平甲丸の結婚指輪【打ち出しマット&光沢のコンビ】メンズ4ミリ・レディース3.7ミリ

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手作り結婚指輪の専門店ジュエリーコウキです
同店の2代目、池田が書く指輪作りの日記です

今回の指輪作りですが結婚指輪をご紹介(^ω^)
こだわった手作りで珍しいデザインなんですよ
出来合いのリングにはないデザインだと思います。

素材はプラチナ900でリングの幅が違います
男性が4ミリで女性が3.7ミリでデザインは

ベースの形が平甲丸の結婚指輪
打ち出しマット加工&甲丸を光沢
センターラインにダイヤが入ります

 

言葉でデザインを言うと複雑に聞こえます(汗)
やっぱり実物を見て頂いた方が分かりやすいので
すでに完成したマリッジリングをご覧下さいませ。

平甲丸(ひらこうまる)をベースにした結婚指輪
平甲丸とは、平打ちと甲丸の形状の中間デザインで
平打ちと甲丸の良い部分を合わせたデザインですね

そして、マリッジリングにセンターラインを入れて
指輪を50%に分けて別々のデザインで作りました
片側は打ち出し、もう片側はシンプルのままで制作

こちらのデザインのマリッジリングが出来るまでの
制作風景を分かりやすく書きたいと思います(^ω^)

 

 

プラチナの溶解(ようかい)

ジュエリーコウキで作る指輪はすべて鍛造です
鍛造とは鍛えて造るから鍛造と呼ばれています

鍛造のメカニズムは、後で説明させて頂きますが
鍛造に進む前に、プラチナを溶かして塊にします
地金を溶かす事を、溶解(ようかい)と言います。

プラチナが熔解する温度(融点)は約1770度

その温度以上の火力が絶対に必要となってきますので
酸素バーナーという酸素とガスで強烈な炎が可能になる
溶接器具を使って、プラチナを溶岩のように溶かします

なぜプラチナを溶かすのかというと、二人分の指輪が
必要になる「結婚指輪」であるからこそ同じプラチナで
作る必要がありますし意味があるという事です(*´ω`*)

同じプラチナから2本を作りだす結婚指輪だからこそ
お互いのリングから愛情や絆を感じる事が出来るんです!

指輪のベースになるプラチナを鍛金(たんきん)

2人分のリングを作るのに必要なプラチナを溶解をして
1つの塊になったプラチナを今度は育てていく作業です

鍛える地金と書いて鍛金(たんきん)と呼びます
今回で言う地金とは、プラチナリングの素材の事を言い
鍛金をされた地金で作る事を鍛造(たんぞう)と呼び
今回マリッジリングを造るので鍛造リングと呼ばれます。

プラチナを鍛えて造るメリット

地金を鍛えてリングを造るから鍛造リングと呼びますが
鍛造のメカニズム、そしてメリットをお伝えいたします

地金の中(プラチナや金)には微量な空気が入ってます
この微量な空気を(ス)と専門用語で言っていますが
このスが沢山あればあるほど強度が弱くなります(汗)

そこで炎で真っ赤にナマして(焼いて)金槌で絞める
この一連の作業をじっくりとする事で密度が上がります
密度が上がるという事は、スが地金から放出するんです

密度が増すだけではなくプラチナの粒子が整い強くなり
粘り強さを持つプラチナに育っていき強度も上がります
これが鍛造のメカニズムでメリットとなります(^ω^)

是非、鍛造リングを作る鍛冶の動画を見て下さい
金槌の音や衝撃、炎のエネルギーを感じて下さい

動画では鍛金、鍛冶を編集して短くアップしましたが
実際の一連の作業時間は、結構かかっているんですよ

マリッジリングのデザインや、使用する地金の重さや
指輪の太さや肉厚で変わってきますが数日は必要です
場合によっては1週間ずっと叩きづづける事もあります

作り手が納得するまでプラチナを鍛え上げているんです
指輪を作るベースとなるので真剣に鍛冶に向き合います。

動画の鍛冶を続けていきプラチナの塊は写真のように
長細い板になるように叩きながら成形をしていきます

ただ単に地金を伸ばしている訳ではないんです(^ω^)
今から作る結婚指輪の太さと厚みになっているんです
まだ叩いたり削ったりするので多少の余裕は持ちますが。

【大人気】1つのプラチナから2つの結婚指輪を作る

私が超超超超超こだわっている工程です(超が多いw)
これは結婚指輪作りの中でも1番こだわっている場面

出来合いの結婚指輪には絶対にありえない工程です!
作り手の私が一手間を加えるからこそ実現できた工程で
同じ1つのプラチナから2つのプラチナリングが誕生!

