なミル打ちがされているものです。

ミル打ち 結婚指輪

【ミル打ちの結婚指輪】

お店の絶妙な照明に、
それがキラキラと輝いて、
石がなくてもすごく綺麗。

小さなダイヤモンドがいいと
考えていたこともあったのですが、

石があると、黒ずみや変形が生じた時に、
メンテナンスができるかどうか不安だったのです。

それでも基本は「キラキラ」が好き
それも大げさにいうとエタニティリングが好みなため、
「石なし」はその対局にあたります。

それでも結婚指輪に関しては
我慢するしかないと思っていたところ、
ミル打ちは頭になかったのでした。

 

自分の指のサイズがなかったため、
少し大きめの指輪をはめてみたのですが、

それでも「私の手ってこんなに綺麗だったかしら」
と驚くほど、それを一目でその指輪が気に入ってしまったのです。

一方の彼は普段はいつもはカジュアルめな
アクセサリーをつけているため、
指輪にはあまり興味関心がないようでした。

しかし、この指輪は、
どうしてなのかわかりませんが、
やはり一目で気に入った様子なのです。

それにも大変驚きましたが、
彼もこの指輪に決めたようで、

私が「これにする」とまだ言っていないのに、
気がつくと指輪の太さを入念に決めているのです。

案外あっさり決まってしまった結婚指輪選びに
半ば拍子抜けしてしまうほどでしたが、
大切な結婚指輪に巡り会うことができて良かったと思っています。

 

【仕事柄、結婚指輪を付けない】

彼は結婚指輪を会社につけていきません。

しかし、どこかへ出かけるときは
必ず結婚指輪をつけて行くのです。

私と二人で出かけるときももちろんなのですが、
一人で出かける時も結婚以来それはずっと変わっていません。

会社には規則でつけてはいけない指輪なので、
いつも新品のようにピカピカです。

でも、毎回きちんと忘れずに
結婚指輪をつけて出て行く姿を見ると、

夫が結婚していることを忘れないで
いてくれることを嬉しく思います。

一方で私はずっと結婚指輪を
つけっぱなしにしているので、
もう傷だらけになってしまいました。

 

でも夫と同じように
気遣いは忘れないでいようと考えています
それは結婚指輪が夫婦を繋げてくれると信じるからです。

気遣いと言っても些細なものですが、
「その指輪いいね。どこの指輪?」なんて
夫のキラキラな結婚指輪に対して冗談めかして言ったり、

ホワイトデーは「私の結婚指輪の磨き直しがいいなー」
なんて言ってみたりと、意識づけ程度です。

でも、たかが結婚指輪と思いきや、
夫婦円満の秘訣に一役かってもくれるのですから
大したものだと感じています。

新婚ではなくなった今、子供も生まれ、
悲しいかな、以前に比べて新鮮さは
なくなったことは否めません。

でもお洒落して出かけるときなどに、
夫婦で結婚指輪をつけて歩いていると、

綺麗な思い出を思い出して
ほっこりとした気持ちになることができます。

そんな時は自分の中でだけでですが、
二人の結婚指輪が一段と輝いているように感じています。

 

他にも沢山の方々のプロポーズエピソードをご紹介
こちらからご覧頂けます→プロポーズエピソード集

 

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広島県N様のプロポーズエピソードをご紹介いたしました

ミル打ち結婚指輪はキラキラ光るのでとても綺麗ですよね
当店もミル打ち結婚指輪のご依頼がよくあるので作ります。

ミルとはミルグレインとも言われている小粒球体の集まり
ミルの大きさや数によって光り方が変わる繊細なデザイン。

ミル打ちはダイヤのようにキラキラと輝くので大人気です
が!注意してほしいのが削れると修復が出来ないという点。

小さい半球体が飛びでているので光に当たると反射をして
光るのですが、飛び出ているという構造から傷が付いたり

削れたり凹んだりすることが多いデザインでもあります
そうなると修復ができないのがデメリットのデザインです。

基本的に出来合いの既製品のミル打ちリングは機械生産で
鋳造と言われている原型の型に地金を流した製法なんです
地金を鍛えている訳ではないのでミルが削れやすいんです。

しかし当店は鍛造で地金を鍛えて造る指輪なので強いです
ミルを打ち込むときも機械ではなく手作業の手打ちなので
1つ1つミル打ちをするので既製品よりも頑丈なミルです。

なので毎日指輪をしたい方は、鍛造の手打ちミルがお勧め
既製品のミルより頑丈なので少しは安心できると思います
それでも衝撃に弱いデザインなので注意は必要になります。

鍛造で作る結婚指輪は、ごく稀で希少価値のある結婚指輪
世界中の全てのジュエリーのうち鍛造で作られたリングは
1パーセント未満と言われるほど鍛造リングは少ないです

その理由は、鍛造リングは地金を金槌で叩いて炎で焼いて
じっくりと時間をかけて地金密度を上げていくという製法
熟練された技術や知識を持った職人のみしか作れない技法
鍛造リングを作る為の専門工具や機材など設備も必要な為

伝統工芸と言われる鍛造リングは日本の宝だと思いますが
受け継ぐ職人が激減しており鍛造リングは衰退しています
だからこそ鍛造技術を受け継いだ私が広めたいと思います

指輪作りの制作日記をご覧頂いて、鍛造技術に納得をして
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです。

お気軽にお問い合わせOKですよ(^ω^)
こちらの「お問い合わせ」もしくはメールで
j_kouki_ring@yahoo.co.jp までお願い致します。

結婚指輪の一覧です → ジュエリーコウキ 結婚指輪の一覧
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