打ち出し・タタキ結婚指輪(幅3.2ミリ 艶消し)予算内で安く作れる

いつもご観覧を頂きましてありがとう御座います
株式会社ジュエリーコウキの2代目、池田です(^ω^)

本日はタタキにこだわって叩きまくった結婚指輪です
結婚指輪の素材は結婚指輪で定番のプラチナ900です

 

しかも結婚指輪のご予算(価格帯)を抑えて多くの皆様に
良い指輪を低価格で安くご提供できるように頑張りました!
安いからといって手を抜いているとかは当然ですが一切なし

高価な素材をバンバン叩いて作る結婚指輪は圧巻です!
制作開始から完成まですべて手作業で叩いておりますので
鍛金&鍛造で造り上げられる魂の結婚指輪をご覧ください
ちなみにこちらの結婚指輪の価格はペアで125,000円です

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まずは溶解(溶かした)プラチナを叩きます
金床という土台の上に、真っ赤な地金を置き金槌で叩く
指輪を作るスタートの段階から叩いていく事になります!

 

 

叩く意味は、プラチナの強度を上げるという意味の他に
金槌で叩いて炎で焼いての繰り返しで地金が育つからです。

皇妃-リング制作(タタキ)

プラチナ自体の粒子が詰まりまとまり、それを炎で焼く
事によって詰まった粒子がリセット(解放)されていき、
また粒子を凝縮して~という手間のかかる繰り返し作業で
地金がびっくりするほど粘り強く育っていくんですね(^ω^)

この手法をとっている宝石屋さんは全国でもかなり少ないです
それは確かな技術が必要なうえに手間がかかり過ぎるからです
手間がかかるという事は流通の流れが遅くなります(儲からない)
だから既製品を販売している宝石店が圧倒的に多いんですね。

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当店は、私と師匠である父の2人だけで指輪を作っています
なので造れる数が決まっており儲ける事が事実上不可能ですw
しかしながらこのスタイルを変える事は絶対にありません!

 

このスタイルだからこそ全国からお客様がご依頼を下さると
いう事が私も父も分かっていますので、一生このスタイルです
作り手が納得できる素晴らしい指輪をお客様にご提供いたします

ちょっと語ってしまいましたがw(酒は呑んでいませんw)
まずは超こだわっている鍛冶作業の様子を動画でご覧ください。

師匠である父の鍛冶は強烈ですYouTubeプラチナ鍛金・鍛冶

 

うちの師匠の鍛金の作業を見て頂けましたか?
もう還暦を過ぎているのに、このパワフルな金槌裁き!
まるでプラチナが生きているかのように形を変えて育ちます

自分も鍛金を23年しているので鍛冶作業には自信がありますが、
還暦を過ぎても衰える事がない親父の確かな技術に尊敬しまくりです
自分が還暦になっても同じようにやっていられたらなと強く思います

プラチナの鍛金をじっくり続けて、最終的には下記の写真のように
1本の長いプラチナ板になるように成形をしながら叩き伸ばします。

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溶解したプラチナは丸いのですが(メタルスライムみたいにw)
その溶かしたての丸いプラチナを、じっくりと鍛金をする事で
このような長細いプラチナの板になるんですよね。

もちろん機械などで簡単にプラチナを伸ばしている訳ではなく
完全に手作業のみで、ここまでプラチナを長細く伸ばすので
鍛金が終盤になっていくと腕がパンパンになっています(汗)

鍛冶作業は作るマリッジリングのデザインや幅、肉厚などで
鍛金の時間は違いますが、どちらにしても時間が必要になります
じっくりと形を造る場合は、鍛冶作業だけで何日もかかります。

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鍛金で伸ばしたプラチナの板を糸ノコギリでペアにします

という事は、同じ1つのプラチナから2人分の指輪を作るんです
マリッジリングが同じプラチナから誕生するなんて素敵でしょ♪
結婚指輪に2人の絆や愛を感じて欲しいと願って作っているんです

