結婚指輪を普段使いなら鍛造がお勧め!変形しずらく傷つきにくい

結婚指輪を鍛造で作る専門店、ジュエリーコウキ
新潟県長岡市の工房で宝飾職人が鍛造で作ります

鍛造(たんぞう)とは日本の伝統技法の1つになります
鍛えて造るという意味から鍛造といわれリングの地金
を鍛冶で鍛錬しながら作るので鍛造リングといいます。

刀職人さんが刀を作る時にハンマーでカンカン叩いて
伸ばして鍛えて造りますが、その指輪バージョンです
ハンマーで叩かれた指輪は密度が増し頑丈になります。

しかし鍛造製法は、昔から代々受け継がれた宝飾職人
しか作ることができない伝統技術なので鍛造リングは
全国でも凄く少なくて市場の2%しかない特別な製法。

宝飾職人

こんにちわ(゚Д゚)ノ

ジュエリーコウキの代表で二代目宝飾職人の池田です
初代宝飾職人は父で父から鍛造技術を受け継ぎました。

上画像に写っている鍛冶をしているおっさんが私ですw
私は宝飾職人歴27年!親子二代で工房で作ってます
三姉妹の父なのでいずれ誰か鍛造を継いでほしいです!

鍛造は伝統技法なので継承者が本当にすくないんです
ですので鍛造製法を多くの方々に知って頂きたいので
鍛造リングの作り方をブログにアップして発信します!

 

【普段使いができる結婚指輪】

本日のブログで紹介をする鍛造リングは結婚指輪です
指輪の素材はプラチナで、指輪のデザインは槌目です。

普段使いができるように頑丈なデザインをチョイス!
丈夫なデザインが槌目で、これも日本伝統模様の1つ。

槌目(つちめ)とは、金槌で叩いて出す模様になります
鍛造も槌目も日本伝統技法で和を感じられる指輪です。

鍛造の指輪は頑丈で強い特徴を持つので、毎日できて
普段使いもできて安心して付けられる最強の製法です
既に鍛造の結婚指輪は完成していますのでご覧下さい。

結婚指輪 普段使い お勧め

【普段用に使える結婚指輪です】

普段用に使えてインパクトがあるデザインの結婚指輪!
繊細で美しいのに頑丈で力強いというのが槌目の特徴。

金槌で叩いて打ち出して凹凸を出すので槌目といって
叩いて模様を作っていくので槌目模様自体が頑丈です

普段用に毎日付けて頂いても全く問題ありません(^-^)
結婚指輪を普段、毎日したい人には凄くお勧めですね。

結婚指輪 普段用

【毎日つけられる結婚指輪】

普段用に結婚指輪を毎日着けたい!という人に鍛造と
槌目の結婚指輪は凄くおすすめで理由は強いからです。

鍛造の基本作業は鍛冶作業になるのでハンマーで指輪
を叩いて作るので強いんです(詳細は後ほど説明します)
槌目もハンマーで出すのでとにかく頑丈になるんです。

毎日、結婚指輪を普段使いしても全く問題ありません
変形しにくく歪みにくく傷も凹みも付きにくいんです
普段使いができる鍛造の結婚指輪の制作工程をどうぞ!

 

結婚指輪の素材となる
プラチナを溶かします

結婚指輪の素材はプラチナなので結婚指輪2本分を
作れるプラチナの重さを計算して出して溶かします
地金を溶かす作業を溶解(ようかい)作業といいます。

プラチナ

プラチナの融点は約1770℃

溶解皿(炉壺)に2人分の指輪になるプラチナを入れて
酸素バーナーでドロドロに溶かして1つの塊にします。

画像をご覧頂いて分かると思いますがプラチナを溶解
すると肉眼では見れないくらい眩しく高熱を発します。

プラチナの溶ける融点(温度)は約1770℃にもなります
溶接専用のゴーグルを着用しながら溶解作業をします
溶解中にバチバチと火花が散るので火傷に注意します。

プラチナ

1つの塊になりました

炉壺に入ったプラチナを酸素バーナーで溶かしました
溶解皿の形が丸いので溶けたプラチナも丸くなります。

1つの丸い塊になったプラチナを鍛えていく鍛冶作業
が始まります!鍛造製法のメイン作業は鍛冶なんです!

