シンプルで細目の結婚指輪 プラチナ極細(幅2.5ミリ)ワンポイントでヒネリ

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いつもご観覧を頂きありがとう御座います
株式会社ジュエリーコウキの2代目、池田です

先日、当店のブログを「前から拝見しています」という
嬉しいカップルのお客様が当店にご来店されたんですが
「最近忙しそうでブログの更新が減りましたよね?」とw

す・す・鋭い突っ込みキターw
記事の更新が確かに・・・激減りしております(;´Д`)

昔は時間があれば毎日のようにジュエリーの制作記事を
書いて少しでも多くの方々に興味をもって欲しいとの願いと
情熱でジュエリー業界の伝道師のように記事を書いておりましたw

もちろんその職人としての情熱はそのまま今も変わりませんよ!
しかし仕事に育児に忙しくて自分の時間がガチでないオッサンです
1週間に1~2記事しか書けない体になっているのでお許しくださいw

 

さて、本日ご紹介させていただく結婚指輪はシンプルイズベスト
基本はプラチナの甲丸リングなのでシンプルになる訳なんですが、
ワンポイントで結婚指輪のセンターにヒネリが入っています(^ω^)

言葉で説明するよりも完成品を見ていただければ(先程、完成)
どんな結婚指輪のデザインなのか分かるので先にアップしますね

DSCN1448

プラチナ結婚指輪の幅が2.5ミリの細目でバレルタイプ
そしてセンター部分にヒネリのツイストが入っております
こちらの細目でシンプルな結婚指輪が誕生するまでの工程です

 

 

本日も工房での制作スケジュールがカツカツなので~
時間のかかる鍛冶作業はカットさせていただきます(涙)

本当はこの鍛造にめちゃくちゃ情熱を注いでいるので
(実際に彫金作業と同じくらいに時間がかかっている)
必ず見て欲しい工程なんですが、基本的に鍛冶作業は
毎回同じような写真にどうしてもなってしまうものでw

いつものように動画で見て頂けると幸いです<(_ _)>
Youtube動画 → こだわりの鍛造・鍛冶作業の動画

 

動画ではプラチナを育てる鍛冶、叩き伸ばして板状になった
プラチナ板を丸くしてリング状にしてからロウ付け(溶接)
そして叩いて指輪を丸めながら指のサイズまで伸ばしました

ここからの作業は
プラチナを削る彫金(ちょうきん)です

DSCN1417

まずは鍛造(たんぞう)で叩かれまくった渾身の指輪は
何千、何万と金槌で叩かれるので指輪の幅が広がります

その広がった指輪の幅、両側の側面をヤスリで削ります
プラチナリングに「激しい鍛錬に耐えて頑張ったね!」
と心の中でプラチナを労いながらサクサク削ります(^ω^)

鍛え上げられたプラチナは凄い粘り強くなっています
側面を削っていくとバリという鋭利な角がでてくるんですが
このバリが本当に危険で危ないんです(スパッと肉が切れます)

DSCN1419

バリはノコギリと刀を合わせたような鋭さなんです

例えていうなら、ノコギリみたいにザクザク切れるし
刀みたいにスパッとも切れるし・・・
もしかして厳しい鍛錬でプラチナが反抗しているとかw?

冗談は置いといて鋭利なバリを適切に処理をします
ヤスリで丁寧に落とします(バリの残りがないように)
これでバリで指を怪我する事もなくなります
まあ・・・他の工具で怪我をする事も多々ありますがw

DSCN1421

結婚指輪の表面にデザインの下書きをします
油性マジックで太い線が表面に描かれていますが
適当にマジックでラインを書いている訳じゃありませんよw

ミリ単位でプラチナの表面に細い線を書いて、方眼紙みたいに
細かく均等のラインを計算して出してからマジックでラインに
そって計算通りにバランスよく上書きをしているんですね(^ω^)

DSCN1424

ラインに沿って削ってき、デザインを作りだす彫金作業が
始まりますが設計図通りに削っていく事が重要になります

勘で削っていくとデザインのバランスが崩れる恐れがある為
まずは計算通りに設計図の上をなぞるように削っていきます

もちろん計算通りが全て良い訳ではないので、彫金の後半戦
で計算通りに削っても曲線の関係や、肉厚の関係で左右対称に
見えない場合も出てくるので、そこら辺の調節も最後はしますが
まず基本ですが、設計図通りに削る事が大切な彫金作業となります

DSCN1425

こちらの結婚指輪の土台は、シンプルな甲丸なんですが
リングのセンター部分にワンポイントでヒネリが入ります

そのヒネリを立体的に魅せるように小さいヤスリで
細かく削り凹凸を立体的にグラデーションで表現していきます

大きなヤスリは小回りが利かないのと、力を込めると想定より
深く削れる場合があるので、小回りの利く小さいヤスリを使用

DSCN1426

フラットな平打ちタイプの表面にツイストが入りました!
ワンポイントといってもメインになる大事なデザインです

ヒネリの位置と凹凸が確定したら、リングの内側を削ります
指輪の中側を削るヤスリにも種類があるので選んで使います

DSCN1428

指に優しく結婚指輪がフィットするように丸く削ります
結婚指輪は、つけ心地が絶対に良くなくてはいけません!
指輪の内側を指の形に合わせて丸く削っていく作業ですね

指に着けやすく、そして外れにくい、そして着け心地が良く
指にストレスを感じない。これが私の追い求める結婚指輪です

DSCN1430

フラットな平打ちだったフォルムを削って丸い甲丸にします
センター部分のヒネリに神経を集中させながら甲丸に削ります

ヒネリ部分のデザインと甲丸フォルムを融合させるので
結婚指輪の全体のバランスを確認しながらの彫金作業です

DSCN1432

ヒネリの部分も多少は丸くなるのですが、そこだけ削ると
ヒネリ部分のみ出来上がってしまい全体の甲丸フォルムと
一体化しなくなり、別々のデザインになる恐れがあるので
綺麗に融合できるようにヒネリも甲丸も同時進行なんですね