ちなみにこの方法は既製品にはできません(型に流すだけだから)
手作りで1から作っているからこそ、可能な制作工程なんですね。

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1本だった長いプラチナの板が2つになりました(^ω^)

この段階で女性用&男性用の結婚指輪のサイズに必要な
長さに計算して、糸ノコギリでカットしてあるんですね

マリッジリングのベースが2本できた所で刻印を打ちます
ここでいう刻印とは、お客様の記念日やメッセージなどの
中文字の刻印ではなく、プラチナの結婚指輪を証明する為の
PT900、そして私が手作りした証明のJKマークの刻印です

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プラチナの板を丸めて、リングの丸い形を作ります

丸棒という工具と、金槌を使って叩きながら丸めます
ここでも叩きながら丸めるので鍛金が続く事になります

普通に素手で丸く丸める事は、よっぽどの怪力じゃないと
プラチナ板を丸める事ができませんし、万が一、怪力で
丸める事が出来たとしても綺麗に丸める事はかなり難しいです

プラチナ板を丸棒に押し付けて、押し付けた箇所を
軸としてテコの原理を利用して金槌で叩いて丸めます
もちろんコツはいりますが、丸棒と金槌をうまく使う事で
写真のように綺麗にプラチナ板が曲がって丸まっていきます。

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マリッジリングのベースとなる綺麗なリング状になったら
プラチナ板の合わせ口の隙間に、薄く伸ばしたプラチナを挟み
約1800度の炎でファイヤー!で溶かして融合させるんです

一般的には溶けやすいプラチナを隙間に挟み込み溶かしますが
当店では溶けやすい弱いロウは使用したくないので(強度の
問題もありますが、1番は同じプラチナのみで作りたいから)

ちなみに溶かす為の弱い地金を「ロウ」と呼びます
当店ではこの溶けやすいロウを使用せずに、今制作している
結婚指輪のプラチナの一部を薄くのばしてロウにしています
ですので溶けにくい普通のプラチナなので指輪も同時に解けます
このやり方を「トモ付け」といいます(普通のやり方はロウ付け)

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丸めたプラチナの輪をトモ付け(溶接)をしたら
繋ぎ目も綺麗に溶けて融合し、完全なリング状に(^ω^)

トモ付けをした跡の融合した部分をヤスリで削って整えたら
もう一度、丸棒に入れて金槌で叩いて丸くしていくんですね
同時に、お客様のサイズになるように丸めながら伸ばします。

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丸棒にリングを入れて、金槌でカンカンと全面を叩くので
何度も叩きあげると指輪の表面は金槌で叩かれた跡がでます

この金槌で叩いた跡が槌目(つちめ)という模様になります
槌目にも沢山の種類があります(形、大きさ、深さ)などなど

今回の槌目は、ここで仕上げて魅せる槌目模様ではなく、
あくまでも打ち出しの下地となる槌目模様となりますので
打ち出しの模様が1番よく見えるようにする為のベースです

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凹凸がハッキリと表現し過ぎると、後から打ち込む打ち出しに
悪い影響が出てしまいますので、槌目は深くなく、小さくなく、
薄い槌目で平に広い槌目を下地として結婚指輪に叩き込みました

大きくて薄い槌目だからこそ、それが程良いキャンバスとなって
深い打ち出し模様が映えるんですよ。薄い槌目があるからこそです

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打ち出しをマリッジリングに打ち込んでいきます

上の写真が打ち出し模様を打ち込むのに必要な工具です
金槌は特大、大、中、小、極小とありますが、打ち出しに
使うのは大、中、小の3種類の金槌を使って打ち込みます

金槌の他に見えている棒状の工具をタガネといいます
こちらのタガネを結婚指輪の表面にあてて、タガネの
上をコンコン叩いて打ち出しの模様を指輪に打ち込みます

打ち出しを打ち込む前に、女性のマリッジリングには
ダイヤが埋め込まれるので打ち出しの前に石留めをします

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こちらの石留め方法なんですが、伏せ込みと言われており
今はレール留めとも言われていますが、ダイヤを穴に入れて
その穴の周りにあるプラチナをタガネで叩き伸ばして全体に
縁を作っていき、その叩いて出来た縁で留める石留め方法です
ダイヤの周り一周が縁に覆われていますので、ほぼ外れません