プラチナ 鍛造

鍛造製法スタート!

鍛造のメイン作業はハンマーで叩いて鍛える鍛冶作業
鍛造は鍛えて造るという意味で指輪を鍛えて作ります。

金床(かなどこ)という鍛冶台に溶かしたプラチナ塊を
置いて、ヤットコという工具で掴んで固定をしたら
ハンマーで溶かしたプラチナ塊を叩き上げていきます。

プラチナ 鍛造

鍛冶の本場、新潟県の中越地区

新潟県の中越地区は、鍛冶の本場で金物の町としても
全国的に有名で食器や刃物などの金物製品が有名です。

中越地区の燕(つばめ)が金物製品でとても有名ですね
ジュエリーコウキも新潟県中越地区の長岡にあります。

食器や刃物の多くの金物は鍛冶作業で作られています
ですので鍛冶場や工房なども全国的に見ても多いです。

1枚の銅板から金槌で叩いて作る鎚起銅器も有名です
江戸時代から続いている日本の伝統技法の1つですね
そのような本場の技術で指輪を作るので凄いんですよ。

プラチナ 鍛冶

鍛えることを締めるとも言う

鍛冶でプラチナ塊を鍛えますが締めるとも表現します

作業工程が金槌でガンガンと叩いて伸ばしていくので
実際にプラチナ塊がギュッと締まって強くなるんです
プラチナが強くなるメカニズムは、後程ご説明します。

プラチナが万遍なく鍛えられるように四面から叩いて
締めあげ四角形の角材になるように伸ばしていきます。

プラチナ なまし

焼きなまし

地金を鍛冶で叩いて締めていくと地金が硬くなります
地金全般がそうなります(プラチナもゴールドも同じ)

ハンマーで硬くなりすぎたプラチナ塊を叩くとカーン
とハンマーが跳ね返ってくるようになります(反発力)
こうなると更に叩いて締めることが困難になります。

この現象は地金が締まって硬くなっているので製法と
しては成功なのですが更に叩いて更に強くしたいので
バーナーの炎で真っ赤にする焼きなましをするんです。

プラチナが真っ赤になるまで焼きなましをすることで
硬くなりすぎた締まりが緩み更に叩いて締められます
叩いて焼きなましの繰り返しで地金を鍛えていきます。

プラチナ 鍛錬

プラチナが強くなるメカニズム

鍛冶をするとプラチナがどうして強く頑丈になるのか?

地金全般(プラチナやゴールドやシルバーなど)の内部
に「巣」という微量な空気、巣穴が無数に存在します。

この巣穴が厄介で、地金がスポンジ状態なので強度が
弱くて変形しやすかったり、凹みやすかったりします。

そこで鍛冶で何度も繰り返して鍛えることで地金内の
巣が地金外に放出していくんです(相当な鍛冶が必要)

地金内に巣穴が無くなると地金の粒子が整い締まって
密度が増して濃くなっていくので頑丈になるんですね
これが地金が頑丈になるメカニズムで鍛造の正体です!

プラチナ 鍛える

密度が上がった鍛造製法の
結婚指輪のメリットが凄い

地味で地道な鍛冶作業を時間をかけてじっくりすると
プラチナ内の巣が放出されてプラチナの粒子が整って
プラチナ密度が増して強く育ちますがメリットが凄い!

刀を作るのと似ていて地金にシナリが生まれるんです
この「しなり」はプラチナの粘り強さにもなります
分かりやすくいうと指輪の変形や歪みに強くなります。

そして密度が増して濃くなっているので頑丈になると
外部からの衝撃、傷や凹みにも強くなるという事です
毎日、普段使いする結婚指輪には最高な製法なんです。

プラチナ なます

世の中の指輪のほとんどが鋳造

日本伝統技法の鍛造製法の説明をさせて頂きましたが
それでは、一般のジュエリーショップや宝石店で販売
されている結婚指輪はどうやって作られた指輪なのか?

