超激レア!ブラックダイヤで大人気のエタニティリングが作れます!

手作り鍛造ジュエリーの専門店、ジュエリーコウキです
当店2代目の私、池田が書く手作り指輪の制作日記です

手作り鍛造←たんぞう と読みます

ジュエリーコウキでは代々受け継がれてきた伝統技法の鍛造
で当店すべての指輪を作っています(全国でもごく一部の店)
字の通り鍛えて指輪を造るという事ですが後程ご紹介します

ご紹介をさせて頂きます手作りの結婚指輪は東京都のお客様
からの制作のご依頼を頂きました。本当にありがたい事です

インターネットで通販をネットショップでしておりますので
全国各地のお客様からリング制作のご依頼をよく頂きますが
その中でも東京都のお客様からのご依頼が1番多いんですよ

大都会、東京都ですので人口もずば抜けて多いという理由も
あるのかと思いますが、東京都のお客様は本当に多いですね

 

インターネットでのご注文が多いのは間違いがないのですが
その中には東京からわざわざ新潟の長岡までご来店をされる
という東京のお客様も!約300キロあるのに凄いですよね
本当に感謝の言葉しか見つかりませんし凄く嬉しいです(涙)

こんな田舎の小さい宝石店なのに・・・
東京にも沢山のお洒落な宝石店があるというのに・・・

東京からわざわざご来店ありがとう御座いましたああああ!
ご来店&ご注文を頂いたからには絶対に満足をして頂きます

それでは東京都のお客様からご依頼をいただきましたリング
珍しいペアのエタニティリングの手作り制作がスタートです

 

斬新というかエタニティリングですがペアリングなんですよ
結婚指輪が2本のハーフエタニティリングという事ですね
エタニティリングのペアってなかなか無いので超珍しいです

よくある指輪のパターンは女性のみエタニティリングにして
男性はシンプルな平打ちや甲丸などが一般的(ダイヤ無し)
しかし今回は男性も女性と同じにダイヤが入っております!

指輪の制作途中の写真がありますので参考までにご覧下さい
ペアのハーフエタニティリングはこんな感じに作りだします

エタニティリングの石枠

制作途中の写真ですので現段階ではこんな感じの石枠ですが
随時、指輪作りが進みますのでこちらの記事の更新と一緒に
結婚指輪の制作も進めますので完成までお見せいたしますね

細目2.5mm幅 プラチナの鍛造指輪
ハーフエタニティリングを作ります

一般的なハーフエタニティリングは指輪の約50%の面積に
ダイヤモンドを繋げて並べ埋め込んでいくのですが、今回の
ハーフエタニティリングは多めで指輪の約75%に入ります

見た感じダイヤが1周入るフルエタニティリングみたいです
指輪の残り面積の25%の部分でサイズ直しも出来ますので
サイズ直しが可能なエタニティリングという事で安心ですね

プラチナ 溶解

プラチナの溶解(ようかい)

エタニティリング作りの1番最初はここから始まります!
結婚指輪を作るのに必要な2本分の指輪の重さを計算して
約1800度の強烈な炎が出る酸素バーナーで溶かします

太陽みたいに眩しく熱く、凄いエネルギーを感じるプラチナ
怪我に注意をしながら金床という鋼台の上にプラチナを乗せ
大きな金槌でガンガンと叩き上げながら育てていく作業です

指輪作り 職人さん

指輪の素材を鍛える鍛金作業(たんきん)

指輪の地金となるプラチナを鍛えながら作るので、鍛金作業
または鍛造製法(たんぞう)と呼ばれている昔ながらの手法
そしてその作業工程をまとめて鍛冶(かじ)とも呼ばれます

○エタニティリングの素材であるプラチナを鍛える作業=鍛金
○鍛金で鍛えたプラチナでエタニティリングを作る作業=鍛造

どちらも鍛えるという字が入っているように鍛えて作ります
伝統技法の鍛造でリングを作る事を”鍛造リング”と言います

プラチナ塊

鍛金の効果と仕組み

手間暇をかけてじっくりとプラチナを叩いて締め上げる事で
プラチナ内に含まれる微粒な巣という空気が放出していって
詰まっていき粒子も刺激で整い粘り強いプラチナになります