ダイヤモンドの石留めが完了したら、いよいよ打ち出しです
タガネは基本的に何本も用意しておきます(模様の変化が目的)
そしてこのタガネは自分で作る手作りの工具となっております

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自分で使いやすいように作ったタガネ工具なので愛着もでます
工具に愛着を持つという事が職人には絶対に必要だと思います
自分の腕前がうんぬんより、工具がないと何も出来ないからです

タガネへの愛情を語った所でw
ガッツリとタガネを叩いてリングに模様を打ち込みますよ!
ここまで鍛金にこだわって作る結婚指輪も珍しいですよね

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しかも手間をかけているのにペアで10万ちょいという価格帯
普通は手間がかかれば結婚指輪の価格も上昇するのが普通ですが
手作りだから高い!と思われたくないので低価格で頑張ります!

やっぱり「良い物を安く」という考えが、お客様が満足をして
頂けるという事に繋がると思っていますのでブレませんよ(^ω^)
うちは少数精鋭でやっておりますので、儲けより満足度を重視!

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良い感じで打ち出し模様が、マリッジリングに打ち込まれて
いきますよ~打ち出しの凹凸や配置バランス、見え方など
頭にイメージをしながら打ち込んでいく事が必要になります

適当に打ち込んでいるだけでは写真のようになりません
打ち込む力加減もそうですし、全体のバランスを考えながら
タガネの角度や大きさも気にしながら打ち込んでいくんです。

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打ち出しが完成!

とっても魅力的な打ち出し模様が完成しました(^ω^)
これは打ち出しの下地にある槌目がベースとなっているので
ここまでの奥行や味わい深い雰囲気が感じられるんですよね

打ち出しという模様がメインとなっており注目されていますが
それもこれも「縁の下の力持ち」である槌目があるからこそです

これだけ指輪を叩きまくっていると、当然のように指輪の幅が
叩かれた衝撃で広がってきますので、広がった幅を削っていきます

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こちらのマリッジリングの完成した時の予定の幅は3.2ミリ

槌目、打ち出しとタガネによって叩かれた指輪の幅は3.5ミリ
3.2ミリになるようにヤスリで側面を0.3ミリ削り整えます

プラチナは性質上、かなり粘る地金なのでヤスリで側面を削って
いる時にプラチナにヤスリを取られて変な角度で滑ったりする事が
あり注意が必要です。具体的に何に注意をするのかと言うと滑った
場所が打ち出しだった場合・・・打ち出し模様が削れます(涙)
ですので間違っても表面の打ち出しに滑らせないように注意します

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打ち出しに細いラインが入るデザインですのでラインを刻みます

槌目や打ち出しを打ち込む前にラインを入れると槌目や打ち出し
作業で叩くとラインが伸びたり曲がったりと不具合が生じますので
必ず槌目と打ち出しを打ち込んで、側面を削ったらラインを入れます

写真はすでに綺麗に光ったラインが入った状態で撮影をしましたが、
手順としては糸ノコギリ→ヤスリで削る→リューターで磨くの手順です
ラインを刻む作業の時も、打ち出しに滑らせないように注意しましょう

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結婚指輪は指への着け心地が重要となります!

結婚指輪は普通の指輪と違ってヘビーローテーションです
長く毎日ずっと身につける結婚指輪だからこそ着け心地が重要

着け心地にストレスを感じる指輪は、体にも心にも悪影響です
なのでストレスを感じず、違和感のない着け心地を目指します
指の楕円形に合わせて、結婚指輪の内側も楕円形に削るんです
楕円形と楕円形の優しい融合で着け心地はOKです(^ω^)

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超硬ヤスリでバリバリ削る彫金作業の次は紙ヤスリで
バリバリではなく、コスコスと擦るように優しく削ります