DSCN1433

結婚指輪をシンプルな甲丸の形にしていく削り方は
いつものように段階的に角を落としていく削り方です
甲丸の丸みを徐々に作っていくやり方で角度を整えます

ヒネリのツイスト部分も、リング全体の甲丸に合わせながら
馴染ませてヒネリと甲丸がバランスよく融合させていきます。

DSCN1434

調節をしながらの彫金作業で結婚指輪の全体の形が出来ました

まだこの状態ではヤスリで削ったばかりの荒いプラチナ面なので
粗い目のヤスリの後は、目の細かいヤスリで更に丁寧に削ります
粗いプラチナの表面が細かく綺麗になってきましたね(^ω^)

DSCN1437

目の細かいヤスリをアブラメというのですが、ヒネリ部分にも
小さいアブラメを使って削り、整えていくという繰り返しです

粗い目のヤスリ(アラメ)で削っていった先程の工程と同じで
アブラメでも同じ工程で結婚指輪の全体を整えていくんですね

DSCN1438

アブラメヤスリで削って整えていくと、こんな感じになります
最初のアラメヤスリで削った時よりも綺麗な形になりました
この写真の状態で仕上げると「荒仕上げ」デザインとなります

DSCN1439

ツイストのシンプルな結婚指輪の形が完成しました(^ω^)
幅が2.5ミリという事でシンプルさが強調されていますね

こちらの結婚指輪は荒仕上げではなく、光沢仕上げなので
ピカピカに光らせるので小傷を消しながら磨き作業に進みます

DSCN1442

まずは耐水性のサンドペーパーで結婚指輪の全面を擦ります
アブラメヤスリでついた小傷をこの作業で消していくんです
耐水性なので水分をつけながらプラチナを擦ると更に良し!

濡らさなくてもサンドペーパーの特徴である砂っぽい粒子で
擦れるのでOKなんですが、水分で濡らす事によって砂粒が
水と混ざり合い研磨材の役割となって細かく擦れるんですね

全面が真っ白になったプラチナのマリッジリング
アブラメで仕上げた状態とまた全然違う見た目ですよね
この感じになったら小傷がほぼ消えているので次の工程へ

DSCN1444

さらに研磨ゴムで擦ります(シリコンポインター)

リューターというペン型工具の先端に研磨ゴムを装着して
フル回転でサンドペーパーで擦ったプラチナを更に擦ります

このシリコンポインターにも何種類もあるのですが
ヤスリのように粗いものから細かいものまであります

彫金作業と同じように荒いゴムから柔らかいゴムへと続き
ミクロの傷を消しながら磨いていく作業が続いていきます

DSCN1445

マリッジリングの表面、側面、中面、ヒネリのラインなど
すべての面をシリコンポインターで磨いていくんですね(^ω^)

研磨ゴムで磨いた後は、ほぼ無傷な状態のプラチナです
ただ傷が消えたといっても、光沢というか結婚指輪の輝きが
少ないのが写真を見てわかるかと思いますので更に磨きます!

DSCN1446

ヘラ磨きという最終磨きに進みます!
ヘラ棒という写真に写っている尖った棒でプラチナを磨きます

この磨き工程がとにかく重要な作業となります
マリッジリングの全面に強く押しあてて滑らすように磨く
磨くという表現よりもプラチナの表面を潰していく感じかな?

その作業を繰り返す事でプラチナのミクロの面が詰まっていき
ピッカピカの鏡のような鏡面が生まれてくるんですね(^ω^)

DSCN1447

そしてヘラ磨きのあとはバフという研磨布で磨いて
キラッキラに輝くマリッジリングの完成となります!

幅が2.5ミリの細くてシンプルなマリッジリングですが
センターのツイストデザインがデザインを引き立たせます

全体的に丸みを帯びたマリッジリングなので着け心地も抜群
指輪の全面がピカピカに輝いている光沢なので綺麗ですよね

DSCN1448

シンプルな結婚指輪といってもワンポイントでヒネリを加えると
こんなにも立体感や動きがでて着けていても楽しくなりますね♪

シンプルな結婚指輪のデザインでも色んなパターンの
デザインがあるので今後も記事でアップしていきたいと思います
ご依頼を頂いたお客様には感謝いたします。ありがとう御座いました!

さて今週も結婚指輪の制作スケジュールが、おかげ様で満タンです
4月も後半になりましたが、ブライダルシーズンはまだ5月、6月と
続いていくのでスケジュール管理をしっかりして頑張って造ります!

 

どの制作工程も熟練された自信のある職人技です!
ブログやFacebookの制作記事を見て、制作工程に
納得をしてから、私の創る結婚指輪をご購入して頂けると
作り手として嬉しいです!下記のWEBからご購入頂けます
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