鍛金の効果=プラチナの密度を濃くする為

何度も地金を叩いていくとプラチナが固く締まっていくので
バーナーでナマしながら(焼く)柔らかくしてまた同じ工程
を何度も何度も繰り返していきます(焼きナマシと言います)

バーナーで焼きなましをした地金はまた叩いたら締まります
このような作業を繰り返す事で地金の密度が増していきます

プラチナ たたく

素材を鍛える時間が長く必要となる鍛金の作業になりますが
こちらの鍛金作業が結婚指輪のベースとなるプラチナの土台
という事になりますのでしっかりと育てあげるまで続けます
素材を鍛えて造る「鍛造」とは、こういう事なんです(^ω^)

ちなみに一般のジュエリーショップで販売をしている既製品は
このように手間のかかる素材を鍛えて育てる工程はありません

予め用意をしたリングの原型に溶かしたプラチナを流し込んで
リングを造る鋳造(ちゅうぞう)というやり方だからなんです
原型に流して固める製法ですので鍛えていない地金で作ります

プラチナ 鍛冶

密度が増したプラチナで作る鍛造指輪の
ハーフエタニティリングは変形しずらい

プラチナをハンマーで何度も何度も叩いて、何度も焼きなまし
地道で地味な繰り返し作業でプラチナは鍛え抜かれていきます

単純に見える作業かもしれませんがこれが実に難しくて苦しい
気力と体力が途切れないように全身全霊で地金を鍛え上げます

これだけ鍛えたプラチナで手作りするハーフエタニティリング
確実に強度が上がっていますので変形しにくい特性を持ちます

エタニティリングは綺麗な真円だからこそダイヤが外れません
リングが歪むとダイヤが外れるので歪みにくい指輪は安心です

プラチナ 鍛造

ハンマーで地金を四角形に成形しながら伸ばす

万遍なくプラチナを絞められるように四面から叩いていきます
地金の形を綺麗に四角に整えるにしても金槌のみで整えるので

少しでも叩く位置や角度や、力加減などが統一されていないと
斜めに曲がった菱形のような形になり不合格、正四角形が合格
写真の時点で約3mmの正四角形で実際に作るリングは2.5mm

今回は、これから作るハーフエタニティリングの幅に合わせて
2.5mmの角材にしていくのですが作る指輪によっては四角形に
する大きさ(サイズ)が変わってきますので臨機応変に(^-^)

プラチナ 鍛造 やり方

綺麗な正四角形になったら次の作業で潰して厚みを詰めます
厚みを詰める=幅はそのままで肉厚だけを薄く潰すという意味

東京のお客様からのご依頼を頂いたハーフエタニティリングの
幅は2.5mm 肉厚はダイヤが入るので1.8mm必要になります
その必要な幅と厚みになるまで調節をして叩いて板状にします

プラチナ 鍛造指輪を作る

1つのプラチナから2本のエタニティリングが誕生

叩いて伸ばした長い1枚のプラチナ板を2枚のペアにします
そうなんです!同じ1つのプラチナから2つの指輪を作ります
同じ素材の結婚指輪はとっても素敵だと思いませんか(*´Д`)

二人の結婚指輪が同じ1つのプラチナから誕生するという奇跡
リングから2人の絆やLOVEをがっつり感じて欲しいからです!

例えばですが二人が離れていたとしても素材は同じですので
離れていても離れていないような何処にいたって一緒みたいな
そんなロマンチックな感覚、気分を味わえるエタニティリング

エタニティリングのベース

この工程、1つの同じ素材から2つの指輪を作るというのは
1つ1つ全てを手作りでしているからこそ出来る事なんですね
そして当店が小さな工房だからこそ小回りが利くという事です

一般のジュエリーショップではこの工程は真似ができないです
鋳造という指輪の原型に地金を流し込む製法なので不可能です
数ある指輪を同じ地金で流し込めば大量に同じ指輪は出来ますがw

プラチナ 刻印

ハーフエタニティリングの形になる前に刻印を打ち込む

画像のように丸める前の板の状態の時に刻印を打ち込みます
丸めてリングの形にしてからでも刻印は入れられない訳じゃ
ないんですが板状の平の時の方が綺麗に刻印は入るんですよ

結婚指輪の素材のプラチナ900を証明するPT900の刻印です
東京のお客様の記念日などの日付等の刻印は後で入れます
叩いて打ち込む刻印と違い彫るタイプなので丸めてからです