紙ヤスリにも何種類もありますが、お勧めは耐水性の400番
自分はこのタイプの紙ヤスリでプラチナ全面を細かく削ります

もっと目の荒い紙ヤスリや、逆に目の細かい紙ヤスリも使って
作業をした事が何度もありますが、自分には400番が合います
耐水性なので水をつけながら擦ると、研磨の砂が混ざり合って
さらに優しく細かい擦り心地になるのでプラチナが白くなります。

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紙ヤスリでプラチナリングの全面を擦って小傷を落としたら
ペン型工具のリューターの先端にシリコンバーを設置します

シリコンバーはシリコンポインターと呼ばれる研磨アイテムで
茶色いバーは研磨材の入った硬いゴム、水色のバーは磨き用で
柔らかく光らせる為のゴムとなっております(形は様々です)
この2つのシリコンポインターを使って結婚指輪を磨きます

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基本的に今回のマリッジリングで磨く部分は内側のみです
リング表面の打ち出し模様には艶消しを施します(光沢でも可)

マリッジリングの表面は白い艶消しが印象的なマット加工
マリッジリングの側面も同様に、艶消しになっております
という事は今回のリングは内側とラインのみ光るデザインです

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シリコンポインターで結婚指輪の内側を磨き上げたら
ヘラ棒というカッチカチに固い金属棒で更に磨くんですが
こちらのヘラ棒という工具はプラチナ鏡面にする為に必須です

水色のシリコンポインターで磨いただけでは、鏡のように
ピッカピカの反射は全くない状態で、鏡面にはなりません

鏡面をプラチナに出す為には、ヘラ棒をプラチナに強く押しあて
力強くグイグイと押し付けて滑らせて面を潰して光らせるんです

かといって力を入れ過ぎても深い傷になり光るどころか傷物です
ヘラ棒でプラチナをギラギラに光らせるには職人の腕は必要です

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ヘラ棒での仕上げ磨きが完了したら最後にバフで磨いて完成

バフとは研磨布で高速回転をしてプラチナを磨いていくんです
青粉と呼ばれる磨き油を布につけて、何度も磨いていきます

ヘラ棒で綺麗に磨いておかないとバフでも光る事がありません
それくらいに鏡面仕上げで大切な磨き工程がヘラ棒仕上げなんです

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打ち出しのマット仕上げと内側の鏡面仕上げがクッキリ区別して
とっても引き締まったデザインの結婚指輪となりました(^ω^)

凹凸のある打ち出しにマット加工をする事によって、
さらに打ち出しの凹凸に立体感がでます(光沢の場合は光るので
凹凸の段差も一緒に光り、立体感を艶消しほど感じません)

艶消しの打ち出しに刻まれた1本線の輝くラインが引き立ちます
同じように艶消しの白さによって、ダイヤモンドも輝きが増します

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最初から最後までタタキにこだわって作った結婚指輪です
プラチナの鍛金、鍛造と言われている伝統工芸で造り上げました

何千、何万とプラチナを叩いたのか分からない位に叩きますが
見てのとおり、制作開始から完成までの手間は相当なもんです
手間をかければかけるだけ指輪も応えてくれるので妥協はしません

1日や2日で造れるような簡単な結婚指輪ではないですが、
それどころか制作で混んでいる場合は4週間待ちとかも普通に
あったりしてご迷惑をお掛けして申し訳御座いませんが(涙)

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私の作る結婚指輪を求めて頂けるお客様が、全国に沢山いると
いう事が本当に嬉しく感動しておりますので可能な限り
お客様のご予算内に収まるように安く提供したいです(^ω^)

本日ご紹介した結婚指輪はプラチナ・ペアで125,000円ですが
もっとシンプルでプラチナの重量が少なければ10万でも頑張ります
ただ、制作日数がかかるのだけは許して下さい。妥協したくないんでw
さて本日の記事はここまで!次の結婚指輪の制作に進みたいと思います

 

どの制作工程も熟練された自信のある職人技です!
ブログやFacebookの制作記事を見て、制作工程に
納得をしてから、私の創る結婚指輪をご購入して頂けると
作り手として嬉しいです!下記のWEBからご購入頂けます
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