それは鋳造(ちゅうぞう)という製法で作られたリング
鋳造とは溶かした地金をリングの原型の型に流しこみ
固めて作る製法で、大量生産ができる製法なんですね。

リングの原型がある限り、無数に作る事が可能なので
世の中にある結婚指輪の98%以上が鋳造製品ですね。

ちなみに、鋳造は溶かした地金を型に流して作るので
リングの形になった時、リングは巣穴だらけなんです
巣穴だらけということは強度も弱いという事です(汗)

そしてリング内部の巣穴はどうにもできないのですが
表面の巣穴ならレーザー溶接で巣穴を消しています。

そう考えると、地金を鍛錬して巣穴を消す鍛造という
製法は凄いと思いますし職人の技術の高さは凄いです。

鍛造 指輪

結婚指輪の幅と厚みに合わせる

鍛冶作業で鍛錬をしながら板に伸ばしてきたプラチナ
実は、ただ鍛えながら伸ばしていたんじゃないんです。

これから作る結婚指輪の幅の太さと厚みになるように
計算をしながら計りながら板を伸ばしていたんですね。

結婚指輪 作り方

同じ1つのプラチナから
2本の結婚指輪が生まれる

1つのプラチナ塊が鍛冶によって1枚のプラチナ板に
ようやくなりました! そして2枚の板になるように
糸ノコギリでプラチナ板をカットして2枚にします。

同じ1つのプラチナから2つの結婚指輪が誕生します
同じプラチナを使って2つの結婚指輪を作ることで
お互いの指輪から愛情と絆をダイレクトに感じれます!

同じ地金から作る結婚指輪は凄く珍しくて超レアです
出来合いの既製品には絶対に真似ができない工程ですね
当店のように鍛造を極めて工房があるから出来るんです。

指輪 作り方

男性用と女性用でリング幅が異なる

そして、男性用と女性用で同じ幅と肉厚ならそのまま
1枚の板に伸ばせば結婚指輪のベースになるんですが
今回は男性用と女性用で指輪の幅の太さが違うんです。

そこで板を男性用と女性用に太さになるようにします
女性用の指輪の太さが細いので板の段階で細くします
金床に女性用の板を乗せて鍛冶作業で幅を狭くします。

ちなみに結婚指輪の幅の太さは、メンズが3.5ミリ
レディースが3ミリで女性のほうが若干細くなります。

結婚指輪 鍛造

好みで幅の太さを変えられる

今回の結婚指輪はレディースの幅が3ミリでメンズの
幅が3.5ミリでメンズのほうが0.5ミリ太いです。

更にもっと2本の指輪の太さを変えることもできます
例えば0.5ミリ差ではなく1ミリ差、2ミリ差など
お客様の好みで指輪の幅の太さを変える事が可能です。

今も昔も結婚指輪といえばメンズレディース関係なく
リング幅が同じというのが一般的ですし1番多いです
しかし指輪の幅を別々に変えるのも良いと思いますね!

結婚指輪 刻印

結婚指輪に刻印を打ち込む

結婚指輪の内側になる面を決めて刻印を打ち込みます
ここでいう刻印とは結婚指輪の素材を証明する刻印と、

ジュエリーコウキで鍛造で作ったブランドロゴの刻印
ジュエリーコウキの略でJkロゴの刻印を打ち込みます。

結婚指輪の素材はプラチナ900なのでpt900の刻印
ちなみに純プラチナならpt1000、プラチナ950なら
pt950の刻印で、プラチナを選んで作る事ができます。

基本的にお客様からのご指定がない限りはプラチナは
プラチナ900か、プラチナ950を使って作ります!

