結婚指輪の手作り専門店、ジュエリーコウキ
鍛造という伝統技法で手作りをする結婚指輪
こんにちは (゚Д゚)ノ
ジュエリーコウキの二代目で、宝飾職人の池田です
新潟県長岡市の工房で私が1つ1つ手作りをします。
新潟県と言えば、鍛冶と金物の町で有名な地域です
鍛造(たんぞう)とは、結婚指輪の素材となる地金を
鍛冶で鍛錬して作るという日本伝統技法の1つです。
その難易度の高い技術から近年では鍛造を受け継ぐ
宝飾職人が少なくなり全国でみても激減しています
私も鍛造を継承した職人歴26年の宝飾職人の1人。
金属アレルギー 指輪
本日のブログで、ご紹介をさせて頂く結婚指輪です
金属アレルギーの方でも安心して身につけられる指輪
純プラチナのプラチナ1000を使って作る結婚指輪です。
近年増え続けている金属アレルギーの方は結婚指輪を
したいけど・・かぶれて指輪を付けられないといった
悩みを持った方が増えたと仕事をしていて実感します。
純度が100%の純プラチナや純金では 金属アレルギー
の方でも、かぶれたりなどの症状が出にくい性質です
では何故、金やプラチナでアレルギー反応が出るのか?
金属アレルギーの原因は不純物が原因
例えば、純金(k24)ですが、k18は金の他にも銀や銅が
混ざっているのでアレルギー反応が出てしまうんです。
そしてプラチナ900はプラチナの他に10%の不純物が
混ざっていることでアレルギー反応がでてしまいます。
そこで不純物が入っていない純金やプラチナ1000を
結婚指輪の地金に使う事でアレルギーに対応できます。
稀に純金でもプラチナ1000でも金属アレルギー反応が
出る方もいますが、私は指輪作りを26年していますが
数名しかおらず純度が高い地金ならほぼ安心できます。
今回のブログでは、金属アレルギーの方にも安心して
指に付けられるプラチナ1000の結婚指輪のご紹介です。
プラチナ1000の溶解
地金を溶かす作業のことを溶解(ようかい)といいます
2本の結婚指輪を手作りするのに必要となるプラチナ
を計算して用意して、溶解皿に入れてバーナーで溶解。
プラチナ1000は1770度でドロドロに真っ赤に溶けます
太陽のように熱くて眩しくてエネルギーを感じますね
ジュエリーコウキの自慢の鍛造はここから始まります!