同じ地金から造り上げたマリッジリングであるからこそ
リングからお互いの絆や愛情をずっと感じられるんです
離れている時間があっても指輪は同じ地金という魅力!

ちなみに自分の結婚指輪もこのようloveな工程で作って
結婚生活15年ですがキッチリと尻に敷かれていますw

リングに刻印を打ち込む

マリッジリングの内側になる部分に刻印を入れます
プラチナの板を表側と裏側を決めてから打ち込みます

ジュエリーコウキで作る指輪には2つの刻印が必須です
1つは地金を証明する刻印(今回の場合はPT900)

2つ目はジュエリーコウキで確かに作りましたという
信用の証となるJKのマークが入った社名刻印となります
画像の左の刻印が社名の刻印、右がPT900の刻印ですね。

指輪の形になるように丸めます

2つのプラチナ板をリング状になるように丸めます
「丸棒」という鉄棒状態の道具にプラチナ板を押し当て
木槌で叩きながら丸棒に合わせて丸く成形をするんです

丸棒は円柱ですが、先端は細くなっていて徐々に太く
なっていく円柱ですのでサイズによって叩く位置が違い
作っているリングのサイズの位置で丸める事になります。

隙間が出ないように合わせる

丸棒にプラチナ板を押し当てて木槌で叩いて丸めて
最終的に板がリング状になると合わせ口が出ますが、
隙間が全くないように合わせる必要があるんですよね

これは次の工程でロウ付けという溶接をするのですが
隙間があると綺麗に溶接ができないからなんですよね。

合わせ口にロウを挟み込む

ロウとは地金同士を融合させる接着剤のような役目
溶接というだけあって、ロウ=溶かす為の地金です
本体よりも溶けやすい地金を薄く伸ばした状態です

そのロウをリングの形状にした合わせ口に挟みます
隙間がピッタリ消えるようにするのは、この為です
隙間が少しでもあるとロウが綺麗に浸透しないんです。

ファイヤー!!

プラチナリングのロウを挟み込んだ所にファイヤー!
溶けやすいロウと言っても簡単には溶けません(汗)
簡単に溶けるロウは強度が弱いので当店では使いません

むしろ逆に、溶けにくいロウを使って溶接をします
結婚指輪の一部の地金を薄くのばしたロウでするので
「共付け」という手法で、共食いみたいなイメージです

共付けはロウ付けより難しい

ロウ付けと違って、共付けは難しい溶接方法です
プラチナリングと同じプラチナを薄く伸ばしただけで
それを溶かすので溶解温度も同じ1770度、危険です

危険というのはロウも本体のリングも同時に溶けるので
溶ける範囲を極力小さくする事が、職人の腕となります
こんな危険な溶接をしてまでもメリットがあるからです

※共付けのメリットとは強度が強い、変色がしにくい
質の良い結婚指輪を作る=作業内容も上質という事です

結婚指輪のサイズを伸ばす

お客様の指定サイズになるようにリングを伸ばします
溶接が完了したプラチナリングを先程の丸棒に入れて
木槌ではなく今度は金槌で叩く事になります(^ω^)

木槌を使ったのは傷をつけない為に使っていましたが
木槌ではハンマーのインパクト(衝撃)が弱いので
インパクトの強い金槌でプラチナリングを叩きます。

結婚指輪のメンズサイズとレディースサイズの選び方

マリッジリングのサイズ選びは重要で繊細です
男性と女性で指のサイズ(大きさ)も違ってきますし
指の形や長さも違うので、自分がつけてみてストレスを
感じない付け心地の良いサイズを選びましょう(^ω^)

マリッジリングのサイズを伸ばす作業も凄く繊細です
お客様のリングの指定サイズは決まっていますので
細かく叩いて間をあけないようにする事で真円になり
真円になったリングを更に叩く事でサイズが伸びます

細かく叩く事で結婚指輪のサイズの微調整も可能です
出来合いの結婚指輪は1号単位のサイズ指定しかなく
間の半番(0.5号)の指定はほとんど無理ですが
手作りは、作り手が伸ばすので微調整が可能という事。

プラチナリングの側面を削ります

ハンマーで何度もプラチナリングを叩いていたので
指輪の幅が広がっていますのでヤスリで削り整えます

指輪の側面が真っ平になるようにヤスリで削ります
両方の側面を同じように平に削って幅を調節します
リングのどの部分を計っても同じサイズになるように。

指定のマリッジリングの太さになるように調整

ちなみに今回は、メンズの指輪の幅が4ミリ丁度で
レディースの指輪の幅が少し狭い3.7ミリですね

好みでマリッジリングの太さが2本違うという事は
良くある事です(大抵は男性が太くて女性が細いです)

