結婚指輪の手作り工房、ジュエリーコウキです
新潟県長岡市の工房で結婚指輪を手作りします
ジュエリーコウキは、日本伝統技法の1つ鍛造という
製法で1つ1つの結婚指輪を工房で手作りしています。
鍛造(たんぞう)とは鍛えて造るという意味になります
指輪の素材となるプラチナやゴールドの地金を鍛えて
作っていく指輪で、鍛造指輪や鍛造リングといいます。
鍛造指輪は伝統技法ですので、技術を代々受け継いだ
宝飾職人しか作ることのできない特別な指輪なんです
全国で本物の鍛造指輪を作る工房は極めて少ないです。
こんにちは(゚Д゚)ノ
ジュエリーコウキ2代目でジュエリー職人の池田です
職人歴は26年で鍛造を継承している職人の1人です。
鍛造で手作りする結婚指輪をブログで発信しています
他に鍛造製法の工程や、鍛造の魅力を発信しています。
指輪作りもブログ更新も私がしております(^-^)
結婚指輪の専門店ということで、結婚に関する記事も
書いていますしお客様の体験談もご紹介しております。
結婚に興味を持って頂きたいので結婚にまつわる話し
例えば、プロポーズエピソードの内容を紹介をしたり
プロポーズ後の入籍や式場選びや指輪選び、などなど。
先輩カップルさんの実体験を投稿して頂いているので
これから結婚を考えているカップルさん達にも参考に
なるような内容だと思いますので楽しんでご覧下さい。
本日は、東京都 E様から投稿を頂いたエピソードです
SNSで知り合った人と、結婚をするという今の時代を
感じるような出会いの実体験のエピソードになります。
いや~しかし本当に凄い時代になりましたよね(^-^)
今はネットが当たり前の時代なので誰でもスマホから
SNSを通じて全国の人と繋がることができますもんね!
ご投稿を頂いた方のエピソードが凄く気になりますね
それでは記事の最後まで宜しくお願い致しますm(__)m
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題名
【感謝の婚約指輪】
投稿者 東京都 E様
私と彼は大学時代からの付き合いでした。
出会いはSNS。
今は主流かもしれないですが、
当時はまだラインが普及していなくて
スマートフォンも出だしたかくらいでした。
そんなときにひょんなことで、
チャットを始めました。
私たちは日々の生活の話や勉強の話など、
そんなことをずっと話して、
数ヶ月くらいたった夏休みのときに
彼が埼玉から宮城に会いに来てくれて、
その時から付き合いました。
【宮城県と埼玉県の遠距離恋愛】
大学時代は宮城県と埼玉という遠距離でしたが
毎日メールやSkypeなどでの通話、
チャットを通して付き合ってきました。
お互いに大学を卒業し、
彼の就職先だった東京に私も引っ越す形となり、
そこから同棲を始めました。
初めての同棲はお互いぎこちなかったですが、
一緒に生活をすることで、
お互いの価値観が知れてますます好きになり、
このまま一緒に暮らしていきたいと思うようになりました。
そして、同棲して1年くらいたったある日、
いつものように二人で銀座を散歩していました。
彼はアメックスカードを持っていて、
それで少し安く行ける高級な料亭をいくつか知っており、
なぜかこの日はフォーマルな
格好をしてほしいと言われました。
【銀座TOKYUプラザの屋上でプロポーズ】
その日の夜、おいしい料理に舌鼓を打ち、
さて帰ろうかなと思った時に
「いい景色があるから行こう」と言われ、
銀座のTOKYUプラザの屋上へ行きました。
そこは銀座が一望できる絶景でした
とても景色も良く、星空が見えていました。
「一緒にこうやっておいしいもの食べれて幸せだな」
と彼は話し、私も「うん。そうだね。」と、言いました。
彼はアルマーニジャケットのポケットから箱を取り出し、
「これ、よかったら」と言って渡してくれました。
その箱にはティファニーと書いていたので
指輪だとすぐわかりました。とてもうれしい瞬間でした。
【東京都E様の婚約指輪をご紹介】
私がもらった婚約指輪のブランドはティファニー
ティファニーの6本爪タイプのダイヤの指輪です
私はティファニーの指輪に強い思い入れがあります
小さなころ母の指輪がティファニーでとてもきれいでした。
私はおままごと遊びが好きだったので、
母の指輪を勝手に持ち出して指にはめて遊んでいました。
そして、ある時その指輪がどこかへ消えたのです。
私はとてもショックで、母にすぐには言えませんでした。
でも、そうやってもじもじしていたら
夕飯を作っていた母が、包丁で大根を切っている背中で、
「どうしたの?何かあったの?」と、聞いてきたのです。
私は泣きながら「ごめんなさい。お母さんの大事な
指輪をどこかへやってしまったの」と言いました。
絶対に怒られる。と思ったのです
すごく怖かったです
でも、母は怒らなかったのです。
母は「そうか、でもたぶんしばらくしたら出てくるよ。
指輪は大事だけど、あなたのほうが大事だから、
お父さんもそうだよ」そう、母は言ったのです。
私にはその言葉の意味が良く分からなかったです。
大学時代に祖母が亡くなりました。
祖母は母の母親でとても母性にあふれた優しい人でした。
母も私も仲良くしていましたし、
