ハーフエタニティリング・ダイヤが半分入る【サイズ直し可能】1.6ミリのダイヤを18ピース使用

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いつもご観覧を頂きありがとう御座います
株式会社ジュエリーコウキの二代目、池田です

ハーフエタニティリングの制作工程の続きです
前回の工程はコチラ→エタニティリング制作風景

このような流れで小さい工具を使い分けて
ダイヤが埋め込まれるスペースを作りあげます

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最終的には凄く小さい工具、超硬タガネを使って
ダイヤを留めるのに必要な爪を制作していきます
彫刻刀をギュッと小さくした感じの工具ですね(^ω^)

 

 

この爪はエタニティリングにはとっても重要で、
ダイヤモンドが繋がって入るエタニティリングに
絶対必要な爪なのでルースとルースの間に隙間なく
作り、尚且つ位置や間隔も均等にすることが必須です

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結婚指輪と婚約指輪を共有した記念の指輪なので
サイズ直しが将来的にずっと出来るようにとの事で
ハーフエタニティリングを制作させて頂いております

エタニティリングは想像以上にサイズ直しが難しいんです
その内容も記事にしました→エタニティリングのサイズ直し

という事でフルエタニティリングと違い約半分の
ダイヤが指輪の表面にずらっと繋がって入る事になるので
ダイヤの最後の箇所も綺麗にタガネで真っ直ぐ彫り整えます
こういう細かい部分の仕事も丁寧にする事で完成度が増します

 

今回のハーフエタニティリングにはダイヤモンドが
全部で18ピース埋め込まれます(直径1.6ミリ)

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ハーフ(半分)といっても半分以上のスペースに
ダイヤが埋め込まれるので結構な数が入りますね
普通に見るとフルエタニティリングと変わりません

そして婚約指輪としても使って頂くものなので
ダイヤも小さくても綺麗な質の良いルースを使用

小さくても綺麗な上質のダイヤだと輝きが違います!
この綺麗なダイヤが並べば必然的に輝く道が生まれます

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ダイヤモンドを爪で留めます(石留め)

小さい爪をミルタガネで綺麗に寝かせて留めます
ミルタガネとはミルグレイン(球体模様)を打ち込む
為の工具になりますが、この工具で爪を留めると爪が
丸くなって可愛くなりながら綺麗に留まるのでお勧め(^ω^)

普通の爪留めは、四角か三角の爪の形になるのが主流なので
こういう丸くなるようにミルで留める可愛い方法もアリです
エタニティリングには相性抜群な石留めのやり方なんですね。

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ちなみに今回は1.6ミリの小さなダイヤという事と
ルースとルースの間に隙間がほぼナシという設計なので
爪をルースとルースの間に上下2カ所だけに制作しました

上下2ヵ所だけで留める石留め方法になるので
一般的な爪の数の半分まで減らす事が出来るので
こうする事によって余計な爪は使わずスッキリ見えます

ルース同士の間が空く設計の場合や、ダイヤが大きい
場合は爪を増やして1つのダイヤを爪4本で留めます
エタニティリングのデザインによって留め方が変わります

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ハーフエタニティリングの石留めが完了

ダイヤのバランスと爪のバランスが絶妙です( *´艸`)
1つ1つルースを丁寧に留めていくエタニティリングは
想像ができると思いますが手間がとっても必要になります

この手間、時間こそがエタニティリングの完成度に繋がります
もともと手間がかかる指輪だからこそ更に手間をかけましょう!

 

ハーフエタニティリングの仕上げ作業に入ります

ダイヤモンドが18ピース全部エタニティリングに
埋め込まれたのでハーフエタニティリングがついに完成!
・・・と言いたい所ですが、まだまだこれからですw

確かに手間のかかる石留め作業は終わりましたが、
結婚指輪を磨く作業がこれから始まるんですね~
この仕上げの磨き作業も本当に大切な工程なんです

石留めが綺麗でも指輪の磨きが汚かったら・・・
それだけでエタニティリングが死んでしまいます・・・
そんな事にならないように仕上げにも手抜き一切ナシで!