昔は、結婚指輪と言えばデザインが全く同じが普通で
指輪の幅も男性と女性で合わせて同じ形状が普通でした
しかし今の時代デザイン自体が違う方もいらしゃいます。

プラチナリングの角を落とす

プラチナリングの側面をヤスリで削っていると
ギザギザとした危険な角(バリと呼ぶ)が出てきます
この危ない角が、作業工程によっては邪魔になります

今回のマリッジリングのデザインが平甲丸ですので
あとあと指輪全体の角を落とすことにはなるのですが

その前に、設計図をプラチナリングの全面に描くので
設計図を書く時にバリがあると邪魔になるんですよね
という事で、まずはマリッジリングの角を落とします。

デザインの下書き(設計図描き)

結婚指輪のデザインが平甲丸という形状になりますが
形状の他にも、ラインがリングのセンターに入ります

片側がマット加工の打ち出しデザインと、もう片側は
光沢のシンプルな湾曲になるのでラインで仕切ります
しかもラインは真っ直ぐではなく斜めに入るんですよ

女性のマリッジリングにはダイヤモンドが1ピース、
ラインの中心(デザインの中心)に入る事になるので
ラインの位置、ダイヤの位置なのの下書きが必要です。

マリッジリングのデザイン入れ(彫金)

プラチナリングの表面に下書きを入れたら、いよいよ
デザインを指輪に入れていく彫金に進みます(^ω^)

彫金(ちょうきん)とは地金を削ったり彫ったりして
形やデザインを作り出していく作業の事を言います

糸ノコギリ、ヤスリ、タガネ、先端工具など使って
今までしていた鍛造作業から彫金作業へと進みます!

糸ノコギリを使って彫金作業

写真は地金を切る専用の糸ノコギリを使ってラインを
刻んでいる作業になりますが、糸ノコギリの太さで
ラインの太さも決まりますのでデザインに合わせます

糸ノコギリでラインを入れている時にもし滑らせると
プラチナリングに深い傷がつくので注意しながらです

今回は、斜めに曲線のラインが入るので難しいです
やはり真っすぐなラインの方が曲線よりも簡単ですね
デザインによってラインの性質が変わるという事です。

石留めも同時に行います

2種類のデザインの中心に入るセンターラインですが
女性の結婚指輪には小さいメレダイヤがセンターライン
に埋め込まれますので、ドリルでリングに穴を開けます

ダイヤモンドのサイズ(直径と高さ)に完璧に合わせて
マリッジリングにぴったりを収まるように調節をします

ガボガボの緩さだとダイヤが外れるので注意しましょう
ダイヤがピッタリと指輪に収まったら石留めの開始です。

ルースセッティング(伏せ込み)

ダイヤのルースセッティング、指輪に石留めをします
伏せ込みという石留め方法でプラチナリングのフチを
利用するという方法です(分かりやすく言えば額縁)

プラチナリングのダイヤが沈んだ周りの枠をタガネで
叩いて潰して(伸ばして)縁を出すという仕組みです
フチ全体でダイヤを埋め込むので外れにくい構造です

ダイヤの石留め作業が完了したら次は全体を削ります
平甲丸の結婚指輪を作っていく作業になります(^ω^)

平甲丸は平打ちに近い形です

今回の結婚指輪の重要なベースの形となる平甲丸
平打ち甲丸とも呼ばれますが、分かりやすく言うと
平打ちが少しだけ丸くなった形状を平甲丸と呼びます

平打ちと甲丸のちょうど中間と思われがちですが
形状から言うと平打ちに近いデザインという感じです
まずヤスリでプラチナリングの角を落としていきます。

指輪の角をヤスリで段階的に削り落としていきながら
平甲丸の全体の角度を調整していくんですよね(^ω^)

マリッジリングなので2本同時作業で彫金を進めます
段階的に少しづつ削りながら緩やかに丸めていきます

指輪の角を丸くし過ぎると甲丸リング気味になるので
楕円形になるよう角度を注意しながら角を落とします
先程も言ったように平打ちに近くする事がベストです!