よく3人でご飯を食べました
母はとても淋しそうでした。
そんなときにある時、
母の鏡台でお化粧をしていたら、
普段開けない引き出しの中に
指輪が入っているのを見つけたのです。
私は驚きと、なぜか涙があふれ、
母に「昔、私がなくしてしまった
ティファニーの指輪、あったよ」と伝えたのです。
母は、やさしく「きっと、おばあちゃんが探してくれたんだね。
私の大事な人を大事にしたので、きっと帰ってきたの。」と言いました。
私はそのときはじめて気づきました
母は指輪を買った父のことを大事にしているし、
祖母からも愛され、信じられてもらったから
誰よりも優しく慈愛に満ちているんだなと
ティファニーの指輪が教えてくれたのです。
それから私にとって
ティファニーの指輪は大切な存在だったのです。
【プロポーズ後のエピソード】
プロポーズというのは跪いて「結婚してください」と、
白のタキシードで言ってくれるものだと思っていました。
でも実際はいつもの格好で、お互いに結婚してもいいな、
という何となく流れるあたたかな空気があるから、
そんなに改まらなくてもいいのだと今回知りました。
彼が結婚してほしいと私に伝えたので、
私も「うん、そうだね」と頷き、
私たちは結婚することになりました。
結婚したので両親に伝えたいと思い、
次の日に電話をしました
私は真っ先に父親に伝えたかったです。
父と私は小さいころから
あまり話すことのない関係でした。
父が物静かで、私の教育や態度、
振る舞いなどに対して文句を言わなかったです。
でも、放任していたわけではなく、父が陰で
ずっと応援してくれていることは感じていました。
私は小学生のころ、
バスケットボールをしていたのですが、
誰よりも下手くそで上達が遅かったのです。
私は悔しくて毎日泣いていました。
だから、誰よりも遅く残って一人で体育館で
ドリブルしたりシュートをし続けていました。
でも、一回も試合に出られませんでした。
ある秋の日のこと、父が急に
公園に行こうと言ってきました。
どうしてだろうと思ってついていくと、
バスケットボールを渡されました
そこはバスケットコートがある場所でした。
父は「ボールをパスしてみなさい」と私に言い、
私は父とパス回しを始めました。
そのあと、「よし、シュートだ。
まずはフォームから見せてみなさい」
と言われ、シュートの練習。
後で母から聞いて知ったのですが、
父は、私が一生懸命努力している姿を見ていて、
自分にもできることはないか、と一人で
本や道具をを買って練習していたということを。
父はそんな人でした。
父に「お父さん、急に言ってごめんね、
私、結婚するよ。」と、話しました。
父は静かに「そうか、おめでとう」と、
言ってくれました。私はなぜだか涙が止まりませんでした。
他にも沢山の方々のプロポーズエピソードをご紹介
こちらからご覧頂けます→プロポーズエピソード集
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東京都 E様のプロポーズエピソードをご紹介いたしました
銀座TOKYUプラザの屋上で夜景を見ながらのプロポーズ!
都会に住んでるカップルのプロポーズってお洒落ですねw
私は田舎生まれの田舎育ちなので銀座という言葉だけで
都会だなと感じますし、屋上で綺麗な夜景を見ながらの
プロポーズというのもテレビドラマのように感じますねw
いや~しかし!本当に現代はネット時代になりましたね
SNSで知り合って付き合って結婚とかよく聞きますもん。
メールやチャットなど今では普通のことだと思いますが
自分が小さい頃は、メールもチャットも無かった時代で
唯一ポケベルが個人同士で繋がるツールで親父も仕事で
ポケベルを使っていたのが凄く懐かしくて昔に感じますw
ピピーピピーと鳴るあの懐かしい発信音が懐かしいです
今はスマホがあれば何でもできる時代になりましたね~
私も仕事でスマホを毎日のように使っている人間なので
スマホがもし無くなったら生きていけないと思いますw
鍛造で作る結婚指輪は、ごく稀で希少価値のある結婚指輪
世界中の全てのジュエリーのうち鍛造で作られたリングは
5パーセント未満と言われるほど鍛造リングは少ないです
その理由は、鍛造リングは地金を金槌で叩いて炎で焼いて
じっくりと時間をかけて地金密度を上げていくという製法
熟練された技術や知識を持った職人のみしか作れない技法
鍛造リングを作る為の専門工具や機材など設備も必要な為
伝統工芸と言われる鍛造リングは日本の宝だと思いますが
受け継ぐ職人が激減しており鍛造リングは衰退しています
だからこそ鍛造技術を受け継いだ私が広めたいと思います
指輪作りの制作日記をご覧頂いて、鍛造技術に納得をして
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです。
お気軽にお問い合わせOKですよ(^ω^)
こちらの「お問い合わせ」もしくはメールで
j_kouki_ring@yahoo.co.jp までお願い致します。
結婚指輪の一覧です → ジュエリーコウキ 結婚指輪の一覧
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