指輪 手作り

リングの形に丸める

いよいよプラチナの板からプラチナリングにする工程

芯棒(丸棒とも言います)という鋼棒と木槌で丸めます
芯棒は先端が細くなって、根元が太い鋼の長い棒です。

なぜ、先端が細くなっていて根元が太いのかというと
1番先端を使って丸めると1号サイズの指輪になって
1番根元を使って丸めると30号の指輪になるんです。

今作っているリングのサイズに合わせて芯棒の位置を
決めながら木槌で板を叩いてリングに丸めていきます。

手作り 指輪

芯棒に巻き付けるように丸める

芯棒は完璧な円、真円の棒ですので芯棒に板を当てて
棒に板を巻き付ける要領で丸めると綺麗に丸まります。

素手の力で綺麗な円に丸めることは難しいので木製の
木槌でプラチナの板を叩きながら芯棒に巻き付けます。

そして板を丸めて円になると合わせた繋ぎ目が出ます
繋ぎ目に隙間があると溶接作業で不具合がでますので
合わせた繋ぎ目には隙間が開かないように合わせます。

指輪 手作り

鍛造の結婚指輪には共付け

鍛造の結婚指輪は鍛えて造るので頑丈なのがメリット
という事は、指輪の溶接も頑丈にすることがポイント。

一般的にジュエリー類で使われる溶接はロウ付けです
ロウ付けとはジュエリー本体が溶けないように本体の
地金より溶けやすい弱いロウ地金を使って溶かします。

しかし鍛造の指輪にロウ付けでは強度が物足りません
そこで本体と同じ地金をロウ地金として使って溶接を
する共付け(ともづけ)という究極の強い溶接をします。

指輪本体と同じプラチナを使って溶かすという方法で
融点が同じなので指輪もロウも同時に溶けてしまって

超難易度が高い溶接ですが、同じ地金同士という事で
相性もよく頑丈なので鍛造の指輪には共付けをします。

手作り 指輪

リングの円を真円にする

共付け溶接が完了すれば完全なリングになります(^-^)

プラチナ塊からプラチナ板、そして指輪になりました
プラチナが指輪の形になるまでは結構な手間ですよね
手間を惜しまずプラチナを鍛えて造る、それが鍛造!

共付けが完了したリングを再び芯棒に入れて綺麗な円
になるように木槌ではなくて金槌で叩いて丸くします
木槌より金槌のほうが威力があるので真円になります。

指輪 石の入れかた

女性用にダイヤが入る

お客様のご要望でダイヤモンドを指輪に埋め込みます
普段使いができる結婚指輪にしたいという事でダイヤ
が引っかからないように埋め込みの石留めで入れます。

リングからダイヤが飛び出ていると邪魔になりますし
ダイヤを爪で留めると引っ掛かりが出てしまうために
伏せ込み(レール留め)という石留めで普段使いが可能。

指輪 ダイヤの入れ方

伏せ込みのメリット

伏せ込みのやり方は、ダイヤの直径と同じドリルで
リングに穴を空けてダイヤがピッタリ入るようにして
鏨(たがね)という工具で穴の縁を叩いて留めるんです。

ダイヤの周りの縁、穴の周り縁を鏨で叩く事で地金が
伸びるので額縁のようになってダイヤが留まるんです

ダイヤの周りに縁を出すことで石が外れる心配も少なく
引っかかりもないので普段使いに最適な石留め方法です。

指輪 手作り

普段使いするなら断然、甲丸リング

普段使いをするなら楽に付けられる甲丸が断然お勧め
甲丸リングは毎日、普段使いができる形なんですよね。

甲丸(こうまる)とは、角が一切ない丸みを帯びた形状
で昔から愛されている定番の形で今も愛されています

板に乗った蒲鉾に似ている事から蒲鉾リングとも昔は
呼ばれていた形で楕円形のような丸い形のリングです
角も引っ掛かりもないので普段使いにベストの形です。

手作り 指輪

ハンマーで叩いて甲丸リングを作る

甲丸リングの作り方は、削ると叩くの2種類あります
削るのはヤスリで指輪の角を削り落として丸くします。

叩いて作るというのはハンマーで指輪の角を段階的に
叩き落として甲丸の丸みを作っていく方法になります
今、している方法はハンマーで叩いていく方法ですね。

基本的に、削って作る彫金制作と叩いて作る鍛冶制作
どちらもしていますが今回は普段使いができるように
頑丈になるように鍛冶にこだわって叩いて丸くします。

結婚指輪 手作り

細かい槌目で仕上げる事も可能

画像のようなミラーボールのような細かい槌目模様で
結婚指輪を仕上げることも可能です(上の画像参照)