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超硬ヤスリで削ってできた細かい傷を更に小さくします
耐水性の紙ヤスリがお勧め(水をつけながら使用します)
紙ヤスリで何度も擦り、傷が目立たなくなるまで擦ります

一部分だけ集中して擦り過ぎると凹んだりするので
例え傷が何カ所もあったとしてもバランスよく全体に
擦るようにするのが綺麗に仕上げるポイントなんですね

小傷が目立たなくなるレベルまできたら次は高速回転の
リューターというペン型工具(歯医者さんのイメージ)
その工具の先端にシリコンポインターというバーを
装着して紙ヤスリで擦った小傷を消していく作業です。

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この作業も紙ヤスリと同様にバランスよく全体を磨きます
先程のように一箇所に集中してしまうと当然ですが凹みます

まずは茶色い目の荒いシリコンポインターで仕上げ磨き
小傷が目に見えなくなるまで何度も磨いていく作業です

そして傷が消えたら、目の細かいシリコンポインター(青)
で同じようにハーフエタニティリングの全体を磨きます
どんどんハーフエタニティリングが光ってきましたね~

DSCN0707

このような磨き作業がリレー状態で続いていくんです
うまく磨きのバトンタッチができないと仕上げに影響が
出てしまうので1つ1つの磨き作業を丁寧にこなします。

 

そして次は磨き作業の王道、ヘラ磨きに進みます

ペンにも似ている超硬ヘラ棒という工具で磨くのですが
磨くというよりも地金に押し付けて滑らせて小傷を潰す?
そんなイメージのほうが合っているかもしれませんね~
なので結構な力で押し付けて磨かないと光らないんですよ

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ハーフエタニティリングの表面全体をヘラ棒で磨きます
もちろんダイヤモンドにある爪も小さいですが磨きます
何度も磨いていくとピカピカ光る鏡面になっていきますね

この鏡面仕上げ(光沢仕上げ)はヘラ棒の磨き方次第で
決まる大事な最終工程なのでムラが僅かでも出ないように
とことん手間をかけて鏡面を生み出す凄く重要な作業です

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納得ができる輝きを放ったハーフエタニティリングが
出来上がったら最後にバフ機という高速回転の円盤型布
でハーフエタニティリング全体を磨けば完成となります!

写真ではペン型リューターのバフバーで磨いていますが
この後はバフ機という大きな磨き機で仕上げて完全完成!

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とてつもない勢いで回っている円盤型の布なので
ハーフエタニティリングが円盤の力で飛ばされない
ようにしっかり指で掴みながら強烈に磨き倒します!

ちなみに強烈なパワーすぎて指輪自体が超熱く熱します
素手で掴んでいるので火傷も日常茶飯事、危険な磨き作業
ですが魂を込めて作っているので仕上げも命がけですよ~

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とっても魅力的なハーフエタニティリングの完成!

質の良いダイヤモンドを使っているのでダイヤモンドが
光っているのは当然ですが爪の1つ1つも輝きを放って
ダイヤと爪がまるで一体化したような光のラインの完成!

当店で制作するエタニティリングは全て渾身の作業です
フルエタニティリングでもハーフエタニティリングでも
同じ工程で手間をかけて、とことんこだわって造ります!

 

 

フル・エタニティリングの制作記事もあります!
指輪の全面にダイヤが入っているので魅力的です
記事はコチラ → 可愛いフルエタニティリングを制作

 

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指輪作りの制作日記をご覧頂いて、工程に納得をしてから
私の結婚指輪をご購入して頂けると作り手として幸せです
真心をこめて1つ1つ手作りをする本物の結婚指輪ですよ

お気軽にお問い合わせOKですよ(^ω^)
こちらの「お問い合わせ」もしくはメールで
j_kouki_ring@yahoo.co.jp までお願い致します。

結婚指輪の一覧です → ジュエリーコウキ 結婚指輪の一覧
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