荒仕上げ 結婚指輪をご紹介~プラチナの魅力を引き出す粗い仕上げ

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いつもご観覧を頂きありがとう御座います
株式会社ジュエリーコウキの二代目、池田です

今週も結婚指輪をバリバリ制作中です
いよいよ春のブライダルシーズンに突入!
全国各地からお問い合わせも増えてきました
より一層、体調に気を付けて仕事を頑張ります

 

粗く仕上げた荒仕上げの結婚指輪をご紹介

前回の制作記事の続きとなります
前回の記事はコチラ→荒仕上げ制作風景

DSCN0579

Sに曲げた指輪をヤスリで彫金する最初の
段階をお伝えしましたが続きの工程になります

 

 

結婚指輪の表面に計算をして設計図を描き
その描いた線を元にして削っていく作業です

設計図の線と言ってもエタニティリングの時
のような沢山の細かい線や目印は描きません。
ポイントとポイントを繋ぐ線や、ここから指輪が
曲がる箇所や削り落とす箇所といった程度で十分。

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というのも頭の中で完成した姿がすでにイメージ
してあるので、そのイメージ通りに削り落とし、
肉眼でバランスを見ながら作るという方法ですね。

もちろん設計図を全く無視という事ではなく、
計算して描いた線があるからこそバランス良く
削り落とす事ができます。設計線と肉眼バランス
を上手く合わせながら削る事が彫金作業のコツです。

DSCN0582

結婚指輪のデザインはS曲線なのですが
結婚指輪の半分にS曲線のデザインが入ります

残り半分は普通の甲丸になるので丸めていきます
荒く削っていますがこれが荒仕上げでは御座いません
確かに荒いですが、このままだと傷だらけです(;´Д`)
もっともっと丁寧にプラチナを削っていきますよ~

DSCN0583

結婚指輪のデザインが、ほぼ出来上がりました
曲線のSカーブが綺麗に表現されていますね

そして曲線のS角度ではなく、曲線上に
彫り込んだデザインをよくご覧ください
普通に角を削り落としただけじゃないんです!

結婚指輪の側面から表面へ繋がるように削って
S字カーブの動きを立体化させているんです

文字だけですと分かりにくいと思いますので
実際に結婚指輪の側面から表面へ、どの部分が
繋がっているのか赤マジックで塗ってみましたw

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赤マジックで塗った所が繋がっているんです
側面から表面へ繋がり、また逆に表面から側面へ
この繋がり方はメビウスの輪に凄く似ているんです

結婚指輪の輪郭だけSカーブのデザインも良いですが
輪郭だけではなく彫りだしてカーブを個性的に魅せる
のも職人の腕とデザインのセンスだと思います(^ω^)

 

結婚指輪を荒仕上げにします

DSCN0588

ヤスリで仕上げる方法が荒仕上げですが
写真のままだと指輪の表面がまだ超荒いです

しかも鈍いというか渋い反射で中途半端なんです
このままが良い!という方もいらっしゃいますので
この作業でストップして仕上げる事も可能ですよ~

DSCN0589

目に見えるヤスリ傷(削った跡)が多いので
この傷を目立たなくする作業に入るのですが
完全に傷を消してしまうと光沢作業に近く
なっていくので荒仕上げの魅力が生かせません

アブラメという種類のヤスリで丁寧に仕上げます
仕上げるといっても荒仕上げなので削りながらです
削り向きも一緒の向きで、ヤスリ目を均一に整えます

ヤスリで削る跡をヤスリ目と言うのですが
削っていくとプラチナが光る段階があるんです
光沢でもない魅力的な輝きが出た瞬間でストップ!

 

この魅力的な姿が荒仕上げ

DSCN0590

奥深い輝きを放っているのが分かると思います
鏡面仕上げでもなく艶消しでもなく「荒仕上げ」

この不思議な輝きが生まれる工程は一瞬なんです
ヤスリが荒すぎると傷が目立ち渋くて光らないし
ヤスリが細かすぎても紙ヤスリみたいで光らない
その中間にチラッと顔を覗かせる光が荒仕上げです

 

結婚指輪の付け心地にこだわります

荒仕上げといっても結婚指輪の内側までは流石に
荒く仕上げていません(要望があれば荒くも可能)
結婚指輪は長く身に付ける指輪なので付け心地が命

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指の形にフィットするように、指の形に合わせ
結婚指輪の内側を丸く削っていきます

荒い目のヤスリから細かい目のヤスリを使い
結婚指輪の表面と同じように丁寧に削り仕上げます

DSCN0592

このままで仕上げると内側も荒仕上げになります

一般的に、荒仕上げの結婚指輪の場合は内側のみ
ピカピカ鏡面に仕上げますが(良い着け心地の為に)
お客様のお好みで内側も写真のように荒仕上げで
仕上げる事も出来ますのでお知らせ下さいね~

DSCN0594

普通に荒仕上げの結婚指輪を作る場合は
やっぱり着け心地を優先させたいので
このように傷を完全になくして仕上げていきます

DSCN0595

ちょっと時間がないので作業の工程写真は
ここで終了させて頂きますが、作業の流れは
シリコンポインターの荒いタイプから細かいタイプ

そしてヘラ棒でヘラ磨きをしてバブ機でガンガン磨き
最後は超音波洗浄機で油分やミクロの汚れを流して完成!

DSCN0596

とっても魅力的な輝きを放つ荒仕上げの結婚指輪
付け心地も見た目以上に抜群でビックリすると思います

普通のお店やネットショップでは見れない仕上げですよ
荒仕上げの結婚指輪は長年、使い込めば使い込むほどに
荒仕上げ面がビンテージ調になっていき馴染んでいきます
職人がこだわって造る結婚指輪はやっぱり魅力的( *´艸`)

 

どの制作工程も熟練された自信のある職人技です!
ブログやFacebookの制作記事を見て、制作工程に
納得をしてから、私の創る結婚指輪をご購入して頂けると
作り手として嬉しいです!下記のWEBからご購入頂けます
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