槌目模様とは金槌(ハンマー)で叩いて生み出す模様で
金槌の大きさや形、重さや打つ力加減で変化をします
美しい槌目は伝統模様で熟練した職人しか打てません。

今回は深い鎚目模様を打ち込むので上から打ちますが
上の画像のようなミラーボールのような細かい槌目が
お好みなら深い鎚目を入れずこのまま仕上げられます。

※細かい槌目でも頑丈ですので普段使いができます

指輪 槌目

深い鎚目を打ち込む

いよいよメインのデザインとなる深い鎚目を打ちます

最初に打ち込んだミラーボールのような細かい槌目が
指輪の下地になっているので更に頑丈になりますので
普段使いでガンガン使い込んでも全く問題ありません。

基本的に槌目模様は金槌で打ち込むので強くなります
その槌目が二層構造のようになるので普段使いで毎日
結婚指輪を着けて頂いても壊れる心配がありません!

槌目 指輪

槌目模様の凹凸を重ねない

甲丸リングを作るときの細かい槌目は重ねても大丈夫
重ねることで槌目模様が細かくなって繊細になります
重ねる事が出来る理由は、細かくて平だからなんです。

しかし深い槌目模様の場合は重ねて打ち込むのはNG
平な槌目ではなく凹む槌目になるので重ねられません。

小さい金槌の角を利用して打ち込むので重ねて打つと
槌目模様の凹凸が重なり合って凹凸がだぶるんですね
深いので槌目模様がぐちゃぐちゃになってしまいます。

槌目リング

槌目を敷き詰めるイメージ

深い槌目模様を重ねず敷き詰めるイメージで打ちます
凹凸凹凸凹凸のイメージで凹をピッタリ敷き詰めます。

槌目模様の凹凸を隙間なくピッタリ敷き詰めることで
ハチの巣のような繊細で美しい槌目模様になるんです。

画像のように美しい深い槌目模様を出すには熟練した
私のような宝飾職人しか打てないのです(自画自賛w)
他の槌目模様とはポテンシャルが違うのが分かりますw

結婚指輪 槌目

普段使いするほど槌目が馴染む

鍛造で作った槌目の結婚指輪は長い期間、普段使いを
するほどに槌目が馴染んで模様に味が増していきます!

結婚指輪を毎日、日常生活でガンガン普段使いする事
で槌目模様の凹凸が摩耗をして模様同士が馴染みます
持ち主の使い方で槌目模様が変化していくということ。

日本伝統技法の鍛造で作った指輪、更に日本伝統模様
の槌目で作った指輪は使い込むほど指輪が進化します。

指輪 ハンドメイド

結婚指輪の幅を整える

ハンマーでガンガン叩きまくって作ったリングは幅の
太さが広がっていますし、リングの幅が歪んでいます
そこでヤスリでリングの側面を削って整えていきます。

擦り板にリングを固定して側面をヤスリで削ります
リング幅が同じになるように&真っすぐなストレート
のリングになるように両方の側面を削って合わせます。

ここの作業でメンズの結婚指輪の太さを3.5ミリに
レディースの幅の太さを3ミリになるようにします。

ハンドメイド 指輪

普段使いが出来るように角落とし

普段使いしたい=毎日着けても付け心地が良く「楽」

この図式は正解です!普段使いで毎日着けたい指輪は
着けていて楽な指輪ですし、着け心地が良い指輪です
着け心地が良くて楽なので普段使いをしたくなります。

そこでリングの角を落としていきます(表も裏もです)
まずリングの表の角をヤスリで削り落としていきます
指で実際に触りながら角が気にならないようにします。

指輪 普段用

普段使いができる着け心地の良さ

普段使いに使える結婚指輪は、付け心地の良さが重要

先ほどはリング表面の角を削り落としましたが、次は
リング中面(内側)の角を削り落として滑らかにします。

そしてリング内側の場合は、角を落とすだけではなく
角を段階的に落として丸い楕円形になるようにします
リング内側全面が丸い楕円になると滑らかになります。

内側が丸い滑らかな楕円形のことを内甲丸といいます
リング表面が丸いデザインを甲丸リングといいますが
リング中面が丸いデザインを内甲丸というんです(^-^)