プラチナ 丸める

リングの形になるようにプラチナ板を丸める

丸棒という円錐の鉄棒とハンマーを使って叩いて丸めます
丸め方は、丸棒にプラチナ板を押し当てて金槌で板を叩き
巻き付けるように丸めます(一気に丸めると形が歪みやすい)

ある程度のリングの円の歪みは、あとで修正ができますので
まずは板の端と端の合わせ口に隙間がなく合うようにします
その合わせた口に「ロウ」という融合させる地金を挟みます

リング ロウ付け

繋ぎ目に挟み込んだ薄いロウを酸素バーナーの炎で溶かして
合わせ口をピッタリ溶接をする事を「ロウ付け」と言います

一般的には溶けやすい(流れやすい)ロウを使うのですが
当店が作る結婚指輪に関しては「トモ付け」というやり方で
結婚指輪と同じ地金を薄く伸ばして挟み、そして溶かします

リング ロー付け

同じ地金同士での溶接作業となりますので相性は抜群ですし
強度も強くてお勧めです。ただ同時に指輪も溶けます(涙)
同じ融点なので一緒に指輪もロウも溶けるという事なんです

ですので、プラチナリングの本体が溶ける事を想定しながら
プラチナリングの幅に余裕を持たせる事が重要となりますが

あまりにも指輪の幅を広くしすぎると地金の無駄になったり
また指輪を作る工程で支障がでる可能性もあるので、まずは
幅を広くする事よりロウ付け、トモ付けの腕を磨きましょう
ちなみに自分は25年以上もしているのでトモ付けは完璧です

リング 溶接

繋ぎ目のないプラチナリングが出来ました

共付け後の画像をみると分かりますがリングの角がほとんど
溶けていない事が分かりますね。これが匠の技です(*´Д`)
いや~トモ付け程度で自画自賛しちゃって恥ずかしいですがw

トモ付けをして完全なリングの形になったら歪んだリングを
丸棒に突っ込んで金槌で叩いて完璧なリング、真円にします

リング サイズ伸ばし

丸くしながらハーフエタニティリングを
お客様の指定サイズの号数まで伸ばします

ちなみに、こちらのお客様の指輪サイズの号数は内緒ですが
一般的に男性のリングの方がサイズが大きい場合が多いです

という事は、エタニティリングに入るダイヤを同じ数にした
場合は男性のリングの方がサイズ直し部分のスペースが広く
なりますので男女で指輪の間隔のバランスを合わせたい場合
男性のエタニティリングにダイヤを増やしてスペースを調整

ダイヤモンドをリングに入れる作業はまだ先になりますので
まずハーフエタニティリング2本の号数を伸ばして決めます

指輪 幅を削る

ハーフエタニティリングの幅をヤスリで削る

丸棒に入れてハンマーでガンガンと指輪を叩いていますので
指輪の幅が広がっていますので指定の幅まで側面を削ります

今回は、お客様のお好みで細めのハーフエタニティリングを
手作りして欲しいという事で2.5mmで設定してありますので
その設定の幅になるように削ります(何ミリでも対応します)

プラチナ ペアリング

ダイヤの石留めの準備をします

画像の細めでフラット&シンプルなプラチナリングにダイヤを
埋め込んでいく作業(石留め)になりますが実に細かいんです
細いアームに小さいダイヤを沢山入れるので集中力が必要です

鏨(タガネ)やリューターの先端工具で彫ったり削ったりして
プラチナ面を彫刻して爪を出したりしてめっちゃ細かいんです
彫って石留めをする方法を「彫り留め」と呼ぶんですね(^ω^)

 

その前に!
肝心な事を・・・言い忘れておりました(汗)

今回の東京のお客様のペア、ハーフエタニティリングですが
女性は普通の白い(透明)ダイヤモンドを20ピースを使って

そして男性もダイヤモンドの数は20ピースで同じなのですが
入れるダイヤモンドが何とブラックダイヤモンドなんですよ!

ブラックダイヤのエタニティリングなんて見た事ありますか?
それくらいエタニティリングにブラックダイヤを入れる事自体
かなり珍しいので作っている自分も楽しみながら作っています

ブラックダイヤを指輪に入れる

ブラックダイヤモンドの
ハーフエタニティリングを制作

ブラックダイヤのエタニティリングって珍しくてお洒落ですね
水色やピンク色などのダイヤを使ったエタニティはありますが
ブラックダイヤを使ったエタニティリングは本当に珍しいです

今回のお客様は女性が白ダイヤ、男性がブラックダイヤですが
お客様のお好みで両方をブラックにする事も可能ですよ(^ω^)
もしくは白ダイヤとブラックダイヤを交互に入れても面白い!

