エタニティリングの作り方を徹底解説~ダイヤを15個使用したハーフエタニティ

いつもご観覧を頂きありがとう御座います
株式会社ジュエリーコウキの二代目、池田です

エタニティリングの制作工程の続きです

前回の制作風景はこちら→エタニティリング土台制作

前回の記事ではエタニティリングのセンターに
婚約指輪という事で大き目のダイヤが入るので
そこまでのエタニティの制作工程をアップしました

 

今日はセンターのメインである大きいダイヤモンドの
両サイドに小さいメレダイヤモンドを片側7ピース×2
両方合わせて14ピースのダイヤを石留めをします!

大きいダイヤモンドも含めて全部で15ピースになる
ハーフエタニティリングとなりますのでお楽しみに♪

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まずはエタニティリングの小さいダイヤが入る部分の
位置を確定させるために下書きをリング表面に書きます

 

 

この下書きですが、下書きといっても設計図みたいな
ものになるので計算しながら彫って描く下書きなんです
この時点でダイヤの配置、穴を開ける位置、爪の位置、
全てがこの下書きで決定するので微調整をして下書き作業

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下書きという名の設計図をエタニティリングの
表面に描いたら、実際に設計通りに削る彫金作業

ちなみに小さいダイヤの直径は1.6ミリ
全部で小さいメレダイヤは14ピースあるので
ルースが同じ間隔、同じ高さになるように調節します
エタニティリング全体の半分以上にダイヤが埋め込まれます

 

ダイヤをセッティングする為の彫金の開始です

ここからは本当に細かくて小さい作業の連続なので
視力2.0の自慢の肉眼でも厳しいんです(自慢キターw)
まあ・・・高校時代の視力検査ですがw うおいwww

とにかく肉眼では見えない部分も多いので
ヘッドルーペを装着して彫金作業の開始ですよ!

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ダイヤの位置を確認しながら超硬ドリルで穴を開けます
穴を開けながら穴の位置に実際にダイヤモンドを置いて
この間隔と位置で間違いがないか確認しながら削ります

設計図通りに削っていけば基本は大丈夫なのですが
実際にルースを置いて見る事でバランスが分かるし
微妙なズレなどの修正もできるので設計図に頼り過ぎず
自分の目で確かめながらセッティングスペースを作ります

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ドリルで穴を開けたあとは他の工具で削りだします
石留めをする為にはダイヤを抑える爪が必要なので
爪を作っていくのですが、同時にフチなども整えます

繋がったダイヤモンドの周りにフチが出来る事で
ダイヤがまとまり整列してダイヤの道が出来上がります
ダイヤと爪、フチが繋がってある事でキラキラと輝く
天の川のような綺麗なエタニティのラインが出来るんですね

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これが彫り留めという手法です

ダイヤのセッティング作業をご覧頂いておりますが
この一連のダイヤの留め方を「彫り留め」と言います

ドリルで穴を開け、小さいリューターバーを使い分け
刻んでいき小さいリューターバーでも入らない箇所を
さらに極細のタガネという工具で彫刻しなが彫ります

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刃先が0.3ミリ程の極細タガネ
その細い超硬タガネの上を金槌で叩いて彫ります

普通の大きさの金槌だと重くて力が入り過ぎ繊細な
ラインや爪などを作りだす事が難しいので小さくて
短く、やや重い金槌でトントン叩いて彫る彫刻刀ですね。

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ダイヤをセッティングするスペース彫り作業が完了!
小さな工具を使い倒して、このような土台を作るんです

この時にタガネで彫った部分は光沢で光るんですが
ヤスリやリューターバーで削った箇所は光らないので
そこの光っていない部分を丁寧に磨いて全面光らせます

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エタニティリングにダイヤをセッティング

エタニティリングに入るメレダイヤ14ピースを並べ
実際に開けたダイヤのスペースに入れて調節作業の開始

調節というのもダイヤの厚みが完全に全部同じという事が
ある事もあれば、ない事もあります(数が多いほど合わない)

なので一回全部エタニティリングにダイヤを配置してみて
ダイヤの高さが何個かズレていたりしたら穴を深くしたり
してみてダイヤモンドの高さを均一に揃えていくんですね

DSCN0538

いよいよ石留め!ダイヤを埋め込みます

ピンセットでダイヤモンドを掴みスペースに入れて
ダイヤモンドを並べセッティングをしていきます

全部で14ピースのメレダイヤを使用しますが
すべて同じ厚みのダイヤモンドではないので、
予め深さを調節してあるスペースに埋め込んで
ダイヤモンドの高さが均一になるように整えます。

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エタニティリングの全面をノギス(図る道具)と
目視で確認してダイヤモンドが同じ高さになったら
爪を倒してルースを留める石留め作業に突入します!

ミルタガネを使って細い爪を倒していきます
エタニティリングはダイヤが繋がったデザインなので
ダイヤが1つでも外れてしまうと絶対駄目なので慎重に
爪を倒しダイヤに確実に被っているのを確認して進めます

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1つ1つ確認しながら丁寧に留めていくと
写真のように綺麗なダイヤモンドの道が完成!
これこそエタニティリングの醍醐味といえる輝き

エタニティリングの魅力はダイヤが繋がり輝く事
エタニティの意味は「永遠」という意味なので、
ダイヤのように永遠に繋がり輝くようにとの想いですね

画像で説明をさせていただきましたが動画でもご紹介
今回のエタニティリングとは違うデザインなのですが
似たような工程なのでご紹介をさせていただきます(^ω^)

 

エタニティリングの着け心地を良くします

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エタニティリングの石留め作業が完了したら
つけ心地を考えて指輪の内側が平状態なので
指の形に合わせて内側を丸く削って丸くします

そして耐水性の紙ヤスリで擦っていきます
耐水性なので水を含ませると、より効果的に擦れます
鋼のヤスリで出来た小傷を、この作業で消していきます

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目に見える小傷が消えたらシリコンポインターで
紙ヤスリの細かい擦り傷を消す作業になります

茶色い目の粗いシリコンポインターからの~
青い色の目の細かいシリコンポインターで
がっつり磨いて細かい小傷を消して滑らかにします

DSCN0557

次は目に見えないミクロの傷を消します
ヘラ棒という工具で指輪の表面を強く押しながら
磨くという見た目以上に力の必要な最終の磨き作業

アナログ的だな~と思う人も多いと思いますが
ヘラ磨きは本当に大事な作業で、輝きが生きるか
どうかもこのヘラ磨きで決定するくらいの重要作業

この磨き時に、磨きヨレみたいな現象が起こる場合が
あるのでタガネを使って彫り留め部分の角を刻み整えます

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ヘラ磨きでエタニティリングの表面が鏡面になったら
バフ機という最終仕上げの機械で全面を磨けば完成!
とっても魅力的なエタニティリングが完成しましたね

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一般的のエタニティリングは同じ大きさの小さい
ダイヤが繋がって入っている物が圧倒的に多いですが
今回は中心に大きなダイヤを入れた珍しいエタニティリング
婚約指輪のような斬新なエタニティリングをご紹介致しました

 

どの制作工程も熟練された自信のある職人技です!
ブログやFacebookの制作記事を見て、制作工程に
納得をしてから、私の創る結婚指輪をご購入して頂けると
作り手として嬉しいです!下記のWEBからご購入頂けます
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