普段用 指輪

普段使い用の指輪=内甲丸が最適

リング内面を内甲丸にすることで普段使いに最適です
普段使い用に着ける結婚指輪は付け心地が良い事です。

内甲丸にすることで内側が滑らかになって着け心地が
良くなるだけではなくて水はけも良くなるんです(^-^)

内側が丸いので水はけも良くなって衛生的にも良くて
指がふやける事も少なくなりますし女性が悩んでいる
指のむくみにも内甲丸はストレスを感じないんですね。

普段使いで身に着ける結婚指輪に内甲丸は最適ですね!

結婚指輪 普段用

プラチナリングの傷を消す

ヤスリで削っているプラチナリングには傷があります
これはヤスリで削る彫金の跡ですので必ず発生します。

そこで耐水性の紙ヤスリを使って傷を消していきます
耐水性なので水を含ませてプラチナリングを擦る事で
傷の奥まで研磨水が浸透するので綺麗に消えるんです。

ここで注意をする点が、ヤスリで削った面のみします
ハンマーで叩いた槌目模様には紙ヤスリは使いません
槌目模様は次の工程で研磨ゴムを使って仕上げます。

指輪 普段用

シリコンポインターで更に仕上げる

耐水性紙ヤスリでプラチナリングの傷を消しましたが
今度は紙ヤスリで擦った細かい小傷が出てしまいます。

紙ヤスリの研磨砂で擦った跡は髪の毛のような細い傷
になっているので、今度はその小傷を消していきます。

シリコンポインターという研磨ゴムを使って消します
リュータ機という機材の先端にセットをして高速回転
でシリコンポインターを回して小傷を消していきます。

普段使い 結婚指輪

普段使いを目的とした
結婚指輪のベースが完成

仕上げ作業で結婚指輪のベースがついに完成しました

普段使いで着けやすいように甲丸フォルムのリングで
指輪の幅はメンズが3.5ミリ、レディースが3ミリ

ハンマーで叩き出した槌目模様は頑丈な模様ですので
毎日、普段使いしても簡単には消えないので安心です。

レディース用の結婚指輪にはダイヤが入っております
普段使いがしやすい事を考えてダイヤは伏せ込みです
爪を使っていないので引っ掛かりがなくて安心ですね。

さて結婚指輪のベースが完成したので最終仕上げです。

プラチナリング 鏡面

プラチナリングを鏡面に

プラチナリングをピカピカの鏡面にするにはヘラ掛け
という磨きの作業をするとプラチナが鏡面になります。

ヘラ棒という工具をプラチナリングに強く押し当てて
結婚指輪の表面を潰すように磨くと鏡面が誕生します。

単純で簡単そうに見えますが物凄く難しい工程です
熟練した宝飾職人でないと鏡面にすることが難しくて
ヘラ掛けに慣れない人がすると傷だらけになるんです。

普段使い 指輪 光沢

鏡面の反射度を上げる

ヘラ掛けをするとプラチナリングは鏡面になりますが
ヘラ棒で押した跡が薄らとリングに残ってしまいます。

ヘラ掛けの跡が少しでも残っていると鏡面に響きます
ヘラ掛けの跡を消すようにバフ掛けの最終仕上げです。

バフとは磨き布の束で、バフも大小様々ありますので
結婚指輪のデザインやフォルムに合わせて使います。

高速回転でバフを回して徹底的に鏡面を仕上げます
ヘラ掛け跡が消えれば反射度も増して鏡面が完成です!

指輪 毎日使える

おすすめ!普段使いで使える結婚指輪

毎日、安心して普段使いできる結婚指輪が完成です!