エタニティリングの枠作り

ハーフエタニティリングの設計図(下書き作業)

こちらの設計図というか下書き作業が凄く重要になってきます
というのも、白黒と関係なく小さいダイヤを繋げて留めていく
事になりダイヤの位置ダイヤとの間隔がとても重要になります

例えばダイヤとダイヤを入れて隙間が広くなった場合は見た目
で隙間が見えてしまってダイヤモンドが綺麗に繋がりません

エタニティの意味は永遠という意味ですので間隔が離れすぎる
ダイヤモンドは駄目です!コンセプトから外れてしまいますw

ハーフエタニティリングの石枠作り

逆にルースとルースの間に隙間が全くないのも超危険すぎます
それはダイヤモンド同士が重なる危険性を秘めているからです

綺麗にエタニティリングを魅せるにはルーペで見て分かる位の
若干の隙間がエタニティリングでは1番バランスが良いですね

これは自分が長年この作業、石留め作業をしていて思った事で
「ベストな隙間はベストな爪が作れるので美しくに魅せれる」
勝手に格言を作ってしまいましたwでも本当にそういう事です

エタニティリングの石枠作り

ドリルで穴を開けてダイヤの定位置を決める

設計図の通りにプラチナリングにドリルで穴を開けていきます
ダイヤモンドが入る位置を決定させていきながらの穴開けです

いきなりダイヤモンドと同じサイズのドリルで穴を開けると
穴が大きくなった場合に修正が効かなくなるので凄く危険です

小さいドリルから少しづつ大きいドリルへサイズを変更します
全体のダイヤモンドの位置を確定させたいので全部に穴を開け
全体のバランスを見ながら作業を進める事が超重要になります

※穴は指輪を貫通しないようにします

既製品のエタニティリングは指輪の内側に穴が貫通しています
これではエタニティリングの強度が弱くなってとても危険です
あと汚れも溜まりますし水はけも悪くなるので貫通は駄目絶対

エタニティリングの石枠

ここから彫り留めに使う道具はタガネになります

ある程度ダイヤモンドを留める位置が確定して削ったらタガネ
という小さい彫刻刀のような工具で彫り出して爪を作ります

タガネの使い方は、刃を彫刻する箇所にあてて、上から金槌で
コンコンとタガネを叩きながら彫ります(大工さんのノミ風)
一人で作業を撮影しているのでその場面の写真は御座いませんw

もう1つ重要なのがハーフエタニティリングの両端にフチを作る
フチを作る事によってリングの強度が更に増して強くなりますし
ダイヤを留める爪が両フチに隠れるので爪に引っかかりません

分かりやすく断面図にした場合に、フチより爪とダイヤが低く
なるという事で爪もダイヤも一段下がって守れるという仕組み

エタニティリングの結婚指輪

上の写真はまだタガネの彫りだす作業には入っていませんが
作業の流れを説明するとダイヤとダイヤの隙間の余白地金を
タガネで彫りだして彫刻でダイヤを留める爪を作るんですね

この爪を作る作業がエタニティリングで凄く重要となります
爪が大きすぎても駄目、小さすぎても駄目、バランスが重要
基本的に指輪作りはバランスが大事な作業だと思っています

かなり細いハーフエタニティリングのアームになりますので
1つの爪は恐ろしいほど小さくて細かいので緊張します(汗)
タガネを滑らせてしまうと一瞬で爪が消えてしまいます(涙)

エタニティリング 内甲丸

ハーフエタニティリングの着け心地を良くします

彫り留めのベースが完成したらダイヤを留めたくなりますが
まずはその前にする事があります(仕上げ彫金や傷消し作業)

長く指につける結婚指輪だからこそ着け心地は凄く大事です!
指に嫌なストレスを感じないように、フィット感が出るように
指輪の内側を丸く削ります(指の形に合わせて楕円形です)

