結婚指輪の手作り専門店、ジュエリーコウキ
日本伝統技法の1つ、鍛造で結婚指輪を制作
鍛造(たんぞう)という日本の伝統技術で結婚指輪を制作
鍛えて造る指輪という意味で鍛造指輪と言われています。
ちなみに出来合いの既製品の結婚指輪は鋳造(ちゅうぞう)
という製法でリングの原型の型に溶かした地金を流して
固めて作る大量生産で、市場の99%以上がこの製法です。
手作りと言っている店でもロウワックスを削って指輪の
原型を作っている店がほとんどでこれも鋳造に入ります。
市場の残り1%以下が鍛造で 宝飾職人が鍛冶で作ります
直接地金(プラチナやゴールド)を鍛えて削って作ります。
手間をかけて鍛冶で鍛練する事で地金の密度が増します
密度が上がった指輪は変形しにくく結婚指輪に最適です。
こんにちは(゚Д゚)ノ
ジュエリーコウキ2代目で宝飾職人の池田と申します
職人歴は28年で鍛造を継承している職人の1人です。
鍛造は昔からの技術を受け継いだ宝飾職人しか作れず
全国でも鍛造を継承した宝飾職人は凄く少ないんです。
鍛造で手作りした鍛造指輪をブログで発信しています
鍛造指輪の制作工程や鍛造結婚指輪を紹介しています。
指輪作りもブログ更新も私がしております(^-^)
結婚指輪の専門店という事で結婚指輪に関する記事を
書いていますしお客様の体験談もご紹介しております。
先輩カップルさんの結婚指輪にまつわるエピソードを
募集してブログにアップしておりますので結婚指輪に
関する為になる有益な情報を発信をするのが目的です。
先輩カップルさんの実体験を投稿して頂いているので
これから結婚指輪の購入を考えているカップルさんに
参考になるような内容だと思いますのでご覧ください。
※当店で購入されていない方の体験談を募集しました
全国各地のカップルさんの話を聞きたかったからです。
本日は、愛知県T様から投稿を頂いたエピソードです
こちらの方は、まず結婚指輪は、いる? いらない?
という結婚指輪を、まずそこから話し合ったそうです。
結果的に結婚指輪は必要ということで決まりましたが
どんな結婚指輪にする?という内容も二人で話し合い
じっくりと考えて決めたそうです(予算やデザイン等)
最終的に決まったのが、シンプルでスリムな結婚指輪。
シンプルの意味は分かるのですが、スリムというのは
細い指輪のことかな?と思っていましたが、どういう
意味でのスリムなのかが凄く気になった内容でしたw
それでは愛知県T様のエピソードをご覧くださいませ。
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題名
【結婚指輪 いる? いらない?】
投稿者 愛知県T様
まず、婚約指輪として妻に好きなブランドの
婚約指輪を買ってありました。
それを前提に、「結婚指輪は必要?」
というところから二人で考えることにしました。
「そんなの当たり前でしょ!!」
と思われる方も多いかもしれませんが、
当時、私達はあまり世間の常識や風潮を顧みずに
「二人で話し合って何事も決めよう」
という決め事がありました。
結論から言うと、結婚指輪は購入しました!(笑)
やはり「二人の愛の証なので、絶対欲しいよね」
という事と、
個人的に「俺は普段付けるリングなんて持ってないし、
そういう意味でも欲しいなぁ…」という思いもありました。実は。
ではまずどうやって結婚指輪を選ぼうか、
二人で条件を色々考えてみました。
【結婚指輪を選ぶ3つのポイント】
結婚指輪のデザインや価格など、
お互い好みのギャップなどもありましたが、
意見をすりあわせていくうちに
お互い満足できる条件を3つに絞りました。
一つ目は「普段から身に付けることになるので、
何かにひっかかったり邪魔にならないシンプルな物が良い」
二つ目は私の仕事上の都合で
「結婚指輪はあまり目立たないものである事と、
品のある物である事が必要」
そして三つ目に「価格はあまり気にせずに選びたい、
出来ればそんなに高くなくて良い」事に決めました。
ただ、この条件で検討してみても
なかなか選びきれないほど、様々なリングがありました。
ですので、さらに結婚指輪選びの
ポイントとしてお互いに意見を出し合いました。
まず私が考えていた事があり、
それは職場の先輩がしている結婚指輪についてでした。
「スマートで格好いい先輩社員なのだが、
彼がしているリングがとても綺麗で似合っていたので
それに普段から憧れていた」と伝えました。
結婚指輪のデザインは
シンプルでスリムが良い!
