ハーフエタニティリングを完全手作り~職人が制作した逸品をご紹介

いつもご観覧を頂きありがとう御座います
株式会社ジュエリーコウキの二代目、池田です

ハーフエタニティリングの制作ご依頼を頂きました
という事で本日はハーフエタニティリングをご紹介
完全手作りで造り上げる指輪ですのでお楽しみに♪

ちなみに婚約指輪と結婚指輪の兼用の指輪なので
婚約指輪としてダイヤを質の良いルースで揃えました
凄く綺麗なハーフエタニティリングになります( *´艸`)

 

フルエタニティリングと
ハーフエタニティリングの違い

この違いを簡単に説明すると指輪全体にダイヤモンドが
切れ間なく一周繋がって入るのがフルエタニティリング

そして指輪の約半分に切れ間なく繋がって
ダイヤが入る指輪がハーフエタニティリングです

双方共に同じ大きさのダイヤモンドが埋め込まれます
この2パターンまとめてエタニティリングと呼びます

今回制作しているハーフエタニティリングですが
このような感じでダイヤモンドが指輪に入ります
下書き(設計図)を指輪上に計算して描いていきます

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この作業でダイヤを埋め込む位置が確定するので
細かく計算しながら隙間や位置を決める事になります

ハーフエタニティリングといってもダイヤモンドが
3分の2近く埋め込まれるので結構なダイヤの数です

 

 

指輪の形になっている所からの記事になりますが
プラチナの塊を叩いて焼いてこの形までします
今回は時間がないので鍛冶を省略させて頂きましたが
鍛冶作業が見たい方がコチラから→プラチナの鍛冶・鍛造

下の写真の工具を使いながら計算して割り出します
コンマレベルで計れるので細かいデザインには最適!

DSCN0667

特にエタニティリングのようにダイヤの位置が重要で
ルースが繋がって入る指輪には下書きが必須なので
こういう細かく下書きができる工具は必要になります

DSCN0669

ダイヤモンドの埋め込む位置は、本当に重要なんです
ダイヤとダイヤが近すぎれば当然ながら重なります
逆にダイヤとダイヤが離れてしまうと隙間が広がります

重なってもNG、隙間が広がり過ぎてもNG
適度な間隔が必要になるエタニティはバランスが大事
ダイヤモンドの質も重要になりますが、指輪全体の
バランスによってエタニティリングの完成度が決まります

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上記の写真のように指輪の表面に下書きが完成しましたが
これで100パーセントOKという訳では御座いません
まだまだ安心が出来ない繊細な造りなので気が抜けません

エタニティリングはかなり繊細なデザインになるので
彫金作業が進むにつれて微調整が必ず必要になります
下書きは必要ですが下書きに頼り過ぎるのも危険なんです

 

まずは超硬ドリルで穴を開けます

ダイヤモンドの位置を予め下書きで書いてあるので
その印の位置を確認しながらドリルで穴を開けていきます

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ちなみに超硬ドリルは何十種類もあります
0.5ミリの細さから7.0ミリの太さまであり
0.1ミリづつの大きさで約70本揃えてあります

今回のダイヤモンドの大きさの直径が1.6ミリ
ですので0.5ミリから1.5ミリの15本を用意

最初から大きい穴を開けてしまうと修正ができません
ですので小さいドリルで位置の間隔を細かく確認しながら
小さいドリルから少しづつ大きいドリルで開けていきます

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ハーフエタニティリングの表面がこのような工程で
ダイヤのスペースを揃えていくんですが、指輪の表面に
ラインが二カ所あるのが分かると思いますが何の線かと
言いますとダイヤモンドと爪を守る役目のフチになります

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このフチがないエタニティリングも多くありますが、
私としてはこの縁がある事で小さな爪が守られますし
爪が引っかからないので付け心地が良くなりますので
どんなに目立たない細い縁だとしてもお勧めしています

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ダイヤだけ魅せたいので縁ナシが良い!という方も
いらしゃると思いますが断然フチはあった方が良いです

逆にフチがない方が制作の手間が減るので作業としては
早く進みますが、手間をかけてでもフチはお勧めします

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ドリルで0.5ミリから少しづつ大きくしていき
最終的には1.5ミリのドリルで穴を開けて終了
両端の2本のラインのギリギリまで穴を開けます

ダイヤの大きさは1.6ミリなのに何で1.5ミリ?
それは次の作業工程でリューターやらタガネで削って
1.6ミリにピッタリ合わす為に1.5で終了なんです

ダイヤと同じ直径まで開けると、その後の工程で
削って行くのでスカスカの隙間になってしまうからです
ダイヤをピッタリと埋め込む為にも小さ目に開けるんです

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ハーフエタニティリングの彫金・ダイヤのスペースを制作

超硬ドリルの後はリューターや超硬タガネといった
彫金専用の小さい工具でスペースを削り出していきます

小さいヤスリを使って枠を削る場合もありますが、
ハーフエタニティリングとなるとダイヤが小さくて
しかも数が多いので、繊細な作業になる為にヤスリは
基本的にはこの細かい作業では、ほとんど使用しません

DSCN0686

タガネを使った彫り留め・ダイヤを留める爪造り

タガネという工具を使いダイヤを留める爪や枠を整える
為に使う彫刻刀のような工具です。小さくても鋭利です

今回使用するタガネの刃は0.2ミリから始まる3本
小さい爪を作るので小さいタガネが必要なんですね
抜群に切れる代物なので怪我に気をつけながら使います

このタガネの使用方法ですが簡単に説明すると
タガネの上を小さな金槌でトントンとリズムよく叩き削る
いや、削るというよりも彫るという表現の方が正しいですね

DSCN0716

この作業がエタニティリングの制作工程でかなり重要です

タガネの彫金作業でダイヤの周辺が綺麗に見えるかどうか
決まります。ダイヤを留める爪も彫り出して作り上げるし
超がつくほどエタニティリングで重要な作業工程となります。

さて、ハーフエタニティリングの制作記事はここまでです
次回はタガネの彫金作業の続きと最終仕上げとなります!
また作業が進んだら記事の続きをアップしますね(^ω^)

作業工程のつづきを読む

 

どの制作工程も熟練された自信のある職人技です!
ブログやFacebookの制作記事を見て、制作工程に
納得をしてから、私の創る結婚指輪をご購入して頂けると
作り手として嬉しいです!下記のWEBからご購入頂けます
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ハーフエタニティリングを完全手作り~職人が制作した逸品をご紹介」への2件のフィードバック

  1. こんにちは、堀留めを検索したらここへたどり着きました。
    堀留めも、リングになるすべての工程がとても繊細な作業なんだとわかりました。

    最近、25年勤続記念にハートシェイプのリングオーダーしました。
    リングオーダーって40~50万が普通なんでしょうか?

    • コメントを頂きありがとう御座います(^ω^)
      彫り留めは繊細で地道な作業ですが、完成すると
      キラキラと光を放ち、綺麗に魅せる事ができますよね☆

      そしてハートシェイプの指輪が40~50万という事ですが
      石の種類や、石の質や大きさによって価格は幅広くなり
      高いのか安いのか分からないというのが本音ですが、
      信頼のできるジュエリーショップなら大丈夫だと思います(^ω^)

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