内甲丸(うちこうまる)と言われますが甲丸のように内側を
丸く削って滑らかにすると付け心地が凄く良くなるんですね

エタニティリング 傷消し

ハーフエタニティリングの傷を綺麗に消す

プラチナリングの全面が彫金作業で石枠の形になりました
エタニティリングのベースとなる彫り留めに必要な爪作り
そしてエタニティリングの全体のフォルムすべて彫金です

という事はヤスリやタガネなどの工具で仕上げているので
プラチナリングの全面に細かい小傷が確実に存在します
その小傷をサンドペーパーで取る(消す)作業になります

ここで少しでも小傷が本体に残ってしまうと最終仕上げの
作業に影響が出てしまいますので完全に小傷を消します

エタニティリング 石留め

ダイヤモンドの石留め

いよいよダイヤモンドをプラチナリングに留めていきます
エタニティリングですので同じ大きさのダイヤを入れます

1つ1つ丁寧にルースをプラチナリングに埋め込んでいき
爪で留めていくのですが、一般的にはタガネで彫り出した
爪をそのまま寝かせて留めていくのが一般的な留め方です

しかし普通に留めていくのではなくて一手間をくわえて
今回はミル鏨(ナナコ鏨)という工具を使用します(^ω^)

ハーフエタニティリング 石留め

私が手作りをするハーフエタニティリングは
爪が丸くて引っ掛かりがなく滑らかで可愛い

ミルタガネとはミル打ち(ミルグレイン)を打ち込む時に
使用する工具なのですが爪を寝かせる時にも使用する事が
ハーフエタニティリングのデザインによってあるんですよ

エタニティリングに見える爪には”丸い爪”が似合っています
というのも丸い爪は丸く光るのでダイヤが沢山繋がっている
エタニティリングには見た目が相性抜群という理由なんです

ダイヤモンドもキラキラ光り、ミルの丸い爪もピカピカ光る
キラキラピカピカに光が繋がるという相乗効果ですね(^ω^)

エタニティリング ブラックダイヤ

ブラックダイヤモンドも同じように石留め

黒い輝きが魅力的なブラックダイヤモンドも同じく石留め
小さいブラックダイヤですが繋がって入るとインパクト満点

黒光のブラックラインというか黒いレーザービームというか
一般的な白ダイヤ(透明ダイヤ)とは見た目が全然違います

専門的な話になりますが、同じダイヤモンドでもブラックと
普通の透明ダイヤだと硬さがなぜか違っているんですよね
透明のダイヤのほうが硬度が固く感じるんです(私の感覚で)

ブラックダイヤは欠けやすい性質があるのか欠けやすいので
ルースとルースの間隔は透明ダイヤよりも開けてあるんです

ハーフエタニティリング ブラックダイヤ

ブラックダイヤモンドを使ったハーフエタニティリングは
どう表現したらいいのか難しくて、芸術的?ファンキー?
言葉が見つかりませんが凄いインパクト満点なんですよね!

ハーフエタニティリングですのでリングの全面にルースが
入らないのでルースの端っこの爪部分には石を留めた後に
タガネで彫ってビシッ!とした直線を出して区切ります
(※写真の段階では、端にまだタガネが入っていません)

エタニティリング 磨き方

リューターバーでリングを仕上げ磨き

ペン型工具リューター機の先端に設置する先端アイテムを
まとめてバーと言いい、ここではリューターバーと呼びます

リューターバーには沢山の種類があり(削ったり磨いたり)
ここで使うバーはシリコンポインターというアイテムです

シリコンポインターとはゴムのようなシリコン部品で、
おもに茶色い硬いゴムは研磨用、柔らかい青色は磨き用です
アイテムの形は色々あるのでデザインに合わせて使用します。

エタニティリング 光らせ方

リングにヘラ掛け(ヘラ磨き)

ヘラがけとは、ヘラ棒という細長くて硬いカッチカチな棒で
プラチナの面を潰しながら鏡面を作っていく魔法のような棒

しかし当然ですが魔法ではなく(そりゃ誰でも分かるかw)
ヘラ棒で力強くプラチナの磨く面を、根気強く潰すんです

ヘラ棒をリングに押し付けて滑らせるようなイメージです
そうする事によって鏡のような鏡面、光沢が誕生するんです。

エタニティリング 光沢 鏡面

最後の磨きは「バフ磨き」

バフという磨き専用の布があるんですが、形は基本的に円盤
小さくても大きくても円盤の布を高速回転させて磨きます

ヘラ掛けをすると鏡面になりますが、強く押し潰して鏡面を
出しているのでヘラで潰した凹が少しだけ出てしまうんです
バフ掛けを最後にする事でヘラの跡を消して更に光らせます