次は二人が共通していた好みについてなのですが、
「シンプルでスリムなデザインだといいなぁ」という事、
そして「一つこだわりを入れたい」という思いでした。
結婚指輪には、外側がシンプルでも内側に
夫婦の思いが込められている事が多いです。
私達も、「二人だけが知っているこだわり」
という事にとても魅力を感じていました。
そうこうして約2か月にも及ぶ話し合いの結果として、
とても素敵なリングを作ってもらう事が出来ました
少しずつ解説していきたいと思います。
【ミル打ちの結婚指輪】
まず、デザインは「ミル打ち加工」にしました。
正式にはミルグレインと呼ばれるそうですが、
シンプルながらもとても品良く整ったデザインです。
調べてみたところ、「永遠」とか「子孫繁栄」
といった意味が込められているそうで、
まさに結婚指輪にピッタリだと思い
ここは二人とも意見が一致しました。
ちなみに素材はプラチナです
次に、リングの内側に思いを込めました。
【結婚指輪の内側にピンクダイヤ】
私と彼女のネームと結婚記念日を刻印してもらい、
加えて小さなピンクダイヤをあしらってもらいました。
何か小さな石を入れられないかと思い
ジュエリースタッフの方に相談したところ、
見せていただいたサンプルのピンクダイヤが
控え目でとても可愛かったので即決してしまいました。
そして価格は思っていたよりも安価でした
(婚約指輪を奮発してしまった事もありました…)
大満足なリングに仕立ててくれた
ジュエリー屋さんにはとても感謝しています。
【結婚指輪にミル打ちは品がある】
挙式後に付けてみたところ、
親族・知人・職場ともとても好評でした!
「ミル打ちはやっぱり品がある」
と言ってくれる人が多かったです。
また、ビジネススーツにも
普段着にもとてもよく似合い、
常に身に付けていたいという
気持ちにしてくれた事も嬉しいポイントでした。
【結婚指輪の存在価値】
そして何より、これが一番でした。
起きて顔を洗っていたり、食事していたり、
仕事していたり、帰宅して一息ついていたり…
そんなふとした時に「結婚指輪の存在」
に気付くようになります。
その瞬間が、「あぁ、俺(私)は一人じゃないんだなぁ」
とお互いの事を想いあえる素敵な瞬間になりました。
散々迷って決めるのに時間がかかってしまったけれど、
買って本当に良かった!結婚したという実感が
とてもハッピーな気持ちにしてくれる!
そんな事を、結婚8年目にしてもまだ思ってしまうのです。
【プロポーズエピソード】
馴れ初めは、当時としては珍しいもので
「SNS」がきっかけで知り合いました。
SNSと言ってもそのころはスマートフォンもまだ無く、
パソコンでポチポチと自分のアバターを着せ替えて、
日記を書いたりコメントしたり
チャットをしたりというシンプルな物でした。
そんなこんなで日記やコメントから
少しずつ仲良くなった私達は、
愛知と神奈川という遠距離恋愛から
スタートする事になりました。
当時はお互い大学4年生で、
就職活動や勉強で多忙な日々を送っていました。
電話やメールをするだけで精一杯な毎日でしたが、
それでもやはり会いたいと、
お互い時間を作り車や新幹線などで、
二か月に一回は会えるように努力しました。
何とかそんな一年が過ぎ、
二人とも就職したのですが
お互いに地元企業だった為に
社会人になっても遠距離が続きました。
環境の変化や遠距離の寂しさに
何度もくじけそうになりましたが、
そのたびに励ましあい、
ひそやかに愛を育む期間だったと今なら思えます。
そして交際7年目になり、
ずっと遠距離でマンネリ化していた事もあり
「そろそろ決意しなければ後悔する…」と思い、
思い切ってプロポーズする事にしました。
「僕か君か、どちらが引っ越せるかは
これから決めないといけない。
だけどどっちにせよ僕は一緒にいたい」
彼女は快く、
こちらに来てくれると言ってくれました。
私のプロポーズを待ってくれていたのかもしれません
そう思い、感動してその場で
号泣してしまった事を今でもよく覚えています。
【プロポーズ後のエピソード】
プロポーズ後から結婚までの道のりが、
意外と山あり谷ありでした。
まずは私が彼女の家族へ挨拶に行く事になりました。
しかし現地に着いてから緊張で頭の中が真っ白になり、