マリッジリングの表面を滑らかに

プラチナリングの角を段階的に削り落としていたので
カクカクした段差のある表面に結婚指輪がなっています

このままではミラーボールのような結婚指輪ですので
リングの表面を滑らかにする必要がありますので、
ヤスリでカクカクを削って滑らかに仕上げていきます
ペアリングですので同じ表面になるように合わせます。

アラメヤスリからアブラメヤスリで仕上げる

基本的にマリッジリングの形やデザインを出すのには
「アラメ」と呼ばれる荒い目の超硬ヤスリで削ります

荒い目のヤスリなのでプラチナリングには沢山の傷が
ついてしまいますので(これは作業上、仕方ないです)

アラメで仕上げた次は「アブラメ」という細かい目の
ヤスリで整えながら削っていくと傷が小さくなります
大きい傷を小傷に仕上げていき、同時に形も整えます。

結婚指輪のラインを綺麗に整える

ストレートなラインがセンター入った指輪のデザイン
糸ノコギリを使って地金を刻んだラインのままなので
細い角ヤスリを使ってラインを綺麗に滑らかにします

糸ノコギリのままのラインだとギザギザしているので
ヤスリで削って整えるのですが、ラインの特徴により
三角ヤスリ、四角ヤスリ、丸ヤスリと選んで使います。

ラインも気を使って仕上げる

細いラインだからといって適当にしてはいけません
たしかに肉眼では分かりずらい細いラインですが、
こういう細かい所も気を使って作っていく事により
最終的には結婚指輪の出来栄えに関係するんです!

ラインの深さや幅もヤスリで精密に調整していきます
細かい所に対応するヤスリを、精密ヤスリと呼びます
ペアリングなので2本が同じ線になるよう仕上げます。

サンドペーパーで指輪の傷消し

細かい目のアブラメヤスリで結婚指輪の傷を小さく
しましたが、完全に小傷は消えていませんので
サンドペーパーを使って小傷を消していく作業です

制作している結婚指輪のデザインをおさらいすると
センターラインで区切ってデザインが2種類になり

片側は光沢のプラチナリングで、もう片側はマットの
打ち出し模様のプラチナリングになるので光沢側の
リングの表面の傷消し作業という事になります(^ω^)

鏨で打ち出しをリングに入れる

先程の指輪の傷消し作業で、光沢にする反対側の面に
打ち出し模様を鏨(タガネ)で打ち込んでいきます

平甲丸のデザインリングなのでタガネで打ち込む時は
平打ちのように平に真っすぐ打ち込むのではなくて、
斜めや真っすぐなど平甲丸の角度に沿って打ち込みます

センターラインに当たらないように

ここが実に難しい打ち出し作業となります(汗)
センターラインぎりぎりまで鏨で打ち込む必要があり
びびってラインから離して打ち込むと模様が離れます

かといって、センターラインぴったりに打ち込むと
鏨でラインが潰れラインが台無しになって失敗します
潰れたラインを修正する事ができないので難しいです
ここは鏨の端っこを上手に使ってギリギリに打ちます。

結婚指輪の角、端っこにも打ち込む

センターラインにギリギリに打ち込む話と同じように
マリッジリングの端っこギリギリにも打ち込みます!

ラインが潰れると同じように、結婚指輪の端っこの
角が潰れる事も多々ありますので慎重に打ち込みます

平甲丸は端っこにいくと曲線が徐々に強くなります
その曲線の角度に合わせてギリギリまで打ち込みます
基本的に打ち出しが入るスペースには目一杯入れます。

打ち出し模様の完成 (*´ω`*)

マリッジリングの半分に打ち出し柄が入りました!
ラインも結婚指輪の角も潰れず綺麗な仕上がりです

きっちりと半分が滑らかな面、もう半分が打ち出し
丁度半分なのでバランスが崩れずよく見えるんです

指輪の片側の面積が多かったり少なかったりすると
バランスが合わせづらいです(特に打ち出しの場合)

センターラインの最終仕上げ

結婚指輪のラインを仕上げてビシッ!と光らせます
シリコンポインターという研磨ゴムで磨いていきます
同時にラインの角にバリが出ているので取り除きます

ラインが光らないと、それだけでリングのまとまりが
なくなり、ボヤけた感じになるので徹底的に磨きます。

マリッジリングの着け心地を良くする

リングの着け心地(はめ心地)は凄く重要ですよね
特にずっとずっとする結婚指輪なら尚更ですよね!