指輪の磨き方

上の写真はバフ機という大型グラインダーで強く磨くタイプ
下の写真はリューター機の先端に設置して細かく磨くタイプ
どちらも絶対に必要なバフの種類なんです(高温火傷に注意)

布の集まりなので高速回転で回している所にリングを当てて
磨くというやり方ですが布なので繊維がびゅんびゅん飛びます
磨き油も塗った布なので目や口や鼻に入ると結構ツライですw

エタニティリング 光沢

バフで磨いて超音波洗浄機で洗えば完成!

指紋ひとつない超ピッカピカのハーフエタニティリングです
東京のお客様からご依頼を頂いたハーフエタニティリング
お客様の熱い想いをキッチリと形にさせて頂きましたm(__)m

細いアームのハーフエタニティリングに小さいメレダイヤ
この組み合わせがぴったりでハイセンスのエタニティリング

結婚指輪として手作りしましたが結婚指輪以外でも使えます
シンプルですのでどんなシーンでも間違いなく付けられます

エタニティリング 細め

細身のアームに小さいメレダイヤモンドが繋がって入ると
1つ1つの小さいルースと小さい爪が繋がってラインに!

上質ランクでとても綺麗なメレダイヤを使用しているので
小さいメレダイヤでも増えれば輝きが半端ないです(^ω^)
これは1つ1つのルースが綺麗じゃないと出ない輝きです

エタニティリング 肉厚が厚い

横から見た時のエタニティリング 肉厚で丈夫です

薄っぺらなエタニティリングにはない圧倒的な重厚感!
厚くエタニティリングを作るのには理由が2つあります

ずばり着け心地の良さと強度です!この2点に尽きます
エタニティリングは曲がったらダイヤが外れてしまいます
真円が歪むと爪が広がる為にダイヤが外れるという仕組み

だからこそ安心できるエタニティリングを作りました
既製品にはないエタニティリングを感じて下さい(^ω^)

エタニティリング 肉厚で変形しにくい

こちらのハーフエタニティリングの詳細

○リングの幅 男女とも2.5ミリ
○ダイヤの数 男女とも20ピース使用
○ダイヤ直径 白ダイヤも黒ダイヤも直径1.3ミリ

○仕上げ方法 男女とも鏡面磨き(光沢仕上げ)
○指輪の重量 男女でサイズが違うので一概には言えませんが約5~6g

○指輪の価格 お客様のご予算で制作したので公表はできませんが
お客様のご予算でなるべく制作したいと思いますので、私に相談して
頂ければ指輪の重量、ダイヤモンドの質や数など調節して対応致します。

エタニティリング 小さいダイヤ

サイズ直しが可能なハーフエタニティリング
サイズが大きくなっても小さくなっても安心

ハーフエタニティリングですので、サイズ直しをする余白
スペースがありますからサイズ直しは問題なくOKですよ

もしいつかサイズが合わなくなっても指輪は直せますので
ご安心下さいませ(^ω^)ずっと身につけて頂きたいです!

手作り結婚指輪のご依頼をして頂いた東京都のお客様には
心から感謝申し上げます。本当にありがとう御座いました
記事を最後まで読んで頂いた皆様にも感謝いたしますm(__)m

 

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鍛造で作る結婚指輪は、ごく稀で希少価値のある結婚指輪
世界中の全てのジュエリーのうち鍛造で作られたリングは
5パーセント未満と言われるほど鍛造リングは少ないです

その理由は、鍛造リングは地金を金槌で叩いて炎で焼いて
じっくりと時間をかけて地金密度を上げていくという製法
熟練された技術や知識を持った職人のみしか作れない技法
鍛造リングを作る為の専門工具や機材など設備も必要な為

伝統工芸と言われる鍛造リングは日本の宝だと思いますが
受け継ぐ職人が激減しており鍛造リングは衰退しています
だからこそ鍛造技術を受け継いだ私が広めたいと思います

指輪作りの制作日記をご覧頂いて、鍛造技術に納得をして
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです。

お気軽にお問い合わせOKですよ(^ω^)
こちらの「お問い合わせ」もしくはメールで
j_kouki_ring@yahoo.co.jp までお願い致します。

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