なかなか言葉が出なくなってしまいました
その後も家族と一緒にテレビをぼーっと見ていました。
そこでお母さんがしびれを切らして
「今日は何か大事な用があってきたんじゃないの?」
と少し怒り気味に私に問いかけてくれました。
きっかけを作ってもらった私はハッとして、
「娘さんと結婚させてください、
娘さんに愛知に来て欲しいんです!」
と声を絞り切るように言う事が出来ました。
結果、何とかお許しをいただいたのですが、
私の度胸の無さと手際の悪さに
きっとご両親は不安になったと思います。
その後、彼女が転職先を決めて
愛知に来てくれたのですが、
その少し前に、私がまさかの転勤となってしまい
県外に引っ越す事になってしまったのです。
入れ違いという形で、せっかく愛知に来てくれた
彼女がしばらく一人暮らしになってしまったのですが、
私も週に一回は愛知に帰ってくるようにして
週一日の同棲生活が続きました。
約一年後に、
会社に無理を言って地元勤務に配置転換してもらい、
ようやく二人で生活出来るようになりました。
結果として、二人ともがお互いを思いやって
出来る事を尽くしたおかげで結婚できたと思っています。
ちなみに挙式はハワイでした。
初めて会った時のご両親が
不服そうな顔をしていたのを思い出しましたが、
挙式の日は満面の笑顔で
海に飛び込んでいったのを見て、
妻と一緒に大笑いしました。
ただ、日本に帰ってきたら大雪で
電車が動かなかったというオチも付きましたが・・・w
沢山の先輩カップルさんの結婚指輪をご紹介しております
こちらからご覧頂けます→私達の結婚指輪をブログで紹介
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結婚指輪やプロポーズエピソードありがとうございました
シンプルでスリムな結婚指輪という意味が何となくですが
分かったような気がしました。恐らく見た目が細い指輪と
いう単純な意味ではなく見た目の雰囲気がスリムなんです。
じゃ見た目の雰囲気がスリムって何?って聞かれると・・・
それはそれで困ってしまうのですが言葉にするのが難しい
ですがシンプルなのに雰囲気が出ているイメージですかねw
そんな意味から品のあるミル打ちデザインを選んだんだと
私は勝手に思っていますが、人が感じるものは人によって
違ってくるので二人で話し合って決めたならそれが大正解!
ミル打ちデザインは小さい球体が並んで繋がっているので
見た目も綺麗ですし品があるという意味も伝わりますよね。
ただ見た目は華やかで品があって美しいですがミル打ちの
リングに注意する点があるんです。ずばりサイズ直しです。
サイズ直しをするときは、指輪をカットして溶接をします
サイズを伸ばすなら伸ばす分の地金を足して溶接をします
サイズを縮めるなら縮める分の指輪をカットして溶接です。
ということはミル打ちがカットされるので復元が難しくて
サイズ直しが効きにくいという特徴があるリングなんです。
また指輪をぶつけてしまってミル打ちが凹んだり削れたり
しても復元ができないので、そこら辺のことも考えながら
ミル打ちのデザインを選んで欲しいかなと思っております。
ジュエリーコウキ 2代目、池田潤
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鍛造で作る結婚指輪はごく稀で、希少価値のある結婚指輪
世界中の全ての結婚指輪のうち鍛造で作られた結婚指輪は
1%未満と言われるほど鍛造の結婚指輪は少ないんですよ。
その理由は、鍛造の指輪は地金を金槌で叩いて炎で焼いて
じっくりと時間をかけて地金密度を上げていくという製法
熟練された技術や知識を持った職人のみしか作れない技法
鍛造の指輪を作る為の専門工具や機材など設備も必要な為。
伝統工芸と言われる鍛造の指輪は日本の宝だと思いますが
受け継ぐ職人が激減しており鍛造の指輪は衰退しています
だからこそ鍛造技術を受け継いだ私が広めたいと思います。
指輪作りの制作ブログをご覧頂いて鍛造技術に納得をして
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです。
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