つけ心地の悪いマリッジリングだとストレスを感じ
それが積み重なっていくと体調が悪くなるんですよ
だからこそ着け心地の良い指輪にする必要があります

指と指輪の当たり(接触)を良くするには削る事
角を段階的に落としていくんです(表面と同じです)

プラチナリングの内側(中側)がフラットな平だと
指と指輪が密着しすぎて水や汗がたまります(汗)

そして角があるので痛いしキツイので違和感を感じ
ストレスを感じるという悪循環になってしまいます

平甲丸の形を削った時と同じ要領で削っていきます
表面も内側も平甲丸になると着け心地が良くなります
密着面も減るので、汗や水が抜けやすくなるんです。

リューターでプラチナリングを滑らかに

リューターという工具の先端にシリコンポインター
という先端工具をセットして回転しながら磨きます

研磨ゴムですので、プラチナの面を滑らかにします
紙ヤスリの擦った細かい跡を消す役目となります
※打ち出し部分に使うと、模様が薄くなるので注意

リューター機にセットするシリコンポインターは
主に2種類の素材がメインとなっています(^ω^)

茶色いゴムは研磨材が入っている研磨専用のゴムで
水色のゴムは滑らかにする為の磨き専用のゴムです
形状は色々あるので、デザインに合わせて使います。

ヘラ掛け(へらがけ)

プラチナに光沢を出すには「ヘラ掛け」が必要です
光沢という表現よりも、鏡のような鏡面が本当です

鏡のように写り込んで反射する鏡面を作るには
ヘラ棒という道具を鏡面にしたい部分に押し当てて
表面を潰すように強く押し付けながら磨くんですよ

かなり指の力が必要になる地道な磨き作業です
指がつったり筋肉痛にもなりますが力配分が重要で
自分は23年もヘラ掛けをしているのでタコに(笑)

結婚記念日などの刻印をリングに入れる

結婚指輪の内側に、記念日や名前を刻印します(^ω^)
昔は結婚記念日を入れる方が圧倒的に多かったですが

今は結婚記念日の他に、プロポーズをした日や誕生日
出会った日、入籍をした日などお客様によって様々です

そして最近多いな~と思うのが「刻印なし」

中文字の刻印を入れないカップルさんが増えています
何で?と訪ねてみたらシンプルが良いという理由です
あと彫るのでザラザラするのが気になるという理由も。

バフ掛け(ばふがけ)

バフという研磨布でガッツリと結婚指輪を磨きます
ヘラ棒で強く磨いているのでヘラ跡があるからです

ヘラ掛けをした後にバフをすると鏡面が更に光って
ヘラ掛けをした跡がバフ掛けで消えて滑らかになり
ピカピカした光沢、反射する鏡面が完成するんです。

シリコンポインター同様にバフも形が様々

リューターの先端にセットする先端工具のバフや
バフ機というグラインダータイプの機械まであります

リュータータイプもパワー満点のグラインダータイプ
どちらも高速回転をした堅い布で磨くので熱を発して
プラチナリングが熱々になって火傷をする場合も(汗)

しかし、熱っ!とビックリして指輪を離してしまうと
バフの回転で指輪が飛んで壊れるので要注意ですよ!

平甲丸のコンビ結婚指輪の完成(^ω^)

打ち出し模様にマット加工をしたら完成です!
艶のないマット仕上げの打ち出し模様と、ピカピカの
光沢があるプラチナとのバランスが良くコンビの完成

センターラインでデザインをはっきりと分けたので、
お互いのデザインが喧嘩せずバランスよく合うんです
女性のラインにあるダイヤもワンポイントで可愛いです♪

手作りをした結婚指輪の詳細

○結婚指輪の素材はpt900

○指輪のベースは平甲丸(平打ちと甲丸の中間)

○センターラインで仕切ってデザインが2通りのコンビ

○コンビの内訳 マット加工の打ち出し&滑らかな光沢

○指輪の太さ メンズ4ミリ レディース3.7ミリ

○レディースの結婚指輪には直径1.8ミリのダイヤ

ご依頼を頂きましたお客様には心から感謝です
今回の指輪作りも楽しく仕事をさせて頂きました
ご購入を頂きまして誠にありがとう御座いました!

2つのデザインが味わえる魅力的なコンビ

今回はマットの打ち出しと、光沢の甲丸でしたが
デザインを全て変えてコンビリングを作る事も可能

お客様のお好みで、全面マット加工も出来ますし
逆に全面をピッカピカに光らせる事も可能ですよね

ダイヤは1ピース使用しましたが、アレンジをして
ダイヤを何個も入れる事も出来ます(何処にでも)

結婚指輪の太さも、丸さも自由に替えられますので
お客様のお好みでカスタマイズをするのもアリですね
手作りだからこそ魅力が満載の手作り結婚指輪でした!
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指輪作りの制作日記をご覧頂いて、工程に納得をしてから
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです
真心をこめて1つ1つ手作りをする本物の結婚指輪ですよ

お気軽にお問い合わせOKですよ(^ω^)
ページの右上にある「お問い合わせ」もしくは
j_kouki_ring@yahoo.co.jp までお願い致します。

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