珍しい手作り結婚指輪【甲丸リングに打ち出し】縁がある指輪・光沢と艶消しのコンビ

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いつもご観覧を頂きありがとう御座います
株式会社ジュエリーコウキの二代目、池田です

本日も工房でガッツリと結婚指輪を制作中!
昨日の続きで、打ち出し結婚指輪の制作工程です
鍛冶で叩き上げられて作る指輪は魅力的です(^ω^)

参考として昨日の制作記事はコチラ→打ち出し制作工程

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綺麗な打ち出し模様が打ち込まれた所までお伝えしました
平打ちタイプの打ち出し結婚指輪ならここから仕上作業に
入るのですが、今回は平打ちタイプではなく甲丸タイプです
ここから結婚指輪を平から丸くしていく彫金作業に進みます

 

 

何故、最初から甲丸にしてから打ち出しを打たなかったのか?
それには深い深い訳があります~後程その訳をお伝えしますが
まずは平打ちの角をヤスリで段階的に落として角度を丸くします

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せっかく手間をかけて打ち込んだ打ち出し模様が削れて消えていく姿に
勿体ないと思う人も多いかと思うんですが大丈夫なんですw計算通りです

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確かに当店で甲丸の打ち出しを作る場合、甲丸にしてから打ち込みます
でも今回は平打ち状態で叩いて模様を作ってから丸く削る事になります
二度手間だと思う方も多いと思いますが、先程言ったように訳があるんです

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結婚指輪が平打ちから、丸みを帯びた甲丸になりましたね
ここらから平打ちに、打ち出し模様を打ち込んだと同じように
甲丸にも最初から打ち出しを繰り返し打ち込んでいくんです!

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時間が勿体ないような作業の進め方だな~と思っちゃダメw

最初から甲丸に打ち込めば1回の打ち出し作業で終わるのに
という考えは分かりますが、きちんと理由があるんですw
こういう一手間、二手間が後になってから指輪に響くんです!

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何故こんなに一度手間、二度手間をかけるのかという理由ですが
単純にプラチナ結婚指輪の「強度を増す為」この1点に尽きます

「強度=硬い」しかし硬さだけではなく「粘り強さ」も必要なんです
粘り強さがあってこその強度、そんな強度のある結婚指輪を作る為に、
時間がかかったとしても、ここまでの作業にこだわりたかったんです

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何故ここまで粘り強くて強度のある結婚指輪にしたいのか?

それはお客様のご要望で、力仕事で指に力がかかるので
変形しずらい強度のある結婚指輪を作って欲しいとの熱い想いです!

作り手としてご依頼主様が満足できる指輪を作りたいじゃないですか
結婚指輪作りは、お客様それぞれの思いやドラマがあり職人魂が燃えますw

 

作業の続きに戻りますが、これで終わりではありません
もっとスタイリッシュに魅せるように指輪のフチを落とします

フチを一段落とす事によってセンターの打ち出しが浮き上がります
ただでさえ深い味わいのある打ち出し模様なのに浮きあがるんですよ
しかも落としたフチがアクセントとなり額縁みたいな役割になります

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フチがある事によって中心部の打ち出し模様が引き立ちます
フチは後程ピッカピカに光らせて、打ち出し部分は艶消しにします

そうする事で更にセンターの打ち出し模様がバシッ!と凄く映えます
写真はまだフチを磨いていないので光っていませんが、光ると凄いですよ

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この時にセンターの打ち出し部分を艶消し加工に仕上げ、
そして結婚指輪は着け心地が命! なので平だった指輪の内側を
指の形に合うように丸く削って指への負担をなくし着け心地を良くします

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ヤスリでの彫金が終われば、仕上げ作業に進んでいきます
耐水性の紙ヤスリでシコシコ擦ります(少量の水をつければ効果大)
ヤスリで削った後(ヤスリ目といいます)それが消えるまで擦ります

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紙ヤスリ仕上げが終わったら、紙ヤスリでできた跡を消します
シリコンポインターというリューターバーで磨いていきます

ヤスリ目→紙ヤスリ目→ポインターの順番で小さくなった傷を
どんどん小さくして消していく仕上げ作業が続いていきます

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結婚指輪のフチも綺麗にピッカピカに磨きましょう
鏡面になれば艶消し加工された打ち出しが更に引き立ちます
鏡面磨きと艶消しのコンビは磨けば磨くほどお互いが引き立ちます

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仕上げ作業が続いて肉眼で傷が見えなくなったら
最終仕上げのヘラ磨き作業に突入します(この作業が凄く大事)

超硬ヘラ棒という工具に液体をつけ指輪の表面を滑らせて磨きます
磨くという表現ですが肉眼で見えない傷を潰して滑らかにする作業です
なので力を込めて滑らせないと傷は消えませんので指の力が必要な作業

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ヘラ磨きが終わればピッカピカの鏡面、光沢仕上げになっていますが
ヘラ棒で磨いた跡(滑らせた跡)が多少残りますのでバフという
円盤型の硬い布が高速回転するバフ機というマシーンで最後の磨き

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最後に油分やミクロの汚れを超音波洗浄機で綺麗に落とせば完成!

プラチナの塊から叩いて始まる鍛冶、そして金槌で叩いて模様を
つけていく槌目、そしてタガネで叩く打ち出しを2度繰り返す事で
プラチナが超粘り強く育ち、強度がグングン増すという渾身の結婚指輪
いや~しかし今回も納得のできる良い仕事をさせて頂き感謝で御座います

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笑顔で幸せな気持ちで物作りをすると造ったものに幸せな波動が
入ると聞いた事があるのでいつも幸せ気分で造る事に決めています
それではまた次の結婚指輪の制作に入ります。やりがいのある仕事ですね♪

 

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指輪作りの制作日記をご覧頂いて、工程に納得をしてから
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです
真心をこめて1つ1つ手作りをする本物の結婚指輪ですよ

お気軽にお問い合わせOKですよ(^ω^)
こちらの「お問い合わせ」もしくはメールで
j_kouki_ring@yahoo.co.jp までお願い致します。

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