ママと子供のファミリーリングを手作り | プラチナを鍛えて造る鍛造リング

いつもご観覧を頂きありがとう御座います
株式会社ジュエリーコウキの二代目、池田です

本日はファミリーリングのご紹介をさせて頂きます
東京都のお客様からのご依頼に感謝で御座います!

制作するファミリーリング(家族リング)ですが
プラチナで造る極細タイプのリングで幅が2.0ミリ
そして指輪の側面にミルグレインが打ち込まれます

ファミリーリングの全面がピカピカ光沢の鏡面仕上げ
そして指輪には誕生石が埋め込まれる造りとなります。

 

制作するファミリーリングのリング数ですが2個
お母様と娘様の、絆とLOVEを感じる家族の指輪です

途中まで制作した2本のファミリーリングがコチラ
家族リングをロウヅケ(溶接)をした瞬間の写真です

DSCN0936

指輪の幅が2ミリという極細デザインなので
ロウヅケで溶けないように注意しながらの作業です

ファミリーリングはリングの数は決まっていません
ご家族様それぞれの思いで制作する特別な指輪なので
必要な指輪の数だけ作るのがファミリーリングです(^ω^)

 

 

それではファミリーリング(家族リング)の
制作風景を記事と写真でアップさせていただきますね

先程のトップ画像になるまでに、かなりの工程があります
当店がメインで制作している結婚指輪と全く同じ工程です
いつもの記事のように地金を育てる鍛冶からという事ですね

全部お伝えすると時間がとんでもなく必要になるのでw
Youtubeで鍛冶の様子をご覧ください→プラチナ 溶解から鍛冶作業

鍛冶作業の動画を見て頂けましたか?
動画のような流れでプラチナを叩いて焼いていくと
(焼きなまし)写真のようにプラチナが板状に伸びます

DSCN0914

家族リングの幅が2ミリという事なので、凄く細いですが
細い分、ファミリーリングの強度を考えて肉厚にしました。

リングの厚みを通常よりも厚くとったのは、強度の関係も
ありますが、リング両側の側面にミルが打ち込まれるので
それも考えてリングの肉厚を通常よりも厚くしています。

DSCN0917

家族リングの土台でもあるプラチナ板が完成したら
ペア2本にしていく作業です。糸ノコギリで板をカット
するのですが、お客様のサイズに合わせて精密にカットします

自慢の結婚指輪の制作工程と、ファミリーリングの制作は
全く同じ工程なのでファミリーリングにも凄く自信があります!

 

同じ1つのプラチナから作りだすファミリーリングは特別!
ご家族の絆やLOVEが指輪から感じられるようにとの想いです

DSCN0922

結婚指輪の専門店が作るファミリーリングは
自分で言うのもあれですが評判はかなり良いですw ぶw
自画自賛になってしまいましたが、それ位に自信があります

結婚指輪と同様に、ここまで指輪にLOVEを込めて職人が
作るファミリーリングは滅多にないと思いますので(^ω^)

DSCN0930

2つにしたプラチナ板を丸めていきます
指輪の綺麗な円になるように丸めていきます

リング幅が2.0ミリの細さなので斜めになったり
曲がったりしないように気をつけながら丸めていきます
通常のリングよりも細いので曲がりやすいんですね(汗)

DSCN0932

プラチナ板の合わせ口に隙間が出ないように
ピッタリと合わせながら隙間を完全ゼロにします

ここで微妙に隙間があるとロウ付け(溶接)を
した時に合わせ口が割れたり、食い込んだりします
ですので隙間ゼロ、ピッタリになるように合わせます

あと、縁起物という訳ではないですが家族リングに
隙間があると自分の気持ち的に嫌なので完全に消します
もちろん結婚指輪の制作の時も同じ気持ちで作ります!

 

ロウズケ(溶接作業)
完全に隙間を溶かして一体化する作業

DSCN0934
約1800度超えの酸素バーナーで合わせ口を溶かします
プラチナが溶解する温度が約1800度と言われています

これで繋ぎ目ゼロの完璧なリングになりましたね(^ω^)
ようやくこれで1番上のトップ画像のリングになりました
鍛冶作業からロウズケ作業まで意外と手間がかかるんです

DSCN0936

ロウズケが完了したらサイズまで伸ばします

丸棒という工具にロウズケをしたリングを入れて
金槌で叩きながらサイズを伸ばしていく工程になります
指輪の表面を叩いているのでリングの形も綺麗になります

DSCN0940

2本のファミリーリングの土台が完成です
金槌で叩いて作っている渾身の鍛造の家族リング

金槌で叩いているので表面の槌目(つちめ)模様も
綺麗ですね(槌目の段階で仕上げる事も可能です)

DSCN0941

家族リングの幅が2ミリという極細デザインですが
金槌で何度も何度も叩きあげて作っている指輪なので
家族リングの幅が2.0ミリよりも大幅に広がっています

広がった指輪の幅をヤスリで削って2ミリに合わせますが
今回のデザインは家族リングの側面にミルが打ち込まれます
なので余裕をみて2.0ミリよりも多少広く2.1ミリにします

DSCN0942

何故、余裕をみて2.1ミリに幅を仕上げるのかというと
ミルを打ち込む時、家族リングの両側面にミルを打ち込むので
力加減によって家族リングの幅が詰まる場合があるからなんです

幅が詰まらない場合もありますが、詰まる場合もあるので
安全策をとって家族リングの幅を予め広くしているんです。

DSCN0943

さて、ファミリーリングの幅を削り確定したら
いよいよ側面にミルを打ち込む作業になります(^ω^)

細い家族リングですが、リングの肉厚は厚いので
しっかりした強度を保っておりますので、ミルを
側面に打ち込んでも強度には一切問題がありません

DSCN0946

ミル(ミルグレイン)を側面に打ち込みますが
まずは仮打ち(手打ち)でミルの位置を決めます

最初から金槌で強くミルを打ち込むと危険です
位置の修正が効かなくなるので、まずは仮打ちで
浅く打ち込むミルの位置を確定させることですね

DSCN0947

まあでも、職人さんによっては最初から金槌で
仮打ちナシでガツガツ打ち込む職人さんもいらっしゃるので
そっちの方が「キャーwカッコイイw」と確かに思いますが
私は安全策をとって確実に綺麗なミルを打ち込みたいんですw

さて、仕事がめっちゃ忙しいので工房に戻りますw
ファミリーリングの制作工程の続きは後程に<(_ _)>

制作のつづきはコチラから

 

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鍛造で作る結婚指輪は、ごく稀で希少価値のある結婚指輪
世界中の全てのジュエリーのうち鍛造で作られたリングは
5パーセント未満と言われるほど鍛造リングは少ないです

その理由は、鍛造リングは地金を金槌で叩いて炎で焼いて
じっくりと時間をかけて地金密度を上げていくという製法
熟練された技術や知識を持った職人のみしか作れない技法
鍛造リングを作る為の専門工具や機材など設備も必要な為

伝統工芸と言われる鍛造リングは日本の宝だと思いますが
受け継ぐ職人が激減しており鍛造リングは衰退しています
だからこそ鍛造技術を受け継いだ私が広めたいと思います

指輪作りの制作日記をご覧頂いて、鍛造技術に納得をして
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです。

お気軽にお問い合わせOKですよ(^ω^)
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j_kouki_ring@yahoo.co.jp までお願い致します。

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