結婚指輪は長く身に着けるリングなので普段使いでも
安心して着けていたいというのが1番の願いですよね。

日本伝統技法の鍛造で作り上げた結婚指輪は、その願い
が見事に叶っている結婚指輪だと作り手として感じます
結婚指輪の強度、結婚指輪の着け心地の良さ、完璧です。

画像だけではなく動く動画でも自慢の鍛造の結婚指輪を
がっつり見て頂きたいのでスマホで動画を撮影しました
画像では分からない槌目の魅力を動画でご覧下さい(^-^)

 

【鍛造 結婚指輪の詳細】

○製造方法 鍛造(たんぞう)彫金(ちょうきん)
○使用地金 プラチナ900(pt900)
○指輪の幅 メンズが3.5ミリ、レディースが3ミリ
○フォルム 甲丸
○デザイン 槌目
○仕上げ方 光沢仕上げ

私が手作りをする指輪は自慢の日本の伝統技法の1つ
鍛造製法に超こだわって1つ1つ手作りをしています。

頑丈でリングが変形しにくくて日常生活でも安心して
付ける事ができますし、槌目のリングは使い込むほど
生活で付く傷や凹みが味になっていくので魅力的です。

今はピカピカの槌目プラチナリングですが使い込むと
槌目の角が摩耗をして味わいや雰囲気が出てきます!
槌目のクオリティ、そしてポテンシャルが凄いんです。

結婚指輪 普段使い

三重県N様のご依頼で結婚指輪を制作

当店は新潟県長岡市にあるので三重県から直接ご来店を
頂くのが難しいですので、メールで何度か打ち合わせを
させていただきました!本当にありがとうございました。

打ち合わせと言っても鍛造の結婚指輪のデザインは決定
をしておりましたので(リングの素材と幅や厚みと槌目)
お客様の指のサイズくらいなので簡単な打ち合わせでOK

指のサイズが分からなくても、サイズが計れるゲージを
無料発送しておりますので全国どこでも対応できて安心。

普段使い お勧め 結婚指輪

三重県N様 ありがとうございました!

ご依頼をいただいた三重県N様はジュエリーコウキの
ブログで私が制作したプラチナ鍛造の結婚指輪を見て
一目ぼれをして頂いてご注文を頂いたんですね(^-^)

作り手として自分の作った指輪に一目ぼれをして頂く
というのは宝飾職人として本当に幸せなことなんです。

それでは頂いたお手紙をご紹介させていただきまして
今回の記事は終わりになります!有難うございました。

===========お客様の声============

ジュエリーコウキ 池田様
お世話になっております。

先程指輪を受け取り、
花束を添えて妻に渡しました。

私も妻も、指輪の完成度にとても満足しております。
想像通りの私好みのデザインでした。

ジュエリーコウキさんにお願いして、
本当に良かったです。

また結婚生活の節目に指輪を
プレゼントしたいと思っていますので
その際は宜しくお願い致します。

大変ありがとうございました。

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お仕事のお問い合わせやご依頼は→コチラ

私が作る鍛造の結婚指輪の一覧は→コチラ

メールやお電話でもご対応しております
○電話番号 0258-27-1771 10時~17時まで対応しています
○メールアドレス j_kouki_ring@yahoo.co.jp 24時間OK
〒940-2003 新潟県長岡市渡場町2-7 株式会社ジュエリーコウキ

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鍛造で作る結婚指輪は、ごく稀で希少価値のある結婚指輪
世界中の全てのジュエリーのうち鍛造で作られたリングは
2パーセント未満と言われるほど鍛造リングは少ないです

その理由は、鍛造リングは地金を金槌で叩いて炎で焼いて
じっくりと時間をかけて地金密度を上げていくという製法
熟練された技術や知識を持った職人のみしか作れない技法
鍛造リングを作る為の専門工具や機材など設備も必要な為

伝統工芸と言われる鍛造リングは日本の宝だと思いますが
受け継ぐ職人が激減しており鍛造リングは衰退しています
だからこそ鍛造技術を受け継いだ私が広めたいと思います

指輪作りの制作日記をご覧頂いて、鍛造技術に